学校給食費無償化2026|小学校と中学校はいつから・自治体別一覧

制度解説 子育て・教育

この制度の基本情報

この記事は制度の解説です。申請の受付はこのページからはできません。

対象

給食を実施している公立小学校・義務教育学校前期課程・特別支援学校小学部に在籍する児童の保護者(所得制限なし・申請不要)。

私立小学校・公立中学校・高等学校は国の交付金の対象外で、自治体独自の支援の有無によります。

本文で確認

手続き

確認主体:文部科学省 総合教育政策局健康教育・食育課

制度の状況

制度の解説(申請の受付はありません)

令和8年(2026年)4月から実施中。保護者の申請手続きは原則不要で、申請期限はありません。

制度の基礎データ 公募期間・実施機関・申請方法・根拠資料 — 対象と金額は上の「この制度の基本情報」を参照

給食を実施している公立小学校・義務教育学校前期課程・特別支援学校小学部に在籍する児童の保…

対象地域
全国
対象者
給食を実施している公立小学校・義務教育学校前期課程・特別…
確認した過去制度の金額
—
確認する時期
令和8年(2026年)4月から実施中。保護者の申請手続きは原則不要で、申請期限はありません。
確認主体
文部科学省 総合教育政策局健康教育・食育課
情報の確認方法
一次情報・公式発表を確認
  • 確認主体:文部科学省 総合教育政策局健康教育・食育課

詳細解説

最終更新:2026年9月5日/令和8年度(2026年度)版・一次情報の確認日 2026年9月5日

本記事にはプロモーションを含みます。

令和8年(2026年)4月から、公立小学校の給食にかかる食材費を国と都道府県が負担する「学校給食費の抜本的な負担軽減」が始まりました。基準額は完全給食で児童1人あたり月5,200円・年間11か月分、所得制限はなく、保護者の手続きは原則不要です。一方で、この記事に「中学校はいつから?」「自分の市はどうなのか」で来る読者が多いことを踏まえ、中学校が国の対象外である理由と、自治体が独自に上乗せしているかどうかで結論が変わる仕組みを、文部科学省の原文と各自治体の公式ページから確認できる形にまとめました。都道府県別の給食費データと自治体別の実施状況一覧まで載せています。

この記事の結論(5つ)

  1. 公立小学校は令和8年(2026年)4月から開始済み。保護者の申請は原則不要で、所得制限もありません
  2. 国の基準額は完全給食で月5,200円(特別支援学校小学部は6,200円)。年間は11か月分です
  3. 中学校は国の交付金の対象外。文部科学省・総務省・財務省の合意文書では「課題の整理を行った上で検討」とされ、開始時期は決まっていません
  4. 基準額を超える食材費は学校給食法に基づき保護者から徴収可能。自己負担が残るかどうかは市町村しだいです
  5. 基準額5,200円は令和5年度調査の平均4,688円をもとに設定された額ですが、最新の令和7年度調査では小学校の全国平均が5,196円まで上がり、24都道府県で県平均が基準額を超えています
5,200円完全給食・小学校の月額基準額
5,196円令和7年度調査の全国平均(小学校)
24都道府県県平均が基準額を超える数

給食費の無償化は、自分の市でいつから始まる?

公立小学校は令和8年(2026年)4月から全国で始まっています。文部科学省は「令和8年(2026年)4月から開始します」と明記しており、開始時期に市町村ごとの差はありません(文部科学省「学校給食費の抜本的な負担軽減」(新しいタブで開きます))。ただし「無償になるか」は市町村で分かれます——国が負担するのは月5,200円までで、それを超える食材費は学校給食法に基づき引き続き保護者から徴収できるためです。

3行でわかる開始時期

  • 公立小学校:令和8年(2026年)4月から全国で開始済み。申請不要・所得制限なし
  • 公立中学校:国の制度はなし。自治体が独自に実施していれば無償
  • 私立小学校:国の交付金の対象外。市区町村の給付金の有無を確認

あなたの家庭が国の制度の対象かどうか、また給食費以外にどんな支援が使えるかは、3分の無料診断で対象になる制度をまとめて確認するのが早道です。中学生のきょうだいがいる場合は、あわせて第3子以降の給食費無償化がいつから使えるかを整理した記事を、多子世帯であれば羽曳野市のように多子世帯へ給食費を助成している自治体の例も確認してください。

図解:給食費の無償化は、自分の市でいつから始まる?

