令和8年度 自律型資源循環システム強靱化促進事業|下限1億円
申請受付は2026年9月14日(月)で終了しました。次回公募は未発表です。
まず確認すること
補助金の基礎データ 公募期間・実施機関・申請方法・公募要領 — 対象と金額は上の「まず確認すること」を参照
サーキュラーパートナーズ会員の日本法人(民間会社等)。1件1億円以上の設備投資等が対象で…
- 対象地域
- 全国
- 対象者
- サーキュラーパートナーズ会員の日本法人(民間会社等)。1…
- 補助上限
- 対象経費の2分の1(1件あたり上限なし・下限1億円)
- 補助率・給付条件
- 中小企業等1/2以内・大企業等1/3以内
- 公募期間
- 令和8年7月28日(火)〜令和8年9月14日(月)15時(事前申請は8月21日(金)まで)
- 実施機関
- 一般社団法人 低炭素投資促進機構
- 申請方法
- jGrants(電子申請)と書類郵送
- 必要書類
- 交付申請書(様式第1)/実施計画書(様式第2)/事業…
- 最大対象経費の2分の1(1件あたり上限なし・下限1億円)まで補助される制度です
- 一般社団法人 低炭素投資促進機構が公募する公的支援制度
- 申請方法はjGrants(電子申請)と書類郵送に対応
詳細解説
令和8年度自律型資源循環システム強靱化促進事業とは、再生材の活用・環境配慮型ものづくり・リユース/リファービッシュに関わる設備投資等を、中小企業等は対象経費の1/2以内、大企業等は1/3以内で支援する国の間接補助事業である。実施機関は一般社団法人 低炭素投資促進機構。一次公募は令和8年7月28日に開始し、締切は令和8年9月14日(月)15時。
ただし読み進める前に確認したい数字が一つある。1件あたりの下限額は100,000,000円(1億円)。上限は設けられていないが、補助対象経費が1億円に届かない計画はこの制度の土俵に乗らない。さらに本締切の3週間以上前、令和8年8月21日(金)で事前申請の受付が終わる。この記事では、1億円という下限を越える事業者が9月14日15時までに何を揃えるべきかを、公募要領(令和8年7月31日改訂)の記載に沿って整理する。
2026年8月時点で確認できる事実
令和8年度公募で押さえる5点
- 補助率は中小企業等1/2以内・大企業等1/3以内。1件あたりの上限はなく、下限は1億円。
- 締切は令和8年9月14日(月)15時。事前申請は8月21日(金)までと、本締切より3週間以上早い。
- 申請はjGrantsへの電子申請と申請書類の郵送の両方。片方が欠けると原則受け付けられない。
- 申請者は日本法人の民間会社等で、サーキュラーパートナーズの会員であることが必須。地方公共団体は主申請者になれない。
- 審査は書面のみで完結せず、代表権を有する者が出席する面接審査(プレゼン)がある。
投資規模が1億円に届かない場合、この制度は使えない。その場合は数百万円〜数億円規模の設備投資・省エネ制度を先に当たるほうが早く、条件を入力して使える補助金を絞り込む診断から入ると当たりが付く。規模の合う代替制度は本記事の中盤にまとめた。
最初に押さえる問い合わせ導線
機構は令和8年8月4日(火)15:00からWebで公募説明会を開催する。機構のセミナーページによると申込の締切は8月4日(火)12時で、開催の3時間前に締め切られる。定員は公表されていない。参加用URLは申込後1営業日を目途にメールで送られてくる。個別の疑問は電話 03-6264-8381(平日9:00〜12:00/13:00〜17:00)またはメール r8skgshigen@teitanso.or.jp で受け付けている。機構は問い合わせフォームかメールでの連絡を推奨しており、メールの件名は「R8資源循環事業 問合せ(申請者名 略称可)」と指定されている。
この記事を読まなくてよい人
補助対象経費の見込みが1億円未満の事業者。下限額は公募要領で明記された足切り要件で、交渉や按分の余地はない。設備投資額が数千万円規模なら、2026年版の設備投資補助金まとめで規模の合う制度を先に確認したほうが時間を使わずに済む。

補助額・補助率と「下限1億円」というふるい
金額まわりは公募要領の「3.補助金の内容」に集約されている。数字と根拠を並べる。
| 項目 | 内容 | 根拠 |
|---|---|---|
| 補助率(中小企業等) | 対象経費の1/2以内 | 公募要領「3.補助金の内容(5)補助率と要件」 |
| 補助率(大企業等) | 対象経費の1/3以内 | 公募要領「3.補助金の内容(5)補助率と要件」 |
| 1件あたりの上限額 | 設けていない | 機構 公募概要「補助金の上下限について」 |
