受付終了 人材育成・雇用

防災士資格の補助金・助成金|令和8年度の上限額と申請の順番

防災士資格取得費用の助成を2026年7月17日時点の公式情報で比較。機構分12,000円、自治体別の上限・自己負担、講座申込前の申請、救急救命講…

この記事の結論

対象者対象は自治体・区分ごとに異なる。自主防災組織・避難所運営協議会・町会…
補助額・給付額全国共通の上限なし(自治体・対象区分別。中央区例:自主防災組織向け上限63,800円/学生向け38,500円/ミドルシニア向け47,900円)(補助率 自治体・対象区分ごとに異なる。中央区は自主防災組織向け10分の10・上限63,800円・自己負担0円、学生向け10分の10・上限38,500円・自己負担0円、ミドルシニア向け4分の3・上限47,900円・自己負担15,900円。千代田区はその1が全額、その2が4分の3・最大45,000円、その3が3分の1・最大20,000円。目黒区は費目別に受講料55,800円・受験料3,000円・登録料5,000円・救命講習1,500円を上限とする。)
申請時期全国共通の期限なし(自治体別。中央区例は令和8年10月31日、足立区は令和8年7月17日、目黒区は令和8年6月12日で受付終了)
まずやること公式ページで最新情報・対象条件を確認
補助金の概要 対象・上限額・申請期限・関連制度を確認

対象は自治体・区分ごとに異なる。自主防災組織・避難所運営協議会・町会…

対象地域
全国
対象者
対象は自治体・区分ごとに異なる。自主防災組織・避難所運営…
補助上限
全国共通の上限なし(自治体・対象区分別。中央区例:自主防災組織向け上限63,800円/学生向け38,500円/ミドルシニア向け47,900円)
補助率・給付条件
自治体・対象区分ごとに異なる。中央区は自主防災組織向け10分の10・上限63,800円・自己負担0円、学生向け10分の10・上限38,500円・自己負担0円、ミドルシニア向け4分の3・上限47,900円・自己負担15,900円。千代田区はその1が全額、その2が4分の3・最大45,000円、その3が3分の1・最大20,000円。目黒区は費目別に受講料55,800円・受験料3,000円・登録料5,000円・救命講習1,500円を上限とする。
公募期間
令和8年度(自治体により異なる。例:中央区4/17〜10/31)
実施機関
助成を実施する都道府県・市区町村(防災担当課など)
申請方法
自治体所定の交付申請書・同意書・推薦書を提出する。中央区は郵送・Eメール・FAX・窓口、足立区は足立区オンライン申請システム、目黒区はLogoフォーム・郵送・メール。中央区・文京区・千代田区は研修講座を申し込む前の申請を前提としており、先に受講・支払いを済ませると対象外になり得るため手続きの順番に注意する。文京区は事前相談で推薦書を提出したうえで交付決定を受け、区が講座料金を直接振り込む9段階の流れ。
必要書類
自治体・対象区分・申請段階により異なる。例:交付申請…
  • 最大全国共通の上限なし(自治体・対象区分別。中央区例:自主防災組織向け上限63,800円/学生向け38,500円/ミドルシニア向け47,900円)まで補助される制度です
  • 助成を実施する都道府県・市区町村(防災担当課など)が公募する公的支援制度
  • 申請方法は自治体所定の交付申請書・同意書・推薦書を提出する。中央区は郵送・Eメール・FAX・窓口、足立区は足立区オンライン申請システム、目黒区はLogoフォーム・郵送・メール。中央区・文京区・千代田区は研修講座を申し込む前の申請を前提としており、先に受講・支払いを済ませると対象外になり得るため手続きの順番に注意する。文京区は事前相談で推薦書を提出したうえで交付決定を受け、区が講座料金を直接振り込む9段階の流れ。に対応