いくら軽くなる?国が示した基準額5,200円と算定式

支援は保護者に現金で配られるのではなく、市町村が給食の食材を買うための経費を国と都道府県が支える仕組みです。国の負担は2分の1で、残りの2分の1は都道府県が負担します。保護者の口座に振り込まれる給食費相当額の補助金や給食を食べられない児童向けの補助とは、お金の流れ方がまったく違う点に注意してください。

給食費負担軽減交付金が国から都道府県、市町村を経て給食の食材費に届く流れと、基準額5,200円を超えた部分が保護者負担として残る構造を示した図
交付金のお金の流れと、保護者負担が残る場所(令和8年度・2026年9月5日時点)図:補助金図鑑 編集部作成/出典:文部科学省「令和8年度当初予算」ほか
表が画面に収まらない場合は、横にスクロールして確認できます。
給食の実施内容小学校・義務教育学校前期課程特別支援学校小学部根拠資料
完全給食(パン又は米飯等+ミルク+おかず)月5,200円月6,200円文科省 令和8年度当初予算 P53(新しいタブで開きます)
補食給食(ミルク+おかず)月4,800円月5,800円同上(新しいタブで開きます)
ミルク給食(ミルクのみ)月1,200円月1,200円文科省「学校給食費の抜本的な負担軽減」(新しいタブで開きます)
国費の支援額(算定式)給食実施校の在籍児童数 × 基準額 × 11か月 × 1/2文科省 令和8年度当初予算 P53(新しいタブで開きます)

基準額5,200円という数字の出どころも公表されています。三党合意の文書には、令和5年の実態調査における平均額に近年の物価動向を加味して設定したという趣旨の記載があり、令和8年度予算資料ではその平均額が小学校で4,688円だったと明示されています。つまり5,200円は「全国平均に約1割の物価分を上乗せした額」という設計です。1人あたりの年間の軽減額は、完全給食の小学校で5,200円×11か月=57,200円になります。

ただし、その「上乗せ分」はすでに物価に追いつかれています。基準額の根拠になったのは令和5年度の調査ですが、その後に公表された令和7年度 学校給食実施状況等調査 第1表(令和7年5月1日現在・PDF)(新しいタブで開きます)では、公立小学校の給食費平均月額が5,196円、対前年度調査からの上昇率が11.6%と示されています。基準額5,200円と最新の全国平均5,196円の差は、わずか4円です。詳しくは後半の「あなたの都道府県は基準額を超えている?」で都道府県別に確認できます。

完全給食の小学校5,200円・特別支援学校小学部6,200円・ミルク給食1,200円という月額基準額と年間換算額57,200円・68,200円・13,200円の棒グラフに、令和7年度調査の全国平均5,196円を赤い破線で重ね、基準額との差が4円しかないことを示した図
実施内容別の基準額・年間の軽減額と、令和7年度調査で実際にかかっている食材費の全国平均(小学校)図:補助金図鑑 編集部作成/出典:文部科学省「令和8年度当初予算」P53、同「令和7年度 学校給食実施状況等調査」第1表(令和7年5月1日現在)
親保護者

4月から引落額はゼロになると思っていたのに、3,000円ほど引き落とされました。手続きを忘れていたのでしょうか。

解解説

手続きの問題ではありません。国が負担するのは基準額の5,200円までで、学校が集めている食材費がそれを超えていれば、超過分は引き続き徴収できる決まりです。徴収が続いているのは制度の想定どおりで、超過分を市町村が自腹で肩代わりしているかどうかの差です。

あなたの子どもは国の制度の対象になる?