| 1件あたりの下限額 | 100,000,000円(1億円) | 機構 公募概要「補助金の上下限について」 |
| 補助対象期間 | 交付決定日〜令和11年2月28日(最長) | 公募要領「3.補助金の内容(4)事業期間」 |
| 消費税の扱い | 補助対象外。交付申請書の金額は税別で記載 | 公募要領「6.間接補助事業の申請、実施における注意事項(3)税金等の扱い」 |
中小企業の補助率でも1/3になる場合がある
中小企業基本法第2条第1項に該当していても、次のいずれかに当てはまると大企業の補助率(1/3以内)が適用される。自社が該当するかは資本関係と直近3期の課税所得で決まるため、事業計画の自己負担額を積む前に確認しておきたい(公募要領「3.補助金の内容(5)補助率と要件」)。
- 発行済株式の総数または出資価格の総額の1/2以上を同一の大企業が所有
- 発行済株式の総数または出資価格の総額の2/3以上を大企業が所有
- 大企業の役員・職員を兼ねる者が役員総数の1/2以上を占める
- 資本金または出資金5億円以上の法人(中小企業を除く)に直接・間接に100%株式を保有される
- 申告済みの直近3年分の課税所得の年平均額が15億円を超える
共同申請では組合せで補助率が決まる。大企業と中小企業等の共同申請は大企業の補助率、中小企業等とリース会社(大企業に該当)の共同申請は中小企業等の補助率が適用される。

制度の全体像と対象になる3つの類型
経済産業省は2023年3月に「成長志向型の資源自律経済戦略」を策定し、同年9月に産官学のパートナーシップ「サーキュラーパートナーズ」を立ち上げた。本事業はこの枠組みを活用し、「GX実現に向けた基本方針」(令和5年2月10日閣議決定)3.(2)および分野別投資戦略に基づいて実施される(機構 事業の概要・趣旨)。補助対象は、資源循環に係る技術開発・実証・商用化に係る建物費・設計費・設備費・工事費等である。
| 類型 | 支援対象 | 実施計画書で満たす目標(いずれか1つ以上) |
|---|---|---|
| ① 再生材利用 | 再生材等を原料に活用し、再生材利用製品を製造するための技術開発・実証・商用化に係る設備投資等 | 本事業で生産が見込まれる製品の再生材含有率が10%以上 |
| ② 環境配慮型ものづくり | 長寿命化や再資源化の容易性の確保等に資する設備投資等 | 事業終了後2年以内に環境配慮設計の製品を市場投入 |
| ③ CEコマース促進 | リユース、リファービッシュ等のCEコマースを促進するための設備投資等 | 仕入れた廃棄物の50%以上をリユース/リファービッシュ/リパーパス等で製品として再利用可能に |
目標値の出典は公募要領「2.実施計画書の要件(表1)」。表1以外の資源循環目標を掲げる場合は、現状値を基準とした改善目標と具体的な取組の記載が求められる。
補助対象になる経費・ならない経費
対象になる
- 建物費(事業に直接必要な建物の新設・建て替え・リフォーム)
- 設計費(基本設計・実施設計・工事監理)
- 設備費(設備・機器本体の購入、運搬、据付け、試運転調整)/業務費(製作・試験・検証)
- 工事費(本工事費・付帯工事費・機械器具費・調査及び試験費)
対象にならない
- 土地およびオフィス用建物の取得費
- 既存建物の撤去費
- 建物取得でリース会社を利用する場合の建物等取得費
- 消費税等、金融機関への振込手数料(原則)
- 実績報告書作成・経理処理・従事日誌作成など管理業務の人件費
対象者・対象事業
対象地域(全国)
- 目的
- 環境・脱炭素
- 対象地域
- 全国
- 対象者
- サーキュラーパートナーズ会員の日本法人(民間会社等)。1件1億円以上の設備投資等が対象で、地方公共団体は主申請者になれません。
- 補助上限
- 対象経費の2分の1(1件あたり上限なし・下限1億円)
- 申請の手間
- 5(5段階中2)
詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。
他制度との比較・併用|1億円に届かないときの選択肢
この制度は「資源循環×1億円以上の設備投資」に限定された狭い入口である。投資規模や目的が合わない場合の受け皿を先に示す。国の補助金等の対象経費を重複させることはできない(公募要領「2.実施計画書の要件(6)」)ため、併用ではなく使い分けで考える。
| 制度 | 規模・補助率の目安 | どんなときに選ぶか |
|---|---|---|
| 自律型資源循環システム強靱化促進事業(本記事) | 下限1億円・上限なし/中小1/2・大企業1/3 | 再生材利用やCEコマースの商用化まで見据えた大型設備投資 |