詳細解説

結論:制度は続いていますが、締め切った自治体がすでに出ています

日本防災士機構は、2025年度に全自治体へ行ったアンケートを基に、掲載許可を得た助成実施自治体を都道府県別に公開しています。ただし実施主体は国ではなく個々の自治体で、受付状態はばらばらです。2026年7月17日時点で、中央区は10月31日まで受付中、足立区は7月17日が申請期限、目黒区は6月12日で受付を終えました。「令和8年度だからまだ間に合う」という前提では判断できません。

この記事の結論

  1. 日本防災士機構へ払う費用は12,000円(教本代4,000円+受験料3,000円+認証登録料5,000円)で全国一律。研修受講料は別で、研修機関ごとに違います。
  2. 防災士研修センターで取る場合の総額は63,800円。ただし研修機関が違えば総額も変わります。
  3. 助成額と自己負担は自治体・区分で変わります。中央区公式は自主防災組織向け63,800円・自己負担0円、学生向け38,500円・自己負担0円、ミドルシニア向け47,900円・自己負担15,900円です。
  4. 大きな対象外要因は手続きの順番。中央区・文京区・千代田区はいずれも講座を申し込む前の申請を求めています。
  5. まず確認すべきは「制度があるか」だけでなく「自分の区分で、今年度の受付が続いているか」です。
12,000円機構分の費用(全国一律)
63,800円研修センター利用時の総額
自治体別受付・上限・対象者は個別確認

「防災士 資格 補助金」で検索してこのページに来た方の多くは、制度の存在自体はもう知っています。詰まるのはその先です。自分の区や市に助成があるのか、今年度の受付がまだ開いているのか、講座を申し込む前に何を出すのか。この記事は、東京23区を中心とした5自治体の公式ページと日本防災士機構の一次情報を2026年7月17日に直接確認し、その3点に絞って答えます。防災士以外の制度も含めて自分が使える支援を洗い出したい方は、先に自分が対象の補助金を3分で診断しておくと、資格取得と設備・組織向けの制度をまとめて拾えます。

防災士資格取得費用助成とは何か

防災士は、特定非営利活動法人 日本防災士機構が認証する民間資格です。「自助・共助・協働」を原則に、家庭・職場・地域で防災対策を進める人材と位置づけられています。一般的な取得方法では、認証研修機関の講座を修了し、資格取得試験に合格し、心肺蘇生法・AEDを含む救急救命講習の修了証を取得する必要があります。この3要件を満たした後、認証登録を申請します。

この費用を市区町村が肩代わりするのが、本記事のテーマである助成制度です。目的は地域防災力の向上であり、だからこそ多くの自治体が「資格を取って終わり」ではなく地域の防災活動に関わる意思を要件に置いています。単に安く資格が取れる制度ではない、という点が設計の根本にあります。窓口は市区町村の防災担当課(防災危機管理課・災害対策課・防災課など)です。

実施主体は国ではなく各自治体です

「防災士資格取得費用助成金」という単一の全国制度は存在しません。日本防災士機構の一覧は、2025年度の全自治体アンケートで把握し、ウェブ掲載の許可を得た自治体だけを掲載しています。したがって、一覧に名前がなくても助成がないとは断定できず、掲載があっても現在の受付を保証するものではありません。最後は自治体の当年度ページで確認します。

防災士資格取得費用助成金の概要
防災士資格取得費用助成の概要画像です。表示される63,800円と10月31日は中央区の令和8年度自主防災組織向け区分の例で、全国共通の上限・期限ではありません。

地域防災という同じ目的の制度は、資格取得以外にもあります。組織として資機材をそろえる段階なら自主防災組織補助金で防災資機材に最大200万円が、地域単位の設備購入なら津市の自主防災組織向けコミュニティ助成事業が参考になります。個人の資格取得と組織への補助は別枠なので、両方を並行して検討できます。資格・資機材・耐震をまとめて見渡すなら防災カテゴリの補助金一覧から入るのが早道です。

