【令和7年度最新】人材確保等支援助成金(テレワークコース)を完全解説!申請方法から要件まで
申請受付は2026年3月31日(火)で終了しました。次回公募は未発表です。
まず確認すること
- 対象
テレワークを新規で導入する、または実施を拡大する中小企業事業主(雇用保険適用事業所であること)
- もらえる額
最大35万円(制度導入20万円+目標達成10万円+賃上げ加算5万円)
定額助成のため、補助率の概念はありません。制度導入助成20万円、目標達成助成10万円(賃金要件を満たす場合は15万円)が支給されます。
上限額は補助の上限で、実際の受給額とは異なります。
- 手続き
申請方法:オンライン・郵送併用
実施機関:厚生労働省
- 受付の状況
受付終了
申請受付は2026年3月31日(火)で終了しました。次回公募は未発表です。
予算の範囲内で随時受付(詳細は管轄の労働局にご確認ください)
補助金の基礎データ 公募期間・実施機関・申請方法・公募要領 — 対象と金額は上の「まず確認すること」を参照
テレワークを新規で導入する、または実施を拡大する中小企業事業主(雇用保険適用事業所である…
- 対象地域
- 全国
- 対象者
- テレワークを新規で導入する、または実施を拡大する中小企業…
- 補助上限
- 最大35万円(制度導入20万円+目標達成10万円+賃上げ加算5万円)
- 補助率・給付条件 補助率とは
- 定額助成のため、補助率の概念はありません。制度導入助成20万円、目標達成助成10万円(賃金要件を満たす場合は15万円)が支給されます。
- 公募期間
- 2026年3月31日締切(予定)
- 実施機関
- 厚生労働省
- 申請方法
- オンライン・郵送併用
- 必要書類
- 支給申請書、事業所確認票、テレワーク実施状況報告書、…
詳細解説
この記事の信頼性 監修:補助金インサイト編集部(中小企業診断士・行政書士監修) 最終更新:2025年4月1日 情報源:厚生労働省 人材確保等支援助成金(テレワークコース)公募要領(令和7年度版) |
基本情報サマリー | |
| 制度名 | 人材確保等支援助成金(テレワークコース) |
| 最大補助額 | 最大35万円(定額) |
| 助成内容 | 機器導入助成なし(取り組みに対する定額支給) |
| 対象者 | テレワークを新規導入・実施拡大する中小企業 |
| 主な対象経費 | 就業規則作成、研修、コンサルティング等 |
| 審査難易度 | 中(要件管理が複雑) |
この助成金を30秒で理解
「優秀な人材を確保したいが、採用競争が激化して困っている」「従業員の定着率を改善し、離職を防ぎたい」「柔軟な働き方を導入したいが、コストや手間が心配だ」……。このようなお悩みをお持ちの中小企業経営者様・人事担当者様は多いのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、その課題は厚生労働省の「人材確保等支援助成金(テレワークコース)」が解決の一助となります。
この助成金は、テレワークを新たに導入したり、既存の制度を拡大したりする中小企業を支援するための制度です。最大35万円が返済不要で支給されるだけでなく、令和7年度からは事前の計画認定が廃止され、大幅に利用しやすくなりました。
助成金ハイライト
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この記事では、「自社が対象になるのか?」「具体的にいくら貰えるのか?」「どのような手順で申請すれば良いのか?」といった全ての疑問を、専門家の視点で網羅的に解説します。人材確保と働き方改革を同時に実現するため、ぜひ最後までお読みください。
対象者の条件
本助成金の対象となるのは、雇用保険適用事業所の事業主である「中小企業」です。具体的には、以下の表のいずれかの条件(資本金または労働者数)を満たす企業が対象となります。
| 業種 | 資本金・出資総額 | 常時使用する労働者数 |
|---|---|---|
| 小売業(飲食店含む) | 5,000万円以下 | 50人以下 |
| サービス業 | 5,000万円以下 | 100人以下 |
| 卸売業 | 1億円以下 | 100人以下 |
| その他の業種 (製造業、建設業、運輸業など) | 3億円以下 | 300人以下 |
対象となる事業主のタイプ
本助成金は、以下の2つのパターンのいずれかに該当する場合に申請可能です。
対象パターン 1. 新規導入事業主 これまでテレワークを試行的に導入している、または全く実施していない事業主で、新たにテレワーク規定を整備し実施する場合。 2. 実施拡大事業主 |
対象外となるケース(不採択事例)
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補助金額と計算方法