| GX地域共創補助金2026 | 大規模枠あり/地域単位のGX事業 | 自治体・地域プレイヤーと連携した脱炭素事業を組む場合 |
| SHIFT事業(工場・事業場の省CO2化加速事業) | 設備更新規模/CO2削減量で評価 | 既存工場の省エネ・省CO2設備更新が主目的の場合 |
| GXサプライチェーン構築支援事業 | 大型/サプライチェーン構築 | 蓄電池・半導体などGX関連の国内供給網整備を狙う場合 |
| 省エネ・脱炭素補助金まとめ2026 | 数十万円〜数億円まで各種 | 投資額が1億円未満で、まず使える制度を洗い出したい場合 |
規模別に当たるべき現行制度
【2026年版】設備投資補助金まとめ国・自治体の設備投資系を横断整理。受付中の制度から規模別に選べる
【2026年版】省エネ・脱炭素補助金まとめ省エネ・脱炭素の現行制度を一覧化。1億円未満の投資はここから探す
GX地域共創補助金2026最大250億円・9月1日締切/受付中。地域一体のGX事業向け
SHIFT事業(工場・事業場の省CO2化加速事業)CO2削減量で評価される設備更新支援。資源循環より省エネ寄りの投資に
GXサプライチェーン構築支援事業受付前。GX関連の国内供給網整備向けの大型枠。公募開始前に準備を進める制度
福島県 水素活用設備導入補助金最大1.5億円・受付前。水素利活用の設備投資を検討する事業者向け
下関市 脱炭素設備導入支援(令和8年度)受付中。市内事業所の脱炭素設備を対象とする自治体制度
都城市 省エネ設備補助金(令和8年度)受付中。中小規模の省エネ設備更新に使える自治体制度
【2026年】下関市 LED等設備補助受付中。照明・小規模設備の更新から着手したい事業者向け
みらいエコ住宅2026受付中。住宅分野の省エネ改修を扱う制度。事業用設備とは別枠
同じ分野の受付中制度をまとめて見たい場合は、設備投資カテゴリの一覧と省エネカテゴリの一覧から絞り込める。
過去制度は「制度設計の参考」として読む
資源循環系の大型補助は年度ごとに要件が組み替わる。次の2件はすでに受付を終了しており、令和8年度の申請先にはならない。ただし審査で何が評価されたかを読むと、実施計画書の書き方の材料になる。
先進的な資源循環投資促進事業受付終了・制度設計の参考。資源循環投資の評価軸を確認する用途に
大分県 GX促進事業(最大10億円)受付終了・制度設計の参考。県単位の大型GX支援の設計例として読む
対象者と実施計画書の要件
公募要領「3.補助金の内容(1)間接補助事業者」は、次をすべて満たす事業者を対象とする。1つでも欠けると適格性の審査(必須項目)で落ちる。
| 要件 | 内容 | 準備の目安 |
|---|---|---|
| 法人格 | 日本法人(登記法人)である民間会社、または民間会社を主申請者とする共同体・任意団体等。地方公共団体は主申請者になれない | 履歴事項全部証明書(申請日から3か月以内) |
| 会員資格 | サーキュラーパートナーズ(産官学パートナーシップ)の会員であること | 未加入なら入会手続きから逆算する |
| 交付停止該当なし | 経済産業省が定める補助金等の交付停止事業者でないこと。共同申請者・請負先・委託先も同様 | 委託先まで含めて確認 |
| 経営基盤 | 自己負担分の調達に十分な経営基盤があること | 財務諸表2か年分・資金調達計画 |
| GXフューチャー・リーグ | 入会し排出量実績を報告。未入会なら申請までに入会申込みを行い、申込みから4か月以内に2030年度の排出量目標とコミットメントを報告 | 中小企業はその他の温室効果ガス削減の取組提出で代替可 |
| 体制・記録保管 | 事業の実施体制・管理体制が整備され、委託先の確定検査資料の写しを事業完了後5年以上保管できること | 社内の管理規程を確認 |
サーキュラーパートナーズに入っていません。今から間に合いますか。
会員であることは必須要件で、提出書類にも「サーキュラーパートナーズ事務局に提出している各種書類の写し」が含まれます。入会手続きと事前申請(8月21日締切)を並行して進め、間に合わない見込みなら令和8年度の申請は無理をせず、規模の合う他制度に切り替える判断も現実的です。
実施計画書で必ず書くこと
- 年間あたりの製造能力の最低水準目標、生産開始年限、コスト目標。2030年に向けた野心的な目標を対外的に掲げていること
- 補助対象設備で製造する全製品のうち、本事業の目的に供される製品の割合の見込み(事業終了後5年分)と、それ以外の用途の具体的内容
- 事業完了後のビジョン(出口戦略)