費用の内訳を分解する

「おおむね6〜7万円」という説明をよく見かけますが、この丸めた数字が助成の読み違いを生みます。費用は性質の違う二つに分かれるからです。

中央区 他 防災士資格取得費用助成金 受給額シミュレーション
対象経費別の受給額の目安。中央区の自主防災組織向け枠(補助率100%・上限63,800円)を前提とした概算です。学生向け38,500円・ミドルシニア向け47,900円の枠では上限が異なります(出典: 東京都中央区 令和8年度)
費目金額支払先性質
防災士教本代4,000円(税込)日本防災士機構全国一律
資格取得試験受験料3,000円(税込)日本防災士機構全国一律
認証登録料5,000円(税込)日本防災士機構全国一律
機構分の小計12,000円(税込)日本防災士機構全国一律
研修講座受講料研修機関により異なる認証研修機関変動

機構が公式に示しているのは、研修費を除いた12,000円だけです。残りの受講料は民間研修機関・自治体・大学などの主催者によって変わるため、機構は「参加される研修講座の主催者にご確認ください」としています。実際の数字を一つ挙げると、防災士研修センターの場合の総額は63,800円で、その内訳は研修講座受講料50,728円・受験料3,000円・認証登録料5,000円・消費税5,072円です。

中央区は上限額だけでなく公式の自己負担額まで確認する

中央区公式は、自主防災組織向けを上限63,800円・補助率10分の10・自己負担0円、学生向けを上限38,500円・補助率10分の10・自己負担0円、ミドルシニア向けを上限47,900円・補助率4分の3・自己負担15,900円と示しています。学生向け上限だけを防災士研修センターの一般向け総額63,800円から単純に引いて自己負担を計算するのは誤りです。区分ごとの案内と対象講座を中央区へ確認してください。

研修機関を選ぶ前に、受講料が上限額に収まるかを必ず確かめてください。上限を超えた分は自己負担です。資格取得と並行して使える制度を広く探すなら受付中の補助金を地域と目的で探すページで、居住地と目的から絞り込めます。

自治体別の実態|同じ「助成」でも中身が違う

2026年7月17日に各公式ページを直接確認した結果です。金額だけでなく、受付状態と「誰が対象か」が自治体ごとに大きく異なることが分かります。

自治体助成額・自己負担(令和8年度)主な対象者2026年7月17日時点の受付状態
東京都中央区自主防災組織向け63,800円・自己負担0円/学生向け38,500円・自己負担0円/ミドルシニア向け47,900円・自己負担15,900円防災区民組織等の推薦者、区内在住12〜25歳の学生、区内在住のおおむね55〜65歳受付中(4月17日〜10月31日、各区分先着順)
東京都文京区該当者は全額避難所運営協議会・区民防災組織の所属者、または中高層共同住宅の所有者・居住者(いずれも推薦が必要)受付期間の記載なし(事前相談から開始)
東京都足立区公式ページに上限額の記載なし避難所運営会議所属で本部長の推薦がある方、または地域防災活動に継続参加する意思がある満18歳以上の区民申請期限2026年7月17日
東京都千代田区その1は全額/その2は対象経費の4分の3・最大45,000円/その3は対象経費の3分の1・最大20,000円その1は避難所運営協議会委員長の推薦、その2は町会等の自主防災組織所属、その3は帰宅困難者対策地域協力会の構成事業所所属受付期間の記載なし(対象人員に限りあり)
東京都目黒区受講料55,800円/受験料3,000円/登録料5,000円/救命講習1,500円町会・自治会・住区住民会議・防災区民組織のいずれかに所属し、組織の長の推薦がある方令和8年度は受付終了(6月12日締切、定員超過時は抽選)

上記は各自治体の公式ページ(最終更新日:中央区2026年4月15日、文京区2026年4月10日、足立区2026年6月5日、千代田区2025年9月11日、目黒区2026年6月22日)で確認した内容です。掲載のない項目は推測せず「記載なし」としています。

対象者・対象事業

対象地域(全国)

