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既存住宅・非住宅建築物の窓・内窓の断熱改修工事を行う所有者
重要ポイント(結論)
内窓・窓リフォーム補助金は国と自治体の「併用ルールが真逆」な地域がある
国の「先進的窓リノベ2026」は1戸あたり上限100万円だが、自治体の上乗せ補助を併用できるかどうかは地域によって正反対だ。東京都は最大300万円まで積み増しできる一方、大阪市は国の制度と併用できず自己資金で差額を埋めるしかない。さらに神奈川県・さいたま市はすでに予算上限に達して受付を終了しており、2026年度は例年より早いペースで予算が枯渇している。どの自治体に住んでいるかで受給額もスケジュールもまったく変わるため、着工前に必ず併用可否と受付状況を確認する必要がある。
TL;DR — 5秒でわかるまとめ
環境省が実施する「先進的窓リノベ2026」は、既存住宅や非住宅建築物の所有者が登録された窓リノベ事業者と契約して窓やドア(窓工事と同一契約の場合のみ)の断熱改修工事を行う際に補助金を交付する制度だ。住宅の場合の補助上限は1戸あたり100万円、非住宅建築物では延床面積240平方メートル以下で1棟あたり100万円、240平方メートル超では最大1,000万円まで支給される。工事着手期間は2025年11月28日から2026年12月31日までで、補助額が5万円以上であることが必須条件となっている。対象製品を使う際はメーカーの性能証明書も必要だ。

この国の制度に、多くの都道府県・市区町村が独自の上乗せ補助を用意しているのが2026年度の大きな特徴だ。ただし上乗せ分を国の制度と「併用できるかどうか」は自治体ごとに設計が異なる。東京都のように積極的に併用を認め受給額を大きく引き上げる自治体がある一方、大阪市のように国の制度との併用を明確に禁止し、独自の定率補助のみで完結させる自治体もある。この違いを知らずに両方へ申請すると、片方の交付決定が取り消されるリスクがあるため、必ず着工前に自分の自治体の併用ルールを確認しておきたい。

対象者・対象事業
対象地域(全国)
詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。
| 自治体 | 上限額 | 補助率 | 対象 | 受付状況 | 公式 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京都(クールネット東京) | 2,000,000円(断熱+防犯併用時は300万円) | 性能・面積の単価制 | 令和8年4月1日以降設置・国登録製品 | 受付中(事前申込5/29〜) | 公式 |
| 東京都三鷹市 | 250,000円 | 材工税込1/10 | 居室単位で全窓に高断熱窓を設置 | 受付中(予算残約696万円/2500万円) | 公式 |
| 神奈川県 | 150,000円/箇所 | 経費1/3 | 外気に接する窓の改修が必須 | 受付終了(令和8年6月8日予算到達) | 公式 |
| 愛知県名古屋市 | 100,000円 | 経費1/3 | 国事業併用・熱貫流率2.3以下 | 受付中(令和8年7月1日〜令和9年2月12日先着) | 公式 |
| 大阪市 | 手引参照(国と併用不可) | 定率 | 2居室以上の全窓が対象・国制度と併用不可 | 受付中(令和8年4月1日〜) | 公式 |
| さいたま市 | 計算シート方式 | 定率 | 工事完了が令和8年3月16日〜令和9年3月15日 | 受付終了(令和8年6月26日予算到達) | 公式 |
この比較表からわかるように、上限額だけを見ると東京都が突出しているが、実際には「併用可否」と「受付状況」を合わせて見なければ本当の受給可能額は判断できない。神奈川県のように上限額自体は小さくなくても、6月上旬時点ですでに予算が尽きて受付終了になっている自治体もある。大阪市のように上限額が定率で明示されていない自治体では、事前に窓口へ問い合わせて概算額を確認するのが確実だ。
内窓・窓リフォーム補助金でよくある落とし穴を整理する。国と自治体それぞれで審査基準や受付期間が異なるため、片方の常識で申請すると思わぬ差し戻しや不採択につながりやすい。

あなたは対象?かんたん診断
A. いいえ、必ずしも併用できるとは限りません。東京都のように併用を前提に上乗せ額を設計している自治体がある一方、大阪市のように国の制度と重複する補助を明確に禁止している自治体もあります。申請前に必ず自治体窓口へ併用可否を確認してください。
A. 断熱改修関連の予算はすでに到達し受付終了していますが、次年度の予算組みや追加募集が行われる可能性があります。公式サイトで最新の受付状況を確認するか、他の補助メニュー(さいたま市のZEH・高効率給湯機など)が使えないか合わせて確認するとよいでしょう。
A. 多くの制度で対象外(不採択)となり、補助金を受け取れなくなります。見積もりや事前相談は交付決定前でも進められますが、契約・着工は必ず交付決定通知を受け取ってから行ってください。
A. 制度によって異なりますが、多くの制度は所有者による申請を前提としています。賃貸の場合は所有者(オーナー)の同意や共同申請が必要になることが多いため、事前に自治体窓口や管理会社に確認してください。
A. 単純な上限額だけで見れば東京都(最大300万円)が突出していますが、居住地によって選べる制度は決まっているため「お得さ」は比較対象になりません。自分が住む自治体の制度と国の制度の併用可否・受付状況をまず確認することが重要です。
最終更新: 2026年7月9日(令和8年度)
対象・申請情報まとめ
詳細条件は公募要領で確認してください。
この補助金のポイント
| 公募期間 | 自治体により異なる。詳細は本文の比較表参照 常時受付 / 要確認 |
|---|---|
| 実施機関 | 全国の市区町村(記事内で自治体別に記載) |
| 主要スケジュール |
|
| 公募要領 |
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