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八千代市の住民基本台帳に記載があり、平成12年5月31日以前に着工さ…
千葉県八千代市の木造住宅耐震改修費補助は、令和8年度に対象が大きく広がりました。これまでは「昭和56年5月31日以前に着工した住宅」だけが対象でしたが、令和8年度からは「平成12年5月31日以前に着工した住宅」まで拡大されています。つまり、1981年6月から2000年5月までに建てられた、いわゆる新耐震基準だが2000年の接合部基準を満たしていない住宅も、はじめて補助の対象になりました。補助額は耐震改修工事費の5分の4で上限100万円。同時にリフォーム工事を行えば、その3分の1(上限30万円)が上乗せされ、合計で最大130万円になります。受付は令和8年5月15日から10月30日までの先着順で、予算がなくなり次第終了します。この記事では、八千代市の公式ページ、千葉県が公表した県内53市町村の補助制度一覧、そして近隣3市の公式ページを当編集部で1件ずつ突き合わせたうえで、対象になる家の条件、130万円を取りこぼさない申請の順序、そして最も多い失敗である「申請前に契約してしまう」を避ける方法までを整理します。
補助額は耐震改修の工事費の5分の4(千円未満切捨て・上限100万円)、同時に行うリフォーム工事があればその3分の1(上限30万円)が加わり、合計で最大130万円です。申請の受付期間は令和8年5月15日(金曜日)から令和8年10月30日(金曜日)まで、先着順で、予算上限に達した時点で締め切られます(八千代市「木造住宅耐震改修費補助事業のご案内」2026年4月25日更新)。
30秒でわかる令和8年度の要点
自分の家が対象になりそうか先に当たりをつけたい人は、3分で使える補助金診断で該当しそうな制度を絞り込むと、耐震以外に使える支援も一度に見えます。

八千代市は公式ページに「令和8年度より補助対象となる住宅について、平成12年5月31日以前に着工されたものへ拡充しました」と明記しています。旧耐震(昭和56年5月31日以前)だけを対象にしていた昨年度までの記事や資料は、この時点で古い情報です。
なぜ2000年5月31日が区切りなのか。1981年6月の新耐震基準では壁量が強化されましたが、柱と梁の接合部の金物仕様や、耐力壁のバランス(四分割法)が明確化されたのは2000年6月です。この間に建った住宅は「新耐震だが接合部が弱い」状態になりやすく、実際の地震被害でも差が出ています。
| 建てられた時期 | 倒壊・崩壊した割合 | 意味すること | 根拠資料 |
|---|---|---|---|
| 1981年(昭和56年)以前 | 19.4% | 旧耐震。壁量そのものが不足しやすい | 国土交通省・能登半島地震の構造被害原因分析委員会 中間とりまとめ(令和6年11月) |
| 1981〜2000年 | 5.4% | 新耐震だが接合部の仕様が明確化される前。今回の拡充対象 | 同上 |
| 2000年以降 | 0.7%(608棟中4棟) | 現行規定。倒壊防止に有効と評価された | 同上 |
1981〜2000年の住宅の倒壊率5.4%は、2000年以降の0.7%のおよそ7.7倍です。同じ「新耐震」でも危険度が一桁違うという事実が、八千代市が対象を広げた実務的な理由にあたります。同じ資料は、能登半島の輪島市の住宅耐震化率が45%(令和元年)で、国土交通省推計による全国平均87%(平成30年度)を大きく下回っていたことも指摘しています。
うちは1990年築です。新耐震だから大丈夫だと思って何もしていませんでした。