国の交付金の対象は給食を実施している公立小学校・義務教育学校前期課程・特別支援学校小学部に限られます。私立小学校・公立中学校・高等学校は対象外です。対象外だった場合の受け皿としては、私立校通学やアレルギーで無償化の対象外になる家庭向けの給食費相当額給付金、弁当持参の家庭を支援する学校給食代替費補助金、学用品費や給食費を補助する特別支援教育就学奨励費があります。まずは3つの条件をすべて満たすかどうかで判定してください。

判定が「対象」でも、それは基準額5,200円までが国と都道府県の負担になるという意味で、請求が0円になることを保証するものではありません。実際に0円になるかどうかは、次のセクションの自治体別一覧で確認してください。

同じ時期に押さえておきたい子育て・教育の支援制度

給食費は毎年の教育費のごく一部です。令和8年度は高校授業料の支援や児童手当まわりの改正も重なっているため、家計への影響は制度をまとめて見たほうが正確につかめます。

確認対象・制度の位置づけ

対象地域(全国)

目的
子育て・教育
対象地域
全国
対象者
給食を実施している公立小学校・義務教育学校前期課程・特別支援学校小学部に在籍する児童の保護者(所得制限なし・申請不要)。私立小学校・公立中学校・高等学校は国の交付金の対象外で、自治体独自の支援の有無によります。
確認した過去制度の金額
—

対象年度と制度の状態は一次情報をご確認ください。

ほかにも羽村市のアレルギー対応給食代替費補助金や船橋市の子育て支援(近居10万円・医療費・給食費)、東京都の私立高等学校等授業料軽減助成金、チャイルドシート補助金の自治体一覧など、住んでいる地域で使える制度は年度ごとに入れ替わります。3分で対象の制度を診断する

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あなたの都道府県は基準額を超えている?47都道府県データ

令和7年度調査(令和7年5月1日現在)では、24都道府県で公立小学校の給食費の平均月額が国の基準額5,200円を超えています。小学校の全国平均は5,196円で、基準額との差はわずか4円です(文部科学省「令和7年度 学校給食実施状況等調査」第1表・第2表(PDF)(新しいタブで開きます))。市町村単位の一覧は国から公表されていないため、補助金図鑑 編集部が同調査の第2表から47都道府県すべての平均月額と給食実施回数を転記し、基準額5,200円と突き合わせました。

ここが、この制度でいちばん見落とされている点です。基準額5,200円は令和5年度調査の平均4,688円に物価動向を加味して設定された額でした(令和8年度当初予算 P53(新しいタブで開きます))。ところが最新の令和7年度調査では平均が5,196円へ上がり、文部科学省自身が対前年度調査比+11.6%と示しています。基準額に織り込まれていたはずの「平均+物価上乗せ」の余裕は、制度が始まる令和8年4月を待たずにほぼ消えていた——これが、全国一律で始まったはずの制度で自己負担の有無が分かれる理由です。

5,196円令和7年度・小学校の全国平均(基準額との差は4円)
+11.6%令和5年度調査からの上昇率(小学校)
24/47県平均が基準額5,200円を超える都道府県

「平均が高い県=給食費が高すぎる県」ではありません

第2表には次の注記が付いています。「各都道府県ごとの平均額に高低があるが、これは、各都道府県により給食内容や年間実施回数が異なるためであり、これを単純に比べることはできない。」実際、年間の給食実施回数は最少173回(岩手県)から最多199回(長野県・岐阜県)まで26回の開きがあり、回数が多い県ほど月額も上がります。下の表には実施回数も併記しているので、金額の高低だけで良し悪しを判断しないでください。

まず、いま学校に払っている額を入れて、令和8年度に自分の家庭へ残る自己負担がいくらになるかを出してみてください。基準額を下回っていれば0円、上回っていればその差額×11か月分が残ります。

