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個人(住宅・防犯設備)および中小企業・小規模事業者(BCP・災害復旧…
重要ポイント(結論)
防犯・防災・BCPの補助金は「個人(防犯カメラ・耐震改修)」と「事業者(BCP策定・災害復旧)」で制度がはっきり分かれる
個人向けは市区町村が窓口の防犯カメラ・住宅耐震改修・ブロック塀撤去・感震ブレーカーが中心で数千円〜200万円超。事業者向けは中小企業庁の事業継続力強化計画(BCP)認定と、被災地限定の大型「なりわい再建支援補助金」(上限15億円級)に分かれる。
「防犯・防災・BCP」カテゴリには、個人の暮らしを守る小口の補助金から、企業の事業継続を支える大型の災害復旧補助金まで、性格の異なる制度が同居している。共通しているのは「被害が起きる前の備え」を対象にする制度が多い点で、工事や計画の完了後・被害発生後に申請しても対象外になりやすい。まずは自分が「個人(住民)」なのか「事業者」なのかを整理し、次に窓口が「国」「都道府県」「市区町村」のどこかを把握すると、探すべき制度が一気に絞り込める。
防犯・防災の補助金は種類が多く見えますが、実は「誰が」「何を」対象にしているかで整理すると単純です。個人の住宅・防犯設備は市区町村、事業者の災害復旧・BCPは国と都道府県が主な窓口だと覚えておくと迷いません。
防犯カメラの補助金と、自宅の耐震改修の補助金って、どっちを先に調べればいいんですか?
TL;DR — 5秒でわかるまとめ

代表的な8タイプの制度を、上限額と主な対象者で比較する。同じ「防災」でも上限額は数千円から15億円まで大きく異なるため、自分がどのタイプに当てはまるかをまず確認したい。
| サブテーマ | 代表的な制度 | 上限額の目安 | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| 防犯カメラ・録画機器 | 防犯カメラ設置補助金(愛西市・杉並区 等) | 3万円〜576万円(自治会は高額) | 個人・自治会 |
| 補助錠・インターホン | 補助錠・インターホン補助金(板橋区 等) | 最大3万円 | 個人(戸建・集合住宅) |
| 住宅耐震改修 | 木造住宅耐震改修補助(横浜市・刈谷市 等) | 最大155万円 | 昭和56年5月以前の木造住宅所有者 |
| ブロック塀の撤去・改善 | ブロック塀撤去・改善補助金(浜松市 等) | 最大45万円 | ブロック塀等の所有者 |
| 感震ブレーカー | 感震ブレーカー設置補助(葛飾区 等) | 最大5万円 | 密集市街地の住宅所有者 |
| 自主防災組織の資機材 | 防災資機材整備補助金(太子町・能美市 等) | 20万〜25万円相当 | 自治会・自主防災組織 |
| BCP・事業継続力強化 | 事業継続力強化計画関連の補助(佐賀県・香川県 等) | 最大50万〜100万円 | 中小企業・小規模事業者 |
| 被災施設の復旧(なりわい再建) | なりわい再建支援補助金(石川県・富山県 等) | 上限15億円 | 局地激甚災害の被災事業者 |

中小企業庁の事業継続力強化計画(BCP)認定制度や、消防庁・国土交通省が示す耐震化・感震ブレーカー・ブロック塀の技術基準が中心。財源の一部を国が負担する形で、都道府県・市区町村の補助制度の土台になっている。
能登半島地震などの被災地を対象にした「なりわい再建支援補助金」(石川県・富山県・熊本県・福井県 等、上限15億円級)や、通信インフラの耐災害性強化など広域インフラ系の補助金が中心。平時の一般的な防犯・防災投資は対象外のことが多い。
防犯カメラ・補助錠・住宅耐震改修・ブロック塀撤去・感震ブレーカーなど、住民の暮らしに直結する小口の補助金が大半。自治体ごとに金額・対象要件・受付時期が異なるため、居住地の自治体名で個別に確認する必要がある。