目的
人材育成・雇用
対象地域
全国
対象者
対象は自治体・区分ごとに異なる。自主防災組織・避難所運営協議会・町会等への所属と組織長の推薦を求める例がある(文京区・千代田区・目黒区)。足立区は、所属者のほか地域防災活動に継続参加する意思がある満18歳以上の区民も対象に含める。
補助上限
全国共通の上限なし(自治体・対象区分別。中央区例:自主防災組織向け上限63,800円/学生向け38,500円/ミドルシニア向け47,900円)
難易度
2

詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。

「全額」の中身も同じではない

文京区の全額助成は、区が交付決定後に講座料金を直接振り込む方式です。申請者が立て替える必要がありません。一方、中央区のように上限額を定めて後から助成する方式では、いったん自分で支払う場面が生じます。同じ「全額」でも、手元の資金繰りは変わります。

助成額は「所属」で決まる

千代田区が典型です。避難所運営協議会の委員長推薦なら全額、町会等の自主防災組織なら45,000円、事業所枠なら20,000円。自分がどの組織に属しているかで金額が2倍以上変わります。まず所属を確認し、その上で推薦を取れるかを判断する順序になります。

ここに挙げた5区以外にも制度は広がっています。東京都内の他の支援制度もまとめて見たい方は東京都の補助金・助成金一覧が入口になります。

比較後の次の行動は、申請先へ直接照会すること

一覧に自分の自治体があっても、現在の受付、対象区分、残り定員までは分かりません。講座を申し込む前に、自治体の防災担当課へ「令和8年度の受付が続いているか」「自分の所属で対象になるか」「先に提出する書類は何か」を確認してください。

関連する制度から探す

防災士の資格助成は個人向けですが、地域防災の予算はほかにもあります。推薦を依頼する町会・自主防災組織の側でも使える制度があるため、相談のついでに提案すると話が早く進みます。

自主防災組織補助金【令和8年度】防災資機材に最大200万円・組織単位で申請可能。個人の資格助成と並行して検討できます
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この記事の核心|申込順ゲートを自己判定する

ここが本題です。金額の話より先に片づけるべき論点があります。中央区・文京区・千代田区の公式ページを読み比べると、3区すべてに共通するルールが見つかりました。講座を申し込む前に、自治体へ申請することです。千代田区は交付申請書と同意書を「講座の申込前に区に提出」と明記し、文京区は事前相談で推薦書を出したうえで「講座申込前」に申請書類を提出する9段階の流れを公開しています。

先に受講してしまうと、後から取り返せません

文京区の流れは「事前相談→申請→交付決定→助成金請求→区から振込→講座料金振込→受講→実績報告→清算」です。区からの振込が受講より前にある以上、先に自分で申し込んで支払ってしまうと、制度の順序そのものが崩れます。助成の可否は、あなたが最初に押すボタンで決まります。受講申込ボタンではなく、自治体への相談が先です。

下のチェッカーは、この「順番」を自己判定するために作りました。金額の試算ではなく、今のあなたの進み方が助成の土俵に乗っているかを確かめるものです。該当する項目にチェックを入れて判定してください。

防災士助成 申込順ゲート判定

該当する項目にチェックを入れて、判定ボタンを押してください。

1番目(未申込)と5番目(締切前)が満たせない場合は、他が揃っていても対象外になりやすい要注意ケースです。自治体により事後申請の可否や対象条件は異なるため、最終判断は当年度要綱で確認してください。

読者

もう講座を申し込んで支払いも済ませました。今から助成を申請できませんか?

専門家

まずあきらめる前に自治体の防災担当課へ事実を伝えてください。事前申請を求めるかどうかは自治体ごとに異なり、全国一律のルールではありません。ただし今回一次情報で確認した中央区・文京区・千代田区はいずれも講座申込前の提出を前提としています。次年度の枠を狙う場合も、受講前に相談しておく方が確実です。

読者

どの組織にも所属していない一般の住民です。対象になりますか?