新耐震でも2000年5月以前の着工なら、接合部の金物や壁配置が現行規定を満たしていないことがあります。令和8年度からは八千代市の耐震診断費補助(費用の3分の2・上限6万円)も改修費補助も対象になるので、まず診断を受けて上部構造評点を確認するのが最短ルートです。
拡充の対象外になる構法がある
着工時期を満たしても、丸太組構法と、平成10年改正前の建築基準法第38条の認定または型式適合認定によるプレハブ工法で建てられた住宅は対象外です。これは耐震診断費補助・耐震改修費補助の両方に共通する条件で、八千代市の交付要綱に明記されています。
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耐震改修は、工事費の5分の4が補助されても設計費・工事監理費と工事費の5分の1は自己負担で残ります。まとまった支出が出る年は、住まいにかかるお金をまとめて点検しやすいタイミングです。改修で建物の状態が変わるぶん、契約したときのままの補償額や特約が今の家に合っているかを確かめる意味もあります。相談は何度でも無料で、オンラインにも対応しています。
八千代市の制度は、耐震改修費補助とリフォーム費補助という2本立てです。金額の上限も補助率も違い、根拠となる要綱も別々なので、混ぜて理解すると必ずどこかで取りこぼします。
| 補助の種類 | 補助率 | 上限額 | 成立条件 | 根拠資料 |
|---|---|---|---|---|
| 木造住宅耐震改修費補助 | 工事費の5分の4(千円未満切捨て) | 100万円 | 設計・工事監理・改修工事をすべて実施。ただし補助対象は工事費のみ | 八千代市 耐震改修費補助事業のご案内 |
| 木造住宅リフォーム費補助 | リフォーム工事費の3分の1(千円未満切捨て) | 30万円 | 耐震改修費補助を利用して耐震改修を行う住宅のみ。申請は耐震改修と同時 | 八千代市 リフォーム費補助のご案内 |
| 木造住宅耐震診断費補助 | 診断費用の3分の2(千円未満切捨て) | 6万円 | 八千代市に登録された木造住宅耐震診断士に依頼すること | 八千代市 耐震診断費補助事業のご案内 |
| 3つを合計した最大額 | — | 136万円 | 診断・改修・リフォームをすべて八千代市の制度で行った場合 | 上記3ページより算出 |
広く出回っている「最大130万円」という数字は、耐震改修100万円とリフォーム30万円の合計です。ここに耐震診断費補助の6万円を足せば、住まいの耐震化にかかる公的支援は合計136万円まで積み上がります。診断費補助は改修の前提条件でもあるため、実際にはほとんどの人がこの3つを順番に使うことになります。
見落としやすい「一戸建て限定」の壁
耐震改修費補助は一戸建て住宅と併用住宅(居住部分が延べ面積の2分の1以上)が対象ですが、リフォーム費補助の対象は公式ページ上「木造2階建て以下の一戸建て住宅」に限定されています。店舗兼住宅などの併用住宅は、耐震改修の100万円は使えてもリフォームの30万円は使えない可能性があります。2つのページを突き合わせないと気づけない差なので、併用住宅の人は申請前に建築指導課へ必ず確認してください。
家が建った時期で答えが逆転します。旧耐震(昭和56年5月31日以前)の家なら、船橋市・習志野市・佐倉市の上限115万円が八千代市の100万円を15万円上回ります。ところが令和8年度に新しく対象へ加わった昭和56年6月〜平成12年5月に建てられた家では、佐倉市の上限は58万円に下がり、八千代市の100万円が42万円上回ります。同時リフォームの扱いと申請の締切も3市でばらばらです。