47都道府県の公立小学校の給食食材費の平均月額を高い順に並べ、国の基準額5,200円を超える24都道府県を赤、下回る23府県を青で示した横棒グラフ。県名の横には年間の給食実施回数も表示している
都道府県別 公立小学校の給食食材費の平均月額と基準額5,200円(令和7年5月1日現在・補助金図鑑 編集部が集計)出典:文部科学省「令和7年度 学校給食実施状況等調査」第2表 都道府県別学校給食費平均月額(令和7年5月1日現在)
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集計項目数値意味根拠資料
小学校の全国平均(令和7年度)5,196円基準額5,200円との差はわずか4円。平均並みの学校でもぎりぎり同調査 第1表(新しいタブで開きます)
令和5年度調査からの上昇率(小学校)+11.6%2年で1割超。基準額に上乗せした物価分を食材費の上昇が追い越した同調査 第1表(新しいタブで開きます)
基準額の根拠になった平均(令和5年度)4,688円この平均に物価動向を加味して5,200円が設定された(令和7年度調査の参考欄では令和5年を4,655円としており、集計基準の違いで33円の差がある)令和8年度当初予算 P53(新しいタブで開きます)
県平均が5,200円超の都道府県(小学校)24都道府県47のうち半数超。自己負担が残りやすい編集部集計(同調査 第2表)
47都道府県の単純平均(小学校)5,248円公式の全国平均5,196円は学校数による加重平均。単純平均はそれより52円高い編集部集計(同調査 第2表)
中学校の全国平均(令和7年度)6,013円仮に中学校へ小学校と同じ5,200円を当てはめると平均で813円足りない同調査 第1表(新しいタブで開きます)
県平均が5,200円超の都道府県(中学校)47都道府県中学校は全都道府県で小学校の基準額を超えている編集部集計(同調査 第2表)
最高と最低の差(小学校)1,391円新潟県6,069円と愛媛県4,678円の差。約1.30倍編集部集計(同調査 第2表)

以下は令和7年度 学校給食実施状況等調査 第2表 都道府県別学校給食費平均月額(令和7年5月1日現在・PDF)(新しいタブで開きます)から編集部が転記した47都道府県すべての数値です。差がプラスの都道府県は、県の平均で見ると基準額を超えており、市町村が独自に肩代わりしていなければ自己負担が残ります。実施回数の列も必ずセットで見てください。

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都道府県小学校の平均月額小学校の実施回数基準額5,200円との差中学校の平均月額中学校の実施回数
北海道5,358円195回+158円6,238円192回
青森県5,718円194回+518円6,455円193回
岩手県5,065円173回−135円5,777円171回
宮城県5,518円182回+318円6,324円175回
秋田県5,768円193回+568円6,519円192回
山形県5,758円194回+558円6,473円189回
福島県5,959円183回+759円6,618円179回
茨城県4,874円195回−326円5,386円194回
栃木県5,317円197回+117円6,184円196回
群馬県4,815円196回−385円5,672円196回
埼玉県4,884円185回−316円5,765円183回
千葉県5,059円188回−141円5,990円186回
東京都5,643円191回+443円6,724円186回
神奈川県4,682円187回−518円5,414円178回
新潟県6,069円194回+869円7,118円195回
富山県5,862円196回+662円6,852円197回
石川県5,643円196回+443円6,661円196回
福井県5,426円192回+226円6,242円191回
山梨県5,426円193回+226円6,280円191回
長野県5,686円199回+486円6,613円199回
岐阜県5,155円199回−45円5,938円199回
静岡県4,828円182回−372円5,761円182回
愛知県4,931円187回−269円5,786円182回
三重県4,767円187回−433円5,231円185回
滋賀県4,697円188回−503円5,267円185回
京都府5,026円192回−174円5,525円180回
大阪府4,893円193回−307円5,751円183回
兵庫県5,082円187回−118円5,801円182回
奈良県5,136円185回−64円5,583円177回
和歌山県5,151円192回−49円5,646円187回
鳥取県5,400円192回+200円6,095円187回
島根県5,375円195回+175円6,238円196回
岡山県5,675円194回+475円6,514円191回
広島県5,427円198回+227円6,188円192回
山口県5,263円194回+63円5,925円190回
徳島県5,568円194回+368円6,153円192回
香川県4,983円192回−217円5,491円181回
愛媛県4,678円189回−522円5,362円183回
高知県5,297円194回+97円5,801円191回
福岡県4,738円190回−462円5,626円190回
佐賀県4,933円190回−267円5,632円190回
長崎県4,939円190回−261円5,891円187回
熊本県5,218円192回+18円6,037円190回
大分県5,001円197回−199円5,547円196回
宮崎県5,400円198回+200円6,248円197回
鹿児島県5,400円194回+200円6,279円193回
沖縄県5,160円196回−40円5,807円197回
全国平均5,196円191回−4円6,013円187回