専門家

自治体によります。足立区は「地域防災活動に継続的に参加する意思のある満18歳以上の区民」を対象に含めており、所属がなくても道があります。一方、文京区・目黒区・千代田区は推薦を必須としています。所属がない場合は、まず町会・自治会や避難所運営協議会に相談して所属をつくることが、実は最短の近道になります。

資格助成の枠を逃した場合でも、防災支援は資格取得だけではありません。個人・組織・事業者向けを横断する防犯・防災・BCP補助金まとめ、集合住宅向けの足立区マンション防災備蓄品助成、地域組織向けの久慈市自主防災組織補助金、全国の制度設計例として地域防災組織育成助成事業を比較できます。同じ資格取得助成の終了例は摂津市の防災士資格取得補助金で確認できます。地域と受付状態が自分に一致する制度だけを選んでください。

関連する補助金・助成金

助成後の自己負担を試算する

順番の問題をクリアできたら、次は金額です。下のシミュレーターは中央区の自主防災組織向け区分(補助率100%・上限63,800円)だけを例に、資格取得費用の合計から補助額と自己負担を試算します。学生向け・ミドルシニア向けや他自治体では上限と補助率が異なるため、そのまま使えません。

中央区 他 防災士資格取得費用助成金 実質負担シミュレーション
費用総額別の実質自己負担(概算)。中央区の自主防災組織向け枠(上限63,800円)を適用した場合で、総額5.5万円なら0円、6.5万円なら1,200円、7.5万円なら約1.1万円が自己負担です(出典: 東京都中央区 令和8年度)

対象経費の合計63,800円

補助額(100%・上限63,800円)63,800円

自己負担額0円

中央区の自主防災組織向け区分の参考試算です。ほかの区分・自治体の受給額を判定するものではありません。

上限額に「何が含まれるか」を必ず見る

目黒区のように、受講料55,800円・受験料3,000円・登録料5,000円・救命講習受講料1,500円と費目ごとに上限を刻む自治体もあります。この場合、総額の上限ではなく費目単位で判定されるため、受講料が55,800円を超える研修機関を選ぶと差額は自己負担です。試算する前に、上限が「総額に対するもの」か「費目ごと」かを要綱で確認してください。

機構分の12,000円だけが助成対象になることはありますか?

あり得ます。防災士研修センターの助成制度実績一覧は、助成の類型として「受講料の全額」「1/3補助など受講料の一部」「交通費・宿泊まで補助」「上限の設定」を挙げており、対象範囲は自治体ごとに設計が異なります。受験料・登録料のみを補助する自治体も存在するため、対象経費の定義を要綱で確認してください。

締切から逆算する

下のカウントダウンは、令和8年度に受付中であることを確認できた中央区の受付終了日(2026年10月31日)を表示しています。他の自治体の締切はこれとは無関係です。足立区のように7月17日が期限の自治体も、目黒区のように6月12日で終えた自治体もあります。必ず自分の自治体の締切に置き換えて考えてください。

締切だけを見ていると足をすくわれます

締切日が先でも、推薦書の取得には時間がかかります。町会長や避難所運営協議会の委員長に会い、趣旨を説明し、署名をもらう工程は自分だけでは完結しません。さらに研修講座そのものにも日程と定員があります。締切から逆算するのではなく、推薦を取る期間と講座日程の両方から逆算してください。

申請から資格取得までの流れ

次は中央区のような後払い型を基にした一例です。事前相談・交付決定までは共通しやすい一方、文京区は講座料金の支払い前に区から助成金が振り込まれます。振込と受講の順番は自治体ごとに置き換えてください。