千葉県は毎年、県内市町村の耐震関連補助制度を一覧で公表しています。令和8年4月時点の戸建て住宅・耐震改修補助の一覧(千葉県)には53市町村が並び、その19番目に八千代市が「耐震改修/4/5/100万円/昭和56年以前・平成12年以前とも対象/代理受領制度 有」と記載されています。ただし県の一覧は各市の制度を1行に圧縮したものです。以下の比較表は、この一覧に載る近隣3市について、当編集部が各市の公式ページを1件ずつ当たり、令和8年度の実際の数値と条件に置き換えたものです。
| 自治体 | 耐震改修の補助率・上限 | 補助率の対象に入る費用 | 同時に行うリフォームの扱い | 令和8年度の申請締切 | 根拠資料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 八千代市 | 5分の4・上限100万円 | 工事費のみ(設計費・工事監理費は対象外。ただし実施は必須) | 別枠のリフォーム費補助で工事費の3分の1・上限30万円。耐震改修と同時申請が条件 | 令和8年10月30日 | 八千代市公式(2026年4月25日更新) |
| 船橋市 | 5分の4・上限115万円 | 耐震改修工事費+工事監理費 | 補助対象外。「それぞれの工事で見積書や契約書等を分けてください」と案内 | 令和8年11月30日 | 船橋市公式(2026年6月10日更新) |
| 習志野市 | 5分の4・上限115万円 | 工事費(耐震改修に付随するリフォーム工事等は工事費に算入できる) | 付随する工事は工事費に算入可。付随しない工事は算入不可 | 令和8年11月30日 | 習志野市公式(2026年5月26日更新) |
| 佐倉市 | 5分の4・上限115万円(昭和56年5月31日以前に建築の家)/5分の4・上限58万円(昭和56年6月1日〜平成12年5月31日に建築の家) | 市が算出した額 | リフォーム工事に要する経費のうち市長が適当と認める経費の10分の1・上限10万円 | 公式ページに記載なし | 佐倉市公式(2026年4月21日更新) |
もう1つ、上限額の表記だけでは見落とすのが築年による区分です。佐倉市は対象者を「昭和56年5月31日以前に建築」と「昭和56年6月1日から平成12年5月31日までに建築」の2区分に分け、前者は上限115万円、後者は上限58万円としています。船橋市(平成12年5月以前の新築が対象)と習志野市(平成12年5月31日以前)は区分なしの115万円です。八千代市も区分なしの100万円なので、令和8年度に新しく対象へ加わった層にとっては、八千代市が佐倉市を42万円上回ります。
金額だけを並べても見えないのが、表の3列目です。八千代市は工事費だけが5分の4の対象で、設計費と工事監理費は全額自己負担になります。船橋市は工事監理費まで補助率の対象に含みます。習志野市は耐震改修に付随するリフォーム工事を工事費に算入できるため、115万円の枠内であれば付随分にも実質5分の4が付きます。八千代市の30万円は補助率こそ3分の1ですが、上限100万円とは別枠で積み上がる点が3市と異なります。
対象者・対象事業
対象地域(千葉県)
詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。
115万円の市に住み替えたほうが得ということですか?
築年と工事の規模で変わります。まず上限に届く工事費が違います。八千代市は工事費125万円で上限100万円に達しますが、船橋市・習志野市が上限115万円に届くには補助率の対象経費が143万7,500円(115万円÷0.8)必要です。船橋市は工事費+工事監理費、習志野市は工事費と付随するリフォームがその対象になります。対象経費が125万〜143万円台の帯では3市とも100万円前後で並び、差はほとんど出ません。143万7,500円を超えて3市とも上限に達したうえで、同時に行うリフォーム工事費が45万円を超えると八千代市が上回り、90万円でリフォーム補助が上限30万円に達して合計130万円、15万円の差になります。さらに昭和56年6月以降に建った家なら佐倉市は上限58万円なので、その場合は工事の規模にかかわらず八千代市が42万円上回ります。
