【全国】中小企業・製造業向け最大15億円!省エネルギー投資促進支援事業の申請ガイド(2025年)

受付終了 省エネ・脱炭素

申請受付は2025年5月1日(木)で終了しました。次回公募は未発表です。

まず確認すること

対象

製造業、サービス業、卸売業、小売業等の中小企業・大企業

もらえる額

最大15億円

対象経費の1/3以内

上限額は補助の上限で、実際の受給額とは異なります。

補助率とは

手続き

申請方法:オンライン申請

実施機関:一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)

本文の「申請から採択、事業完了までの5ステップ」へ

受付の状況

受付終了

申請受付は2025年5月1日(木)で終了しました。次回公募は未発表です。

令和7年度公募開始予定

出典:公募要領(公式) (新しいタブで開きます)

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補助金の基礎データ 公募期間・実施機関・申請方法・公募要領 — 対象と金額は上の「まず確認すること」を参照

詳細解説

省エネルギー投資促進支援事業は、日本の製造業やサービス業におけるエネルギー消費の効率化を強力に後押しする補助金制度です。令和6年度補正予算および令和7年度予算案に基づき、先進的な省エネ設備の導入から建築物のZEB化まで、幅広い投資に対して最大15億円規模の支援が行われます。本記事では、最新の公募状況と次年度に向けた申請のポイントを徹底解説します。

この記事でわかること

  • 令和6年度補正予算における公募の最新状況と4次公募の見通し
  • 令和7年度に向けた省エネ投資促進支援事業の全体像と変更点
  • 設備単位型、エネルギー需要最適化型などの事業区分と補助率
  • 補助金受給時に知っておくべき圧縮記帳等の税務上の特例処置
  • 採択率を向上させるための準備事項と専門家活用のメリット

省エネルギー投資促進支援事業の最新公募状況(2024年-2025年)

【重要】令和6年度補正予算分の公募終了について

令和6年度補正予算『省エネルギー投資促進支援事業費補助金』については、予算を超える非常に多くの申請があったため、3次公募をもって受付を終了しました。公式サイトの発表によれば、現時点で4次公募を実施する予定はないと明記されています。現在検討中の方は、令和7年度の新規事業への準備に切り替える必要があります。

直近の公募スケジュールは以下の通り進行してきました。3次公募の結果も順次公開されており、交付決定案件一覧にて他社の採択事例を確認することが可能です。これは次年度の申請において、どのような設備が採択されやすいかを知るための重要な資料となります。

表が画面に収まらない場合は、横にスクロールして確認できます。
公募回状況主な出来事
1次公募終了交付決定済み
2次公募終了令和7年9月 交付決定発表
3次公募終了令和7年9月24日 締切
4次公募実施なし予算上限に達したため中止

令和7年度に向けた省エネ支援策のパッケージ

経済産業省資源エネルギー庁より『令和6年度補正予算案における省エネ支援策パッケージ』が公表されています。これには令和7年度に本格稼働する以下の事業が含まれており、継続的な投資支援が行われる見通しです。

  • 令和7年度 先進的省エネルギー投資促進支援事業
  • 令和7年度 ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業
  • 令和6年度補正 業務産業用蓄電システム導入支援事業
  • 令和7年度 系統用蓄電池・水電解装置導入支援事業

あわせて確認したい制度

主要な事業区分と補助内容の解説

本補助金は複数の『型』に分かれており、事業者の投資規模や目的に応じて最適なものを選択する必要があります。一般的に活用されることの多い事業区分を解説します。

(Ⅲ) 設備単位型:指定設備の更新に最適

SII(環境共創イニシアチブ)が登録した特定の型番の設備を導入する場合に適用されます。申請手続きが比較的簡素であり、多くの中小企業が利用しています。

  • 対象設備例: 高効率空調、LED照明、産業ヒートポンプ、業務用給湯器、高性能ボイラ、高効率インバータ等
  • 補助率: 1/3以内(設備により上限額が異なる)
  • 特徴: 既設設備からの更新であることが条件となるケースが多い

(Ⅳ) エネルギー需要最適化型:エネマネ事業者との連携

EMS(エネルギーマネジメントシステム)を導入し、エネマネ事業者と協力してエネルギー消費を効率化する取り組みです。単なる設備更新以上の省エネ効果を目指す場合に適しています。

設備単位型 補助上限

1億円

工場・事業場単位 最大

15億円

補助金活用時の税務上のメリット:圧縮記帳について

本補助金は、税制面での優遇措置である『圧縮記帳等』の対象となることが国税庁より回答されています。これは大規模な投資を行う事業者にとって、キャッシュフローを安定させる大きなメリットとなります。

圧縮記帳の仕組みと効果

通常、補助金は『雑収入』として課税対象となりますが、圧縮記帳を適用することで、取得した固定資産の取得価額から補助金相当額を差し引くことができます。これにより、受給した年度の課税を繰り延べることが可能になり、実質的な自己負担額を軽減する効果があります。適用にあたっては、法人税法第42条等に基づき、適切な経理処理が必要です。