出典:文部科学省「令和7年度 学校給食実施状況等調査」第1表・第2表(令和7年5月1日現在)。調査対象は完全給食を実施する公立学校で、給食費月額は年間所要額を11か月で除し、都道府県別の学校数を基に加重平均した数値です。「全国平均」の行は第1表の値です(2026年9月5日確認)。

注意点として、これは都道府県の平均です。平均が基準額を下回る23府県でも、給食の回数が多い市町村や食材にこだわる市町村では5,200円を超えることがあります。逆に平均が基準額を超える24都道府県でも、市町村が超過分を肩代わりしていれば請求は0円です。最終的な判断は学校からの通知額で行ってください。上の計算機に学校からの通知額を入れ直すと、より実態に近い自己負担額が出ます。

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中学校の給食費はいつから無償になる?自治体別の実施状況

中学校について、国は開始時期を示していません。文部科学省・総務省・財務省の合意文書には、各制度・事業の開始後に地方団体を交えて検証したうえで、中学校給食についても小中学校の給食実施状況の違い等も含めた課題の整理を行った上で検討する、という趣旨の記載があるだけです(三党合意に基づくいわゆる教育無償化に向けた対応について/令和7年12月19日(新しいタブで開きます))。つまり中学生の給食費が無償かどうかは、いまのところ完全に自治体しだいです。

金額の面でも、中学校を国の制度に入れるハードルは小学校より高くなっています。令和7年度調査では中学校の給食費の全国平均が6,013円で、小学校と同じ5,200円を当てはめても平均で813円足りません。しかも47都道府県すべてで県平均が5,200円を超えており、特別支援学校小学部向けの基準額6,200円を当てはめても17都道府県(北海・青森・宮城・秋田・山形・福島など)が上回ります(令和7年度 学校給食実施状況等調査 第1表・第2表(新しいタブで開きます))。合意文書にある「小中学校の給食実施状況の違い」は、この金額差のことでもあります。

そこで、公式ページで確認できた自治体の対応を一覧にしました。「小学校の超過分まで無償にしているか」と「中学校をどうしているか」は別々に見るのがポイントです。

表が画面に収まらない場合は、横にスクロールして確認できます。
自治体小学校(国の基準額を超える分)中学校開始時期確認日根拠資料
青森県(全市町村)県交付金を活用し無償化無償化令和6年10月2026-09-05青森県 こどもみらい課(新しいタブで開きます)
北海道札幌市市が負担し「実質無償」(令和8年度限りの取組)据え置き(保護者負担328円/食)令和8年4月2026-09-05札幌市の学校給食費(新しいタブで開きます)
宮城県仙台市不足分を市が負担し完全無償化公式ページに記載なし令和8年4月1日2026-09-05仙台市教育委員会(新しいタブで開きます)
埼玉県さいたま市交付金の超過分を市が支援し無償化物価高分の支援のみ(無償化ではない)令和8年4月2026-09-05さいたま市 学校給食の取組(新しいタブで開きます)
千葉県千葉市保護者負担を求めない第3子以降のみ減免(申請が必要)令和8年度2026-09-05千葉市 第3子以降の給食費無償化(新しいタブで開きます)
東京都千代田区区が全額補助(保護者負担0円)区が全額補助(保護者負担0円)令和5年11月分2026-09-05千代田区 学校給食(新しいタブで開きます)
東京都葛飾区区が完全無償化区が完全無償化令和5年4月2026-09-05葛飾区 学校給食費(新しいタブで開きます)
神奈川県横浜市基準額の超過分に市独自補助(保護者負担0円)330円/食(物価高騰分のみ市が補助)令和8年度2026-09-05横浜市 学校給食費(新しいタブで開きます)
大阪府大阪市全員全額無償全員全額無償令和5年4月2026-09-05大阪市教育委員会(新しいタブで開きます)
熊本県熊本市令和8年4月から完全無償化独自の無償化は実施せず、物価高騰支援を継続令和8年4月2026-09-05熊本市長 提案理由説明(新しいタブで開きます)
沖縄県(県の施策)県ページに記載なし給食費の2分の1相当額を県が支援令和7年4月2026-09-05沖縄県 学校給食費無償化に向けた取り組み(新しいタブで開きます)
沖縄県うるま市市の学校給食ページに記載なし市独自の無償化の記載なし(沖縄県の2分の1支援の対象地域)記載なし2026-09-05うるま市 学校給食(新しいタブで開きます)