締切の1か月差は実務では小さくない
八千代市の受付は令和8年10月30日で終わり、完了実績報告書の提出期限は令和9年1月29日です。船橋市・習志野市の締切(いずれも令和8年11月30日)と比べると、耐震診断から設計・見積までを1か月早く終わらせる必要があります。八千代市で令和8年度中に使い切るなら、逆算の起点は「10月30日」ではなく「耐震診断を8〜9月に終える」です。
他の地域の水準も知りたい人は、刈谷市の木造住宅耐震改修費補助(令和8年度・最大155万円)の条件を見る、横浜市の木造住宅耐震改修補助(令和8年度・最大155万円)の要件を確認すると、上限が高い自治体の設計思想が分かります。同じ千葉県内の住宅関連支援は千葉県の補助金・助成金一覧から探すのが早道です。

上限額や補助率の設計は自治体ごとに大きく違います。千葉県外の制度も見ておくと、八千代市の「4分の5・100万円+リフォーム30万円」という設計がどの位置にあるかが分かります。
岡崎市 木造住宅耐震改修費補助金上限100万円。八千代市と同水準の設計
いわき市 木造住宅耐震化工事支援事業上限115万円。近隣3市と同じ水準
喜多方市 木造住宅耐震化支援事業上限140万円。改修と建替えを組み合わせる型
府中市 木造住宅耐震改修助成上限170万円。都市部の高額型
豊川市 木造住宅段階的耐震改修費補助金上限90万円。二段階改修に対応する型
富山県 木造住宅耐震改修支援上限140万円。県が主体となる広域型
赤穂市 住宅リフォーム・耐震化補助最大130万円。八千代市と同じ耐震+リフォーム併用型
竹田市 住宅耐震化総合支援事業最大150万円。診断から改修まで一体で支援
愛知県 耐震シェルター整備費補助金上限30万円。改修が難しい場合の代替策
木造住宅除却工事補助金上限30万円。耐震性不足の住宅を解体する選択肢
川根本町 TOUKAI-0総合支援事業費補助金最大120万円。木造住宅耐震化の総合メニュー
藤沢市 マンション管理組合向け耐震・省エネ補助金最大5000万円。集合住宅で耐震化を進める場合
滑川町のリフォーム補助金まとめ耐震・省エネ改修で最大10万円。小規模自治体の型
居住サポート住宅改修事業最大50万円。空き家を住宅として再生する制度
カテゴリから探すなら住宅・住まいの補助金一覧を見る、防災の観点で探すなら防犯・防災・BCPの補助金一覧を見るが便利です。自分の条件に合う制度をまとめて絞り込みたい場合は、3分で使える補助金診断を試すから始めてください。
八千代市の交付要綱は、対象住宅に6つの条件を課しています。1つでも欠けると交付されません。
対象となる木造住宅の条件(令和8年度)
6番目の「集団規定への適合」は見落とされがちです。接道義務や建ぺい率・容積率、用途地域の制限に適合していることを示す建築基準法集団規定確認報告書(要領第1号様式)を提出する必要があります。八千代市は記載例のPDFも公開しているので、設計を依頼する耐震診断士と一緒に作成するのが確実です。
申請できる人にも条件があります。八千代市の住民基本台帳に記載されている建物所有者で、かつ「自らが居住する住宅の耐震改修を行う人」または「所有者の3親等以内の親族が居住する住宅の耐震改修を行う人」のいずれかに当たることが必要です。市外に住んでいて八千代市の空き家を改修する、といったケースは対象になりません。
評点1.0未満かどうかは、どうやって分かりますか?