  1. 自治体の防災担当課へ相談し、制度の有無・今年度の受付状態・締切・対象区分を確認する
  2. 対象区分で必要なら、所属組織から推薦を受ける
  3. 講座を申し込む前に、交付申請書・同意書・推薦書などを自治体へ提出する
  4. 自治体から交付決定を受ける
  5. 自治体の支払方式を確認したうえで、認証研修機関の講座を申し込み受講する
  6. 資格取得試験を受験し、合格する
  7. 心肺蘇生法・AEDを含む救急救命講習を修了し、有効な修了証を用意する
  8. 3要件の修了後、日本防災士機構へ認証登録を申請する
  9. 自治体が求める領収書・認証状または防災士証の写しなどを添えて実績報告・請求を行う
  10. 後払い型では助成金の振込を受け、前払い型では実績報告後に清算する

文京区型では立替が発生しません

文京区は交付決定の後、助成金請求と区からの振込が講座料金の支払いより前に来ます。つまり手元資金がなくても資格取得に進めます。自分の自治体がこの型か、それとも後払いの精算型かを最初に確認しておくと、資金計画で困りません。

必要書類を先にそろえる

今回確認した5自治体の公式ページに登場する書類をまとめた例です。全員が全書類を出すわけではありません。推薦書が必要な区分では他者の協力が必要なため、最初に着手します。

受給できない5つの落とし穴

要件が明確な制度ほど、外れ方は単純です。今回確認した一次情報から、実際に起こりうる失敗を挙げます。

やってはいけない5つの判断

  1. 先に講座を申し込む:中央区・文京区・千代田区はいずれも講座申込前の申請が前提です。順番を逆にすると対象外になり得ます。
  2. 「令和8年度=まだ間に合う」と思い込む:目黒区は6月12日、足立区は7月17日が期限でした。年度の途中で扉は閉まります。
  3. 上限額を総額だと決めつける:目黒区は費目ごとに上限を刻みます。総額での判定ではありません。
  4. 推薦を後回しにする:推薦書は他者の協力が必要で、締切直前では間に合いません。最初に着手すべき書類です。
  5. 機構の一覧にないから助成なしと判断する:同一覧は掲載許可を受けた自治体のみを載せています。一覧の有無に関わらず、自分の自治体の防災担当課へ直接確認してください。

交通費や宿泊費は助成の対象になりますか?

自治体によります。中央区と目黒区は交通費を対象外と明記しています。一方、防災士研修センターの実績一覧には交通費・宿泊費まで補助する類型も掲載されています。全国一律には判断せず、申請先の当年度要綱で対象経費を確認してください。

令和9年度は未公表|今できること

2026年7月17日時点で、この記事で扱う各自治体の令和9年度の助成内容は公表されていません。実施の有無、助成額、受付開始日は自治体ごとに決まります。過去年度が続いたという理由だけで次年度を予測せず、受付終了後は防災担当課へ告知時期を問い合わせ、公式ページの更新を待ちます。

今日から動かせること

  • 防災担当課へ今年度の受付状態を確認する
  • 必要な区分なら推薦の相談をする
  • 認証研修機関と救急救命講習の日程を調べる
  • 受付終了なら次年度の告知時期を聞く

まだ確定していないこと

  • 令和9年度の実施有無と助成額
  • 次年度の受付開始日
  • 次年度も同じ対象区分・上限になること
  • 先着・抽選・定員の設定

自分がどの制度に当てはまるか分からない場合は、3分の診断で使える制度を絞り込むところから始めてください。防災士助成は所属と居住地で結論が変わるため、条件から入る方が早く着地します。