人材確保等支援助成金(テレワークコース)は、かかった経費の一部を補填するのではなく、要件を満たした取り組みに対して定額が支給される仕組みです。支給は「制度導入助成」と「目標達成助成」の2段階に分かれています。
| 1. 制度導入助成 | 20万円 テレワーク実施計画に沿った取り組みを実施し、評価期間内に実際にテレワークを行った場合に支給。 |
|---|---|
| 2. 目標達成助成 | 10万円または15万円 制度導入から1年経過後、離職率低下などの目標を達成した場合に支給。 ※賃金要件を満たせば15万円に増額。 |
| 合計受給額 | 最大 35万円 |
賃金要件による加算について
目標達成助成において、対象労働者の賃金を5%以上引き上げた場合、支給額が10万円から15万円にアップします。
- 対象となる賃金は「毎月決まって支払われる賃金(基本給、役職手当など)」です。
- 賞与(ボーナス)、残業代、休日手当などは含まれません。
- 賃上げは国の重要政策であるため、この要件を満たすことは審査官へのアピールポイントとしても有効です。
対象経費(対象となる取り組み)
非常に重要な点ですが、この助成金は「パソコンを買うお金」をもらうものではありません。「テレワークを導入・定着させるための取り組み」を実施することに対して支払われます。
支給要件として、以下のリストにある取り組みを複数実施する必要があります。
| 就業規則の作成・変更:テレワーク勤務規程を新規作成、または既存規則に追記する。 | |
| 外部専門家によるコンサルティング:社会保険労務士などに労務管理の相談を行う。 | |
| 労務管理担当者向け研修:勤怠管理や評価方法に関する外部セミナー等への参加。 | |
| 労働者向け研修:効率的な働き方やセキュリティに関する研修の実施。 | |
| テレワーク用機器・ソフトの導入:Web会議システム、ビジネスチャット、勤怠管理システム、セキュリティソフト、VPN装置など。 | |
| サテライトオフィスの利用:従業員が利用できるサテライトオフィスの契約・利用料。 |
| パソコン・タブレット・スマホ本体:汎用性が高いハードウェアは対象外です。 | |
| 汎用オフィスソフト:Word、Excelなどの一般的なソフト購入費。 | |
| 個人の通信費:従業員の自宅インターネット回線費用や電気代の補填。 |
申請の流れ
申請から受給までのプロセスは長期戦です。計画的に進める必要があります。以下は標準的なスケジュールの目安です。
1 | 支給要件の確認と計画策定(1ヶ月目) 公式サイトから「支給要領」をダウンロードし、自社が対象か確認します。どのような取り組み(研修、規則変更など)を行うか計画を立てます。 ※令和7年度から事前の計画認定申請は不要になりました。 |
2 | 取り組みの実施(2〜4ヶ月目) 計画した内容を実施します。就業規則の改定、研修の受講、機器の導入などを行います。この際、契約書、写真、議事録などの証拠資料を必ず保管してください。 |
3 | テレワークの実施と実績記録(5〜7ヶ月目) 「評価期間」と呼ばれる期間中に、対象労働者が実際にテレワークを行います。出勤簿やタイムカード、業務日報などで実施実績を客観的に記録します。 |
4 | 制度導入助成の申請(8〜9ヶ月目) 評価期間終了後、2ヶ月以内に管轄の労働局へ申請書類を提出します。審査を経て、問題がなければ支給決定・入金(20万円)となります。 |
5 | 目標達成助成の申請(約1年半後) 制度導入から1年経過後、離職率の低下などの目標を達成していれば、追加で申請を行います。審査通過でさらに10万円〜15万円が支給されます。 |
必要書類
申請には多くの書類が必要です。不備があると審査が長引いたり、最悪の場合は不支給となったりするため、事前の準備が重要です。
| 基本書類 | ・支給申請書 ・事業所確認票 ・テレワーク実施状況報告書 |
|---|---|
| 規定・労務関係 | ・就業規則(テレワーク規定を含むもの) ・労働協約(該当する場合) ・労働者名簿 ・賃金台帳 |
| 実績証拠書類 | ・出勤簿、タイムカード ・業務日報、週報(テレワーク実施内容がわかるもの) ・ビジネスチャットやメールのログ |
| 費用の証拠 | ・契約書(コンサルティング、機器導入等) ・請求書、領収書(研修費用等) ・実施した研修の資料や写真 |
審査のポイント
本助成金には競争倍率のような「採択率」はありませんが、要件を満たしているかどうかの厳格な審査があります。確実に支給を受けるための秘訣を紹介します。
1. 目的と成果の「一貫性」
「なぜ導入し、何を行ったか」のストーリーが重要です。単に規定を作っただけでなく、「離職率改善のためにテレワークを導入し、そのためにセキュリティ研修を実施した」というように、自社の課題と取り組みが論理的に繋がっていることを説明できるようにしましょう。
2. 「客観的証拠」の徹底整備