八千代市に登録された木造住宅耐震診断士による耐震診断で判定されます。市の耐震診断費補助(費用の3分の2・上限6万円)を使えば自己負担を抑えられます。登録されていない診断士に依頼すると、診断費補助も改修費補助も対象外になるため、市が公開している「木造住宅耐震診断士名簿」で確認してから依頼してください。
八千代市の耐震改修補助は競争審査ではありません。要件を満たしていれば予算の枠内で交付される先着順の制度です。それでも交付されない事例は起きます。多いのは制度そのものではなく手続きの順序に原因があるケースです。
最も多い失敗:申請前に契約してしまう
八千代市は「申請前に契約や工事を実施してしまうと補助の対象となりません」と明記しています。見積を取った勢いで工事請負契約を結ぶと、その時点で権利が消えます。交付決定通知を受け取ってから契約する。この順序だけは絶対に崩さないでください。
ほかにも、次のような理由で差し戻しや不採用につながります。いずれも事前に潰せる注意点です。
| 落とし穴 | 何が起きるか | 回避策 | 根拠資料 |
|---|---|---|---|
| 設計・工事監理を省略した | 工事費の補助自体が交付されない | 設計・工事監理・改修工事の3つをすべて実施する。補助対象は工事費のみだが、実施は必須 | 八千代市 耐震改修費補助事業のご案内 |
| 市に登録していない診断士に設計・監理を依頼した | 要件不適合で不採択 | 八千代市の木造住宅耐震診断士名簿で登録を確認してから依頼する | 八千代市 耐震診断費補助事業のご案内 |
| リフォームの申請を後出しした | リフォーム費補助30万円が使えなくなる | リフォーム費補助の交付申請は耐震改修費補助と同時に行う | 八千代市 リフォーム費補助のご案内 |
| 同じ工事に別の補助金を使っていた | 重複利用として対象外 | 計画中のリフォームに他制度を充てている場合は、対象範囲を分ける | 同上 |
| 実績報告が期限に間に合わなかった | 工事が終わっていても交付されない | 令和9年1月29日から逆算し、工事完了を12月中に置く | 八千代市 耐震改修費補助事業のご案内 |
| 工事写真を撮り忘れた | 実績報告が受理されず差し戻しになる | 部位ごとに着手前・施工中・完了後の3点を撮る。材料の寸法・仕様が分かる写真も必要 | 同上 |
とくに工事写真は、壁を閉じてしまうと撮り直しがききません。施工業者との打ち合わせで「補助金の実績報告に使うので部位ごとに3点セットで撮ってほしい」と最初に伝えておくのが、差し戻しを防ぐいちばん確実な方法です。

受付は10月30日まで。ただし実際に間に合わせるには、診断から数えて3〜4か月前には動き出す必要があります。
工事費を全額立て替えるお金が用意できません。
八千代市には代理受領制度があります。代理受領委任届出書(耐震改修は第7号様式、リフォームは第8号様式)を出すと、市が補助金を直接施工業者へ支払うので、あなたが用意するのは補助額を差し引いた自己負担分だけです。千葉県の一覧でも八千代市は代理受領「有」と記載されています。利用したい場合は交付申請の段階で建築指導課に相談してください。
逆算の目安
実績報告の期限(令和9年1月29日)から逆算すると、工事完了は12月中旬、着工は11月上旬、交付決定は10月中、交付申請は10月30日まで。つまり耐震診断を8〜9月に済ませておくと余裕を持って回せます。今から動き出しても令和8年度に間に合う可能性は十分あります。
交付申請の段階で必要になる書類です。実績報告時にはこれとは別に、実績報告書・工事監理状況の報告書の写し・部位ごとの工事写真・材料の寸法と仕様を示す書類・契約書と領収書の写しが必要になります。
固定資産評価証明書は八千代市役所の資産税課、登記事項証明書は法務局で取得します。どちらか一方で足ります。様式と記載例はすべて八千代市の公式ページからダウンロードできます。
工事の種類を問わず使える一般的な住宅リフォーム助成は、八千代市にはありません。使えるのは目的が限定された制度だけで、持ち家の一般的な改修では耐震改修とセットのリフォーム費補助(工事費の3分の1・上限30万円)が最も金額の大きい選択肢です。
「八千代市 リフォーム補助金」で検索しても該当する制度が見つからないのは、そもそも一般枠が存在しないためです。下の表は、八千代市と国の制度のうち住宅の改修費に効くものを、当編集部が各担当課の公式ページで金額と条件を確認したうえで目的別に並べたものです。
| 制度 | 使える工事・条件 | 金額 | 根拠資料 |
|---|---|---|---|
| 木造住宅リフォーム費補助 | 耐震改修費補助を使う住宅で、耐震改修と同時に行う屋根の葺き替え・外壁の張替え・内装・バリアフリー化・キッチンやトイレの入れ替えなど。木造2階建て以下の一戸建てが対象 | リフォーム工事に要した費用の3分の1(千円未満切り捨て)・上限30万円 | 八千代市 リフォーム費補助のご案内(2026年4月25日更新) |