出典・一次情報

補助金の概要

要点

対象・申請情報まとめ

詳細条件は公募要領で確認してください。

対象地域
全国
対象者
対象は自治体・区分ごとに異なる。自主防災組織…
補助上限
全国共通の上限なし(自治体・対象区分別。中央区例:自主防災組織向け上限63,800円/学生向け38,500円/ミドルシニア向け47,900円)
公募期間
令和8年度(自治体により異なる。例:中央区4/17〜10/31)
実施機関
助成を実施する都道府県・市区町村(防災担当課など)
主要スケジュール
申請期間 令和8年度(自治体により異なる。例:中央区4/17〜10/31) 全スケジュール ›
申請方法
自治体所定の交付申請書・同意書・推薦書を提出する。中央区は郵送・Eメール・FAX・窓口、足立区は足立区オンライン申請システム、目黒区はLogoフォーム・郵送・メール。中央区・文京区・千代田区は研修講座を申し込む前の申請を前提としており、先に受講・支払いを済ませると対象外になり得るため手続きの順番に注意する。文京区は事前相談で推薦書を提出したうえで交付決定を受け、区が講座料金を直接振り込む9段階の流れ。
必要書類
自治体・対象区分・申請段階により異な… 詳細を見る ›
  • 最大全国共通の上限なし(自治体・対象区分別。中央区例:自主防災組織向け上限63,800円/学生向け38,500円/ミドルシニア向け47,900円)まで補助される制度です
  • 助成を実施する都道府県・市区町村(防災担当課など)が公募する公的支援制度
  • 申請方法は自治体所定の交付申請書・同意書・推薦書を提出する。中央区は郵送・Eメール・FAX・窓口、足立区は足立区オンライン申請システム、目黒区はLogoフォーム・郵送・メール。中央区・文京区・千代田区は研修講座を申し込む前の申請を前提としており、先に受講・支払いを済ませると対象外になり得るため手続きの順番に注意する。文京区は事前相談で推薦書を提出したうえで交付決定を受け、区が講座料金を直接振り込む9段階の流れ。に対応
POINT!

この補助金のポイント

  • 最大全国共通の上限なし(自治体・対象区分別。中央区例:自主防災組織向け上限63,800円/学生向け38,500円/ミドルシニア向け47,900円)まで補助される制度です
  • 助成を実施する都道府県・市区町村(防災担当課など)が公募する公的支援制度
  • 申請方法は自治体所定の交付申請書・同意書・推薦書を提出する。中央区は郵送・Eメール・FAX・窓口、足立区は足立区オンライン申請システム、目黒区はLogoフォーム・郵送・メール。中央区・文京区・千代田区は研修講座を申し込む前の申請を前提としており、先に受講・支払いを済ませると対象外になり得るため手続きの順番に注意する。文京区は事前相談で推薦書を提出したうえで交付決定を受け、区が講座料金を直接振り込む9段階の流れ。に対応
補助対象経費 日本防災士機構が認証した研修機関の受講料・教材費(防災士教本代4,000円)、資格取得試験受験料3,… 詳細を見る ›
公募期間 令和8年度(自治体により異なる。例:中央区4/17〜10/31)
実施機関助成を実施する都道府県・市区町村(防災担当課など)
主要スケジュール
  1. 申請期間令和8年度(自治体により異なる。例:中央区4/17〜10/31)
  2. 締切全国共通の期限なし(自治体別。中央区例は令和8年10月31日、足立区は令和8年7月17日、目黒区は令和8年6月12日で受付終了)
全スケジュール ›
申請方法 自治体所定の交付申請書・同意書・推薦書を提出する。中央区は郵送・Eメール・FAX・窓口、足立区は足立区オンライン申請システム、目黒区はLogoフォーム・郵送・メール。中央区・文京区・千代田区は研修講座を申し込む前の申請を前提としており、先に受講・支払いを済ませると対象外になり得るため手続きの順番に注意する。文京区は事前相談で推薦書を提出したうえで交付決定を受け、区が講座料金を直接振り込む9段階の流れ。
必要書類 自治体・対象区分・申請段階により異なる。例:交付申請書、同意書、推薦書、本人確認… 詳細を見る ›
公募要領
SUMMARY

