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この記事の結論
危険なブロック塀を所有・管理する個人・法人、福祉施設等の設置者
対象者・対象事業
対象地域(全国)
詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。
対象・申請情報まとめ
詳細条件は公募要領で確認してください。
この補助金のポイント
| 公募期間 | 自治体により異なる(令和8年度受付中の自治体あり) 常時受付 / 要確認 |
|---|---|
| 実施機関 | 全国の市区町村(記事内で自治体別に記載) |
| 主要スケジュール |
|
| 申請方法 | オンライン申請 公式申請ページへ |
| 公募要領 |
重要ポイント(結論)
危険なブロック塀の撤去・改修補助金は全国の市区町村に広がっており、個人住宅は10万円〜25万円、福祉施設等の特例では最大160万円まで支援を受けられる
2018年の大阪北部地震でブロック塀倒壊による死亡事故が発生したことを契機に、国土交通省の防災・安全交付金を原資として自治体が撤去・改修費用を補助する制度が全国に拡大した。避難路や通学路沿いの塀は補助率や上限額が引き上げられるケースが多く、令和8年度も多くの自治体が受付を継続している。
TL;DR — 5秒でわかるまとめ
2018年6月の大阪北部地震では、倒壊した学校のブロック塀の下敷きになった児童が死亡する事故が発生し、全国で塀の安全点検と撤去・改修の機運が一気に高まった。これを受けて国土交通省は「防災・安全交付金」を自治体に配分し、危険なブロック塀等の撤去・改修費用を補助する制度の整備を後押ししてきた。
制度の枠組みは自治体ごとに設計されているが、共通する特徴として「撤去のみを対象とするか」「撤去後の改修(フェンス化・生垣化など)まで対象とするか」で補助額が分かれる点が挙げられる。撤去のみの場合は上限10万円〜20万円程度、改修まで対応する自治体では上限25万円まで引き上げられることが多い。さらに避難路・通学路に面した塀は優先度が高いとみなされ、補助率や上限額が上乗せされる傾向がある。

個人住宅向けの補助と、福祉施設・学校など公共性の高い建物向けの補助は制度上まったく別枠で運用されている自治体が多い。姫路市のように福祉施設等を対象にした特例で上限160万円という高額の補助を用意している自治体もあるため、「ブロック塀補助金=数十万円まで」と思い込まず、対象施設の種別を必ず確認する必要がある。

| 自治体 | 上限額 | 補助率 | 対象 | 受付状況 | 公式 |
|---|---|---|---|---|---|
| 兵庫県姫路市 | 個人20万円/福祉施設等160万円 | 2/3 | 撤去のみ | 受付中(R8.4.7〜11.11) | 公式 |
| 静岡市 | 撤去10万円/改善25万円(避難路沿いは上限なし) | 2/3(撤去2万円/m・改善3.84万円/m) | 撤去+改修 両対応 | 受付中(R8.4.6〜R9.1.31) | 公式 |
| 神奈川県相模原市 | 標準10万円/通学路15万円 | 標準1/2・重点3/4 | 撤去(高さ1m超) | 受付中(R8.4.16〜12.28) | 公式 |
| 大阪府堺市 | 15万円 | 2/3(31,000円/m) | 撤去のみ | 受付中(〜R9.1.29) | 公式 |
| 山形市 | 20万円 | 66%(8万円/m) | 撤去のみ | R8.8.17〜8.28 抽選 | 公式 |
| 岡山市 | 15万円 | 基準額×2/3 | 撤去 | 令和8年度実施 | 公式 |
| 山口県宇部市 | 10万円 | 2/3または2万円/m | 撤去 | 令和8年度実施 | 公式 |
比較表を見ると、撤去のみの自治体は上限10万円〜20万円に集中する一方、静岡市のように改修(改善事業)まで対応する自治体は上限25万円まで補助額が上がる。避難路沿いは静岡市・相模原市のように上限が撤廃・引き上げられるケースがあるため、自宅の塀が避難路・通学路に面しているかどうかを事前に自治体窓口で確認しておくと補助額が大きく変わる可能性がある。
危険ブロック塀の補助金は交付要件がシンプルに見えるが、実際には毎年多くの申請が不採択・差し戻しになっている。代表的な落とし穴を整理する。
これらの注意点を踏まえ、申請前に必ず自治体窓口で「対象条件」「予算枠の残り」「様式」を確認してから見積・契約に進むことが、不採択を避ける最大のポイントになる。

あなたは対象?かんたん診断
A. 多くの自治体では所有者・管理者が申請者になれば対象となる。ただし賃貸物件の場合は所有者の同意が必要になることが多いため、事前に自治体窓口で確認してほしい。
A. 静岡市のように「撤去事業」と「改善(改修)事業」を分けて補助する自治体では、フェンス化などの改修費用も別枠で補助対象になる。撤去のみを対象とする自治体もあるため、比較表で対応状況を確認してほしい。
A. 福祉施設や学校は不特定多数が利用し公共性が高いため、姫路市のように個人向け(20万円)とは別枠で上限160万円という高額の補助を設けている自治体がある。対象施設の種別によって申請区分が異なる点に注意が必要だ。
A. 山形市のように申請多数が見込まれる場合は抽選制を採用する自治体がある。受付期間内に申請書を提出し、抽選結果を待つ必要があるため、早めの準備が望ましい。
A. 多くの自治体で「交付決定前の契約・着工」は補助対象外となる落とし穴があり、既に契約済みの工事は原則対象外になる。次年度以降の申請に向けて、契約前に必ず交付決定を受ける流れを徹底してほしい。
最終更新: 2026年7月9日(令和8年度)
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編集: 補助金図鑑 編集部
中小企業診断士・社会保険労務士 監修体制
本記事は一般的な情報提供を目的としています。補助額・対象要件・募集状況は変更される場合があるため、申請前に必ず各実施機関の公募要領・公式情報をご確認ください。