| 空家リフォーム費補助事業 | 空家バンクの登録空家を売買契約から2年以内に取得して居住する人。市内に本店・支店等を有する事業者との工事請負契約が条件。受付は令和8年5月15日〜12月18日 | 補助対象経費の3分の1・上限30万円(指定地区は50万円)。移住・定住世帯+10万円、子育て世帯+5万円、近居世帯+5万円の加算あり | 八千代市空家リフォーム費補助事業のご案内(2026年5月1日更新) |
| 居宅介護住宅改修費(介護保険) | 要介護・要支援の認定を受けた人の手すり設置・段差解消など。改修前の申請が必要 | 20万円を上限に、自己負担分を除いた給付分を介護保険から支給(給付割合は所得により異なる) | 八千代市 戸建住宅のリフォームに対する支援情報 |
| 障害者日常生活用具費支給事業 | 住宅改修費の支給。申請は1回限り | 市の公表資料に金額の記載なし(障害者支援課へ要確認) | 同上 |
| 固定資産税の減額(バリアフリー改修・省エネ改修) | 高齢者等居住改修、または熱損失防止(省エネ)改修を行った住宅 | 固定資産税が減額(額は資産税課へ要確認) | 同上 |
| 住宅耐震改修特別控除(所得税) | 昭和56年5月31日以前に建築された家屋の耐震改修。適用は平成26年4月1日〜令和7年12月31日の改修とされており、令和8年の工事に使えるかは要確認 | 控除額はA×10%+B×5%、控除対象限度額は250万円(令和4年1月1日以後の改修)。Aからは受け取った補助金等の額が差し引かれる | 国税庁 タックスアンサー No.1222 |
| 住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金 | 太陽光発電・蓄電池・断熱窓などの導入。耐震改修とは別枠・別申請 | 年度ごとに交付額が変わるため市の該当ページで要確認 | 八千代市 住宅支援・マイホーム |
市の「支援情報」まとめページは更新が止まっている
八千代市の戸建住宅のリフォームに対する支援情報は2022年12月12日更新のままで、掲載されている国のグリーン住宅ポイント制度はすでに終了しています。上の表では終了済みの制度を外し、金額と条件は各担当課の最新ページで取り直しました。市のまとめページ1枚だけを見て「使える制度はこれだけ」と判断しないでください。
耐震改修は住まいの支出としては大きな部類に入ります。八千代市と国の制度を組み合わせて、負担を下げる余地がないか順に確認しておきましょう。
所得税の控除は「適用期限」と「補助金の差し引き」で二重に目減りする
国税庁のタックスアンサーNo.1222([令和7年4月1日現在法令等]・2026年8月9日閲覧)は、住宅耐震改修特別控除を「平成26年4月1日から令和7年12月31日までの間に」行った改修に適用し、対象家屋を「昭和56年5月31日以前に建築されたもの」と定めています。つまり令和8年(2026年)に行う工事は、このページの記載どおりなら適用期間の外です。延長の有無は税制改正次第なので、工事の契約前に税務署へ確認してください。令和8年度から補助対象に加わった昭和56年6月〜平成12年5月着工の住宅は、そもそも築年の要件からも外れます。
もう1点、控除額の計算に使う費用の額は「工事の費用に関し補助金等の交付を受ける場合には、その補助金等の額を控除します」と定められています。八千代市から100万円の補助を受ければ、その100万円は控除の計算から差し引かれます。補助金と減税は単純に足し算できません。
耐震改修の資金計画を立てるなら、住宅にかかる固定費の見直しも同時に検討する価値があります。電気・ガス・通信・保険の固定費見直しの優先順位を確認すると、月々の支出から工事費を捻出する道筋が見えます。八千代市で使える他の制度は八千代市の市民活動補助金(最大50万円)の対象を確認するや千葉県の住宅脱炭素化補助金(最大25万円)の要件を見るも参考になります。省エネ家電の買い替えを検討中なら千葉県内の省エネ家電補助金を市町村別に比較すると、八千代市の扱いがすぐ分かります。

令和8年度の受付は10月30日で終わります。耐震診断費補助も同じ10月30日締切なので、この日を過ぎたら年度内に新しく動かせるものはありません。次年度の受付開始日は市が改めて公表しますが、令和8年度は5月15日開始でした。締切を過ぎたら、次の受付初日に申請できる状態を作っておくのが最短です。
締切を過ぎたらやっておく3つ
待っている間に耐震以外で使える制度がないかを確かめておくなら、3分で使える補助金診断で今の条件に合う制度を絞り込むのが手早い方法です。
リフォーム工事だけでも補助を受けられますか?