この表から読み取れることは3つあります。第一に、小学校の超過分まで市が肩代わりしている自治体が多いこと(仙台市・さいたま市・横浜市・熊本市・札幌市)。第二に、中学校まで無償なのは、国の制度が始まる前から独自にやっていた自治体に偏っていること(青森県・千代田区・葛飾区・大阪市)。第三に、札幌市のように「令和8年度限り」と期限を明示している自治体があることです。来年度も同じとは限らないため、年度替わりには学校からの通知を必ず確認してください。

うるま市など、公式に記載がない自治体の読み方

うるま市の学校給食のページには、2026年9月5日時点で市独自の無償化に関する記載がありません。「記載がない=制度がない」と断定はできませんが、少なくとも市が広報している独自制度は確認できない状態です。沖縄県は令和7年4月から中学生の給食費の2分の1相当額を支援すると公表しており、うるま市の中学生もその対象地域に含まれます。確実なところは、通っている学校か市の学校給食担当(うるま市は学校生活応援課)に直接確認するのが早いです。

中学校の給食費はいつから無償になる?自治体別の実施状況を整理した図解

制度を誤解しやすい5つのポイント

つまずきやすい5点

  1. 「完全無償」ではない——基準額を超える分は学校給食法に基づき徴収が可能です
  2. 12か月分ではない——支援は年間11か月分です。年額は5,200円×11=57,200円
  3. 私立小学校は対象外——国の交付金は公立が対象。私立は自治体独自の給付金を探すことになります
  4. 給食を食べない児童の扱いは自治体判断——非喫食者の取扱いは学校設置者に委ねられています
  5. 生活保護・就学援助を受けている場合は現行制度が優先——二重にもらえるわけではありません
親保護者

子どもがアレルギーで給食を食べられず、毎日弁当を持たせています。この場合も何かもらえますか。

解解説

国の交付金は市町村が食材を買う経費への支援なので、給食を食べない児童に直接お金が出るわけではありません。ただし、文部科学省も重度のアレルギーなどで給食を食べられない児童への支援を行う自治体があると案内しており、その場合は個別の手続きが必要です。弁当代の補助や給食費相当額の給付を用意している自治体は実際にあるので、学校を通じて確認してください。

親保護者

来年度以降もこの制度は続きますか。基準額の5,200円は上がりますか。

解解説

三党合意の文書には、毎年給食費に関する調査を実施したうえで、実施状況や物価動向等を踏まえて適切な額を設定するという趣旨の記載があります。つまり基準額は毎年見直される前提です。恒久的に実施するには恒久的かつ安定的な財源が必要だとも書かれており、財源確保は令和9年度の予算編成・税制改正に向けた課題として残っています。

「無償化」ではなく「負担軽減」に名前が変わっています

文部科学省は、従来「いわゆる給食無償化」と呼ばれていたこの取組の名称を「学校給食費の抜本的な負担軽減」に改めました。同省のページには、制度趣旨をより的確に表現できるよう表記を変更した旨が記載されています。完全無償を想起させる表現が、自治体の財政負担増や給食の質の低下を招く懸念があったためです(三党合意「学校給食費の抜本的な負担軽減(いわゆる給食無償化)について」令和7年12月18日(新しいタブで開きます))。検索するときに「無償化」で出てくる記事が古い前提のままのことがあるので、名称の違いは押さえておいてください。