審査はすべて書面で行われます。「やったつもり」は通用しません。いつ、誰が、どのようなテレワークを行ったか、第三者が見てもわかる客観的な記録(ログや日報など)を残すことが最重要です。
注意点・よくあるミス
申請前に必ず知っておくべきリスクや注意点をまとめました。
- 助成金は完全後払い:テレワーク環境整備や研修にかかる費用は、一時的に自己資金で立て替える必要があります。
- 支給要件が細かい:「対象者全員が1回以上実施」など、細かい数値要件があります。実施漏れがないよう管理が必要です。
- 予算の上限:国の予算がなくなり次第、年度途中でも受付終了となる可能性があります。早めの行動が吉です。
よくある質問(FAQ)
Q | 他の助成金と併用できますか? |
同一の経費(例:同じ研修費用)に対して重複受給はできませんが、目的や対象経費が異なるものであれば併用可能な場合があります。例えば、IT導入補助金でシステムを導入し、本助成金でその活用研修を行うなどです。詳細は労働局にご確認ください。 | |
Q | パートタイマーや契約社員も対象になりますか? |
はい、雇用形態にかかわらず、雇用保険の被保険者であれば対象労働者に含まれます。 | |
Q | テレワークの実施回数はどうカウントしますか? |
1日の勤務時間のうち、一部でも在宅勤務等を行えば「1回」としてカウントされます。半日出社・半日テレワークの場合も1回となります。 | |
Q | 不支給になった場合、再申請はできますか? |
理由によります。単なる書類不備であれば修正して再提出できる可能性がありますが、要件自体を満たしていなかった場合は、取り組みを一からやり直す必要があります。まずは不支給理由を確認しましょう。 | |
申請すべきかの判断基準
最後に、自社がこの助成金にチャレンジすべきかどうかの判断基準を整理します。
以下のいずれかに当てはまるなら、申請を強く推奨します: ・これからテレワークを本格導入しようとしている。 ・就業規則の改定や研修を予定している。 ・人材不足解消のため、求人のアピールポイントを作りたい。 ・従業員の定着率を上げたい。 ・35万円程度の資金支援があれば、導入のハードルが下がる。 |
今日からやるべきこと
興味を持たれた方は、まず以下の3ステップから始めてみましょう。
- 公募要領のダウンロード:厚生労働省の公式サイトから最新版を入手し、一読してください。
- 社内課題の洗い出し:なぜテレワークが必要か、どのような導入形態が自社に合っているかを検討します。
- 専門家への相談:手続きに不安がある場合は、社会保険労務士などの専門家への相談を検討してください。
公式情報・問い合わせ先
公式情報・お問い合わせ | |
| 公式サイト | 厚生労働省 公式ページ →(新しいタブで開きます) |
| 問い合わせ先 | 各都道府県労働局 雇用環境・均等部(室) 受付時間:平日8:30〜17:15(各局により異なる場合があります) |
※最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。 | |
免責事項:本記事は執筆時点の情報に基づいています。補助金の内容は変更される可能性があるため、申請前に必ず公式の公募要領をご確認ください。 最終更新:2025年4月1日 |

対象者・対象事業
対象地域(全国)
- 目的
- 人材育成・雇用
- 対象地域
- 全国
- 対象者
- テレワークを新規で導入する、または実施を拡大する中小企業事業主(雇用保険適用事業所であること)
- 補助上限
- 最大35万円(制度導入20万円+目標達成10万円+賃上げ加算5万円)
- 申請の手間
- ふつう(4段階中2)
詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。
補助金の概要
| 補助対象経費 | この助成金は経費補助ではなく、取り組みに対する定額助成です。対象となる取り組みは、外部専門家によるコ… 詳細を見る › |
|---|---|
| 公募期間 | 2026年3月31日締切(予定) |
| 実施機関 | 厚生労働省 |
| 主要スケジュール |
|
| 申請方法 | オンライン・郵送併用 |
| 必要書類 | 支給申請書、事業所確認票、テレワーク実施状況報告書、就業規則、労働者名簿、賃金台… 詳細を見る › |
| 公募要領 |
後継制度・次回公募
現時点で後継制度は確認できていません。
この補助金のまとめ
- 補助上限:最大35万円(制度導入20万円+目標達成10万円+賃上げ加算5万円)
- 実施機関:厚生労働省
- 申請方法:オンライン・郵送併用
編集・監修: 中澤圭志(中小企業診断士)
一次情報を確認する編集体制(編集方針・検証方法 | 掲載情報について連絡する)
本記事は一般的な情報提供を目的としています。補助額・対象要件・募集状況は変更される場合があるため、申請前に必ず各実施機関の公募要領・公式情報をご確認ください。