受けられません。リフォーム費補助は「八千代市木造住宅耐震改修費補助制度を利用して耐震改修工事を行う住宅」が対象で、交付申請も耐震改修費補助と同時に行う必要があります。耐震改修を伴わない単独のリフォームに使える一般的な補助金は、八千代市には設けられていません。
令和8年度の予算はもう埋まっていませんか?
先着順で「申請受付の締切日または予算上限に達するまで」受け付けるため、時期によって残枠は変わります。残りの受付状況は公表されていないので、建築指導課(Tel 047-421-6774)に直接確認するのが確実です。締切の10月30日を待たずに終了する可能性があります。
3階建ての木造住宅は対象になりますか?
対象外です。八千代市の要件は「地上階数が2以下」で、3階建ては耐震診断費補助・耐震改修費補助のいずれも対象になりません。なお千葉県内では白井市が3階建てを含めて補助対象としており、自治体ごとに扱いが異なります。
設計費と工事監理費は補助されないのですか?
補助対象は工事費のみで、設計費と工事監理費は対象外です。ただし設計・工事監理・改修工事のすべてを実施することが交付の条件で、1つでも欠けると補助金は交付されません。費用としては自己負担、手続きとしては必須という位置づけです。
市外に住んでいますが、八千代市にある実家を改修したい場合は使えますか?
補助対象者は「八千代市の住民基本台帳に記載されている建物所有者」であることが前提です。そのうえで、自らが居住する住宅か、所有者の3親等以内の親族が居住する住宅であることが必要です。所有者本人が市外在住の場合は要件を満たさないため、建築指導課に個別の事情を相談してください。
令和8年度に間に合わせるための最短ルート
耐震改修以外にも使える制度がないか一度で確かめたい人は、3分で使える補助金診断で自分が対象の制度を絞り込むところから始めるのが早道です。
最終更新:2026年8月9日。八千代市公式ページの更新日は2026年4月25日、千葉県の県内一覧は令和8年4月時点の公表資料です。近隣3市(船橋市・習志野市・佐倉市)の補助率・上限額・築年による区分・対象費用・締切、および八千代市のリフォーム関連制度の金額と条件は、補助金図鑑編集部が2026年8月9日に各自治体の公式ページで確認して記載しています。所得税の住宅耐震改修特別控除の適用期間と補助金の差し引きは、同日に国税庁タックスアンサーNo.1222(令和7年4月1日現在法令等)で確認しました。
問い合わせ先:八千代市 都市整備部 建築指導課 建築指導班(新館5階)Tel 047-421-6774/Fax 047-484-8824
対象・申請情報まとめ
詳細条件は公募要領で確認してください。
この補助金のポイント
| 補助対象経費 | 【耐震改修工事】 ・上部構造評点を1.0以上にするための補強工事費(工事費のみが補助対象) ・例:壁… 詳細を見る › |
|---|---|
| 公募期間 | 2026年10月30日締切(予定) 締切まで 76日 |
| 実施機関 | 千葉県八千代市 都市整備部 建築指導課 |
| 主要スケジュール |
|
| 申請方法 | 窓口申請 公式申請ページへ |
| 必要書類 | 【交付申請時】 ・八千代市木造住宅耐震改修費補助金交付申請書(第1号様式) ・建… 詳細を見る › |
| 公募要領 |
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