代表的な4つの工事について、工事費目安と補助上限から自己負担額の概算をまとめた。実際の負担額は所得要件・自治体・工事内容によって変わるため、あくまで目安として使ってほしい。
| 想定する工事 | 工事費目安 | 代表的な補助上限 | 自己負担目安 |
|---|---|---|---|
| 木造住宅の耐震改修(横浜市モデル) | 約200万円 | 最大155万円(非課税世帯) | 約45万円 |
| ブロック塀の撤去・改善(浜松市モデル) | 約60万円(撤去+新設) | 最大45万円 | 約15万円 |
| 感震ブレーカーの設置(葛飾区モデル) | 約6万円(分電盤取替タイプ) | 最大5万円 | 約1万円 |
| 防犯カメラ・補助錠の新設(東京都個人宅モデル) | 約8万円 | 最大3万円 | 約5万円 |
出典: 各自治体公表の補助金交付要綱(横浜市・浜松市・葛飾区・東京都、2025〜2026年度)をもとに編集部試算。2026-07-13確認。
対象者・対象事業
対象地域(全国)
詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。
あなたに合う制度は?かんたん診断
防犯カメラの補助金と住宅耐震改修の補助金は、同じ年度に両方申請できますか?
目的が異なる別制度のため、多くの自治体で併用は可能です。ただし同一年度の予算枠上限や、同じ工事に対する重複申請は不可のため、申請前に窓口へ確認しておきたい。
防犯・防災の補助金は制度ごとに細部が異なるが、「交付決定前に着工すると対象外」という共通ルールを持つ制度が多い。一般的な流れは次のとおり。

事業者向けのBCP策定支援と、被災事業者向けの大型災害復旧補助金を中心に集約した。

住民の暮らしを守る個人向け補助金を、防犯機器・住宅耐震・備蓄防災の3つに分けて集約した。居住する自治体に同種の制度がなくても、近隣自治体の条件を参考に問い合わせると新制度が見つかることがある。
防犯・防災・BCPの補助金は、以下のようなやりがちな失敗で不採択・対象外になるケースが目立つ。事前に4つのポイントを押さえておきたい。
「なりわい再建支援補助金」のような上限15億円級の制度は、能登半島地震などの局地激甚災害に指定された地域の被災事業者に限定される特例です。平時の一般的な防災投資の参考にはなりますが、同じ条件で申請できるわけではない点に注意してください。
個人事業主でも自治体の防犯・防災補助金は使えますか?
多くの制度は「個人(住民)向け」と「事業者向け」で対象が分かれています。自宅と事業所を兼ねる建物は、どちらの制度で扱われるか自治体窓口への確認が必須です。
BCP(事業継続力強化計画)を策定すると、補助金で有利になりますか?
国の「事業継続力強化計画」認定を受けると、一部の設備投資系補助金で審査上の加点対象になります。単独で現金がもらえる補助金というより、他の補助金を有利に進めるための認定制度と理解するのが正確です。
「なりわい再建支援補助金」のように上限15億円などの大型補助金は誰でも使えますか?
いいえ。能登半島地震など局地激甚災害に指定された被災事業者向けの特例で、平時の一般的な防災投資には使えません。対象外になりやすい典型例として覚えておきたい。
感震ブレーカーとブロック塀撤去の補助金は、同じ家で両方申請できますか?
対象設備が異なるため、多くの自治体で併用可能です。ただし各制度に予算上限があるため、年度をまたいで計画的に申請するほうが安全です。
防犯・防災の補助金はいつ探せばいいですか?
多くの自治体は年度当初(4〜6月)に予算化・公募を開始します。予算上限に達すると年度途中でも受付終了するため、年度初めのタイミングでの確認が最も有利です。
最終更新:2026年7月13日/令和8年度の制度情報を基に集約
対象・申請情報まとめ
詳細条件は公募要領で確認してください。
この補助金のポイント
| 公募期間 | 制度により異なる(多くは年度当初4〜6月公募開始・予算上限で終了) 常時受付 / 要確認 |
|---|---|
| 実施機関 | 各省庁・都道府県・市区町村 |
| 主要スケジュール |
|
| 申請方法 | オンライン申請 公式申請ページへ |
| 公募要領 |
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編集: 補助金図鑑 編集部
中小企業診断士・社会保険労務士 監修体制
本記事は一般的な情報提供を目的としています。補助額・対象要件・募集状況は変更される場合があるため、申請前に必ず各実施機関の公募要領・公式情報をご確認ください。