令和8年4月に保護者が確認しておくこと

保護者の申請は原則不要ですが、実際にいくら引き落とされるかは学校からの通知でしか分かりません。次の項目を1つずつ確認してください。

用意しておく書類(チェックはこの端末にだけ保存されます)

よくある質問

Q1.給食費の無償化はいつから始まりましたか。

公立小学校は令和8年(2026年)4月から始まっています。文部科学省が「令和8年(2026年)4月から開始します」と公表しており、開始時期に自治体差はありません。ただし基準額を超える食材費は引き続き徴収できるため、実際に無償になるかは市町村によって異なります。

Q2.中学校の給食費はいつから無償になりますか。

国は開始時期を示していません。文部科学省・総務省・財務省の合意文書では、制度開始後に検証を行ったうえで、中学校給食についても課題の整理を行った上で検討するとされています。現時点で中学生の給食費が無償になるかは、青森県・千代田区・葛飾区・大阪市のように自治体が独自に実施しているかどうかで決まります。

Q3.申請は必要ですか。所得制限はありますか。

保護者の手続きは原則不要で、所得制限もありません。個人に給食費を給付する仕組みではなく、市町村が食材を買う経費を国と都道府県が支援する仕組みだからです。ただし重度のアレルギーなどで給食を食べられない児童への支援を行う自治体では、その支援を受けるために個別の手続きが必要になります。

Q4.4月以降も給食費が引き落とされています。おかしいのでしょうか。

制度どおりの動きである可能性が高いです。国が負担するのは完全給食で月5,200円までで、学校が集めている食材費がそれを超えていれば超過分は保護者負担のまま残ります。編集部の集計では、令和7年度調査(令和7年5月1日現在)の都道府県平均で見て24都道府県が基準額を上回っており、小学校の全国平均5,196円も基準額5,200円との差は4円しかありません。金額に疑問があれば学校の給食担当に確認してください。

Q5.私立小学校に通っている場合は対象になりますか。

国の交付金の対象は公立小学校・義務教育学校前期課程・特別支援学校小学部に限られるため、私立小学校は対象外です。ただし自治体によっては私立校に通う児童向けに給食費相当額の給付金を用意している例があるので、お住まいの市区町村に確認してください。

出典

本記事の都道府県別データは、上記の令和7年度 学校給食実施状況等調査 第2表(令和7年5月1日現在)をもとに補助金図鑑 編集部が集計したものです。基準額5,200円の設定根拠として引用している令和5年度調査の平均4,688円は、文部科学省「令和8年度当初予算」P53の記載によります。制度は年度ごとに見直されるため、最新の取扱いは通学先の学校を設置する市町村にご確認ください。

制度情報の確認

要点

制度の事実確認まとめ

過去制度と現在の状態を分けて確認してください。

対象地域
全国
対象者
給食を実施している公立小学校・義務教育学校前…
確認した過去制度の金額
—
確認する時期
令和8年(2026年)4月から実施中。保護者の申請手続きは原則不要で、申請期限はありません。
確認主体
文部科学省 総合教育政策局健康教育・食育課
主要スケジュール
確認した現況令和8年(2026年)4月から実施中。保護者の申請手続きは原則不要で、申請期限はありません。
申請手順と注意点 ›
  • 確認主体:文部科学省 総合教育政策局健康教育・食育課
POINT!

この補助金のポイント

  • 確認主体:文部科学省 総合教育政策局健康教育・食育課
確認する時期 令和8年(2026年)4月から実施中。保護者の申請手続きは原則不要で、申請期限はありません。
確認主体文部科学省 総合教育政策局健康教育・食育課
主要スケジュール
  1. 確認した現況令和8年(2026年)4月から実施中。保護者の申請手続きは原則不要で、申請期限はありません。
申請手順と注意点 ›

次に確認する情報

同じ対象・地域・目的に合う制度は、ここでは確認できません。条件を変えて探すか、この制度の公式情報でご確認ください。

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SUMMARY

この記事の要点

  • 確認主体:文部科学省 総合教育政策局健康教育・食育課

編集・監修: (中小企業診断士)

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本記事は公表資料の確認結果を整理したものです。新制度の決定を示すものではないため、最新の一次情報をご確認ください。