申請から採択、事業完了までの5ステップ

省エネ補助金は他の補助金に比べて提出書類が多く、精度の高い省エネ計算が求められます。一般的な申請フローを確認しておきましょう。

1
事前準備と省エネ診断
自社のエネルギー使用状況を把握し、どの設備を更新すべきか特定します。専門家による省エネ診断を受けることで、投資対効果が明確になります。
2
gBizIDプライムのアカウント取得
電子申請にはgBizIDプライムが必須です。取得には数週間かかる場合があるため、公募開始前に完了させておく必要があります。
3
交付申請と書類作成
省エネ計算プログラム等を用い、削減されるエネルギー量を算出します。見積書、図面、カタログ、直近の決算書など多岐にわたる資料を準備します。
4
交付決定と設備導入
審査を経て交付決定通知が届いた後、初めて発注が可能になります。決定前の発注は補助対象外となるため、細心の注意が必要です。
5
実績報告と補助金請求
設置完了後、支払い証憑などを添えて実績報告を行います。事務局による確定検査を経て、補助金が振り込まれます。

採択されやすい申請書の書き方とコツ

単に古い設備を新しくするだけでなく、国の政策目的に合致していることをアピールする必要があります。以下のポイントを意識してください。

審査を有利に進める3つのポイント

  • 投資回収年数の妥当性: 省エネによるコスト削減額と投資額のバランスを明確にし、補助金の必要性を論理的に説明します。
  • 先進性の強調: 業界内で先駆的な取り組みである場合や、高い省エネ率を達成する最新鋭の設備である場合、加点要素となることがあります。
  • 正確な数値算出: SII提供の省エネ計算プログラムを使用し、過去のエネルギー使用実績に基づいた客観的な数値を提示します。

よくある失敗パターンと対策

補助金申請には多くの落とし穴があります。不採択や返還を避けるための対策を講じましょう。

1. 交付決定前の発注・着工

最も多い失敗が、交付決定通知を受ける前に契約や支払いを行ってしまうことです。原則として、補助金は『採択後、事務局から交付決定を受けてから』初めて発注が可能になります。特例で事前着工が認められるケースもありますが、必ず最新の公募要領を確認してください。

2. 補助対象外経費の混入

工事費の中で補助対象となるものと、単なる内装工事など対象外のものが混在している場合、申請書類で明確に分ける必要があります。按分計算が不適切だと、審査が遅延したり、補助金額が大幅に削られたりするリスクがあります。

よくある質問(FAQ)

Q

令和6年度補正予算の4次公募は本当に行われませんか?

はい、公式サイトの発表により、3次公募で予算上限に達したため4次公募の予定はないとされています。現在は令和7年度予算案に基づく新事業(先進的省エネルギー投資促進支援事業など)への準備が推奨されます。

Q

中古設備を導入する場合も補助対象になりますか?

原則として中古設備は補助対象外です。新品であり、かつSIIに登録された一定の省エネ基準を満たす設備である必要があります。

Q

エネマネ事業者とは何ですか?必ず活用しなければなりませんか?

エネマネ事業者は、省エネ診断や管理システムの導入・運用を支援する専門企業です。(Ⅳ)エネルギー需要最適化型で申請する場合は連携が必須ですが、(Ⅲ)設備単位型の場合は必須ではありません。

Q

省エネ補助金と他の補助金(IT導入補助金など)は併用できますか?

同一の設備に対して重複して補助金を受けることはできません。ただし、別の目的(ITツール導入など)で異なる補助金を活用することは可能です。

Q

個人事業主でも申請可能ですか?

はい、確定申告を行っている個人事業主で、事業実態があれば対象となる可能性があります。ただし、居住用スペースとの按分など細かな条件があるため注意が必要です。

省エネルギー投資促進支援事業は、企業のコスト削減と競争力強化、そして地球温暖化対策を一気に進める絶好の機会です。令和6年度補正予算の公募は終了しましたが、令和7年度に向けて今から省エネ診断の受診や設備の比較検討を開始することが、次回の採択を勝ち取るための近道となります。最新情報は常に公式サイトを確認し、万全の態勢で準備を進めましょう。

補助金申請の無料診断・コンサルティングのご案内

専門家による採択可能性の判定や、面倒な省エネ計算・書類作成の代行に関するお問い合わせはこちらから。

免責事項: 本記事の情報は作成時点(2024年後半)のものです。補助金の内容やスケジュールは予算成立状況等により変更される場合があります。申請にあたっては、必ず執行団体(SII等)の公式サイトで最新の公募要領を確認し、必要に応じて税理士等の専門家へご相談ください。

対象者・対象事業

対象地域(全国)

目的
省エネ・脱炭素
対象地域
全国
対象者
製造業、サービス業、卸売業、小売業等の中小企業・大企業
補助上限
最大15億円
申請の手間
ふつう(4段階中2)

詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。

補助金の概要

補助対象経費 高効率空調、LED照明、ボイラ、インバータ等の設備費、設計費、工事費 詳細を見る ›
公募期間 2025年5月1日締切(予定)
実施機関一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)
主要スケジュール
  1. 申請受付締切2025年5月1日
申請手順と注意点 ›
申請方法 オンライン申請
必要書類 gBizIDプライム、省エネ計算書、直近の決算書、見積書、設備図面、カタログ 詳細を見る ›
公募要領

後継制度・次回公募

現時点で後継制度は確認できていません。

同じ目的で使える制度を探す ›

SUMMARY

この補助金のまとめ

  • 補助上限:最大15億円
  • 実施機関:一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)
  • 申請方法:オンライン申請

編集・監修: (中小企業診断士)

一次情報を確認する編集体制(編集方針・検証方法 | 掲載情報について連絡する)

公開日: 記事更新日: 出典: 一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII) (新しいタブで開きます)

本記事は一般的な情報提供を目的としています。補助額・対象要件・募集状況は変更される場合があるため、申請前に必ず各実施機関の公募要領・公式情報をご確認ください。