この補助金のまとめ

  • 最大全国共通の上限なし(自治体・対象区分別。中央区例:自主防災組織向け上限63,800円/学生向け38,500円/ミドルシニア向け47,900円)まで補助される制度です
  • 助成を実施する都道府県・市区町村(防災担当課など)が公募する公的支援制度
  • 申請方法は自治体所定の交付申請書・同意書・推薦書を提出する。中央区は郵送・Eメール・FAX・窓口、足立区は足立区オンライン申請システム、目黒区はLogoフォーム・郵送・メール。中央区・文京区・千代田区は研修講座を申し込む前の申請を前提としており、先に受講・支払いを済ませると対象外になり得るため手続きの順番に注意する。文京区は事前相談で推薦書を提出したうえで交付決定を受け、区が講座料金を直接振り込む9段階の流れ。に対応
申請前に、公式サイトの公募要領と最新の受付状況をご確認ください。 掲載情報について連絡する
日本防災士機構へ支払う費用は、防災士教本代4,000円・資格取得試験受験料3,000円・認証登録料5,000円の合計12,000円(税込)で全国一律です。これとは別に研修講座の受講料がかかり、金額は研修機関ごとに異なります。防災士研修センターの場合は総額63,800円(研修講座受講料50,728円+受験料3,000円+認証登録料5,000円+消費税5,072円)です。
自治体ごとに異なります。日本防災士機構は、2025年度の全自治体アンケートを基に掲載許可を得た助成実施自治体を公開していますが、現在の受付を保証する一覧ではありません。2026年7月17日時点で、東京都中央区は10月31日まで受付中、足立区は7月17日が申請期限、目黒区は6月12日で令和8年度の受付を終了しています。自分の自治体の当年度ページで受付状態を確認してください。
多くの自治体で必要です。今回一次情報で確認した中央区・文京区・千代田区はいずれも講座申込前の申請を前提としています。千代田区は交付申請書と同意書を講座の申込前に提出するよう明記し、文京区は事前相談・申請・交付決定を経て区が講座料金を振り込む流れです。先に受講・支払いを済ませると対象外になり得ます。ただし全国一律のルールではないため、自分の自治体の要綱で必ず確認してください。
条件が揃えば可能です。中央区公式は、自主防災組織向けを上限63,800円・自己負担0円、学生向けを上限38,500円・自己負担0円、ミドルシニア向けを上限47,900円・自己負担15,900円と案内しています。文京区も該当者には全額を助成します。ただし対象講座・対象経費・支払方式は自治体と区分で異なるため、上限額だけから自己負担を推定せず、公式案内で確認してください。
自治体によります。足立区は「地域防災活動に継続的に参加する意思のある満18歳以上の区民」を対象に含めており、所属がなくても申請の道があります。一方、文京区・千代田区・目黒区は自主防災組織・避難所運営協議会・町会等からの推薦を必須としています。所属がない場合は、まず町会・自治会や避難所運営協議会へ相談して所属をつくることが結果的に近道になります。
自治体と、申請者の所属・年齢区分で決まります。千代田区は避難所運営協議会委員長の推薦なら全額、町会等の自主防災組織所属なら最大45,000円、帰宅困難者対策地域協力会の構成事業所所属なら最大20,000円と3段階です。中央区も自主防災組織向け63,800円・学生向け38,500円・ミドルシニア向け47,900円の3区分です。また目黒区のように費目ごとに上限を刻む方式もあるため、上限が総額に対するものか費目単位かを要綱で確認してください。
自治体によります。中央区と目黒区は交通費を対象外と明記しています。一方、防災士研修センターの過去の助成実績一覧には交通費・宿泊費まで補助した例も掲載されています。過去例は現行制度を保証しないため、申請先自治体の当年度要綱で対象経費を確認してください。
必要です。日本防災士機構は、認証研修講座の修了、資格取得試験の合格、心肺蘇生法・AEDを含む救急救命講習の有効な修了証の3点を認証登録の要件としています。助成対象になるかは自治体で異なるため、受講前に対象講習・修了証の有効性・費用の扱いを確認してください。

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編集・監修: (中小企業診断士)

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公開日: 最終更新日: 出典: 助成を実施する都道府県・市区町村(防災担当課など)

本記事は一般的な情報提供を目的としています。補助額・対象要件・募集状況は変更される場合があるため、申請前に必ず各実施機関の公募要領・公式情報をご確認ください。