- 国からの補助金等の対象経費を含まないこと
本事業の目的に供される製品の割合が低いと、交付決定に条件が付くことがある。設備の稼働率をどう按分するかは、申請前に社内で合意しておきたい。

申請でよくある不採択・落とし穴
公募要領には、審査の対象外になる条件と補助対象外になる行為が具体的に書かれている。差し戻しや不採択につながりやすい点を、金額の大きい順に並べる。
落とし穴1:事前申請の締切が本締切より3週間以上早い
事前申請の受付は令和8年8月21日(金)まで。本申請の締切(9月14日15時)と混同して8月下旬に動き出すと、要件適合の事前確認を受ける機会を失う。事前申請がなくても締切までに本申請があれば同様に審査されるが、申請内容によっては別事業への申請を相談されることがある。つまり事前申請を飛ばすほど、9月14日直前に「この事業ではない」と判明するリスクが上がる。
落とし穴2:jGrantsだけ、郵送だけでは受け付けられない
公募要領(令和8年7月31日改訂)の「公募期間及び書類提出先」は「jGrantsでの申請と、申請書類の郵送のいずれかが欠けている場合、原則申請は受付けません」と明記している。受領証は発行されず、受け付けた旨のメールが担当者宛に送られるのみ。郵送は配送状況が確認できる手段を使い、持参する場合は必ず事前に機構へ連絡する。
落とし穴3:交付決定前の発注が補助対象外になる
補助対象経費の発注・契約・支出は交付決定通知後が原則。発注先への内示も発注行為とみなされる。急ぐ場合はjGrantsで事前着手届出(受付期間は令和8年7月28日〜9月14日15時)を行い、事前着手受理通知に記載された「事前着手開始日として認める日」以降の経費のみが対象になる。届出日より前の発注は救済されない。事前着手の受理は採択や交付決定を約束するものでもない。
そのほかの不採択・NG事例
- 提出書類の不備:必要書類の欠落や記入漏れがあると審査の対象にならない。申請不受理扱いになる場合もある(公募要領「公募期間及び書類提出先」および「3.補助金の内容(8)審査方法及び審査基準」)。
- 面接審査への準備不足:審査は書面だけで終わらず、非公開の面接審査(プレゼン)が実施される。提案企業の代表権を有する者(またはそれに準ずる者)の出席が求められるため、役員の日程確保を早めに行う。
- 相見積の形式不備:売買・請負・委託契約は競争入札または3者以上の相見積が必要。見積参加者同士が元請け・下請けや関係会社の関係にあると適正な競争と認められず、該当部分が補助対象から除外されることがある。
- 大企業による技術開発・実証の理由不足:大企業が商用化ではなく技術開発・実証を行う場合、自社資本で進められない理由と国の補助金が必須となる理由を明記しないと、「民間企業のみでは投資判断が真に困難な事業か」の審査で不利になる。
- 登記事項証明書の期限切れ:発行日が申請日から3か月以内でないと差し戻しの対象になる。
- 手形・割賦・相殺による支払い:発注先への支払いは金融機関からの振込みのみ。振込以外の支払方法は認められない。
- 虚偽記載:不正行為が認められると交付決定が取り消され、受領済みの補助金額に年利10.95%の加算金を加えた額の返還と、事業者名・不正内容の公表という措置が取られる。
採択されない典型は「要件を満たしていない」より「要件を満たしているのに書類で示せていない」ケースである。事業概要書は審査項目を把握したうえで書くよう公募要領が明示している。審査項目は①基本的事項、②産業競争力強化への貢献、③排出削減への貢献、④民間企業のみでは投資判断が真に困難な事業かの4系統。マイルストーン、年度別の売上・利益目標と市場シェア目標、オフテーカーの需要、2030年に向けた製造能力拡大計画の数値まで求められる。

申請の流れと必要書類
- 公募要領・交付規程・補足資料を読み込み、対象類型と目標値の適合を確認する
- GビズIDプライムアカウントを取得する(未取得なら最優先。発行に日数がかかる)
- 事前申請書を作成し、件名「R8資源循環事業 事前申請書(申請者名 略称可)」でr8skgshigen@teitanso.or.jp へ送付する(8月21日まで)
- 実施計画書・事業概要書・発注計画書などの様式を機構サイトからダウンロードし、見積依頼書と見積書を揃える
- jGrantsで令和8年度の交付申請を行い、同じ書類一式を印刷して郵送する(9月14日15時必着)
- 必要に応じて事前着手届出をjGrantsで提出する
- 面接審査(プレゼン)に代表権を有する者が出席する
- 採択・交付決定の通知を受けてから発注・契約・支出を開始する
提出書類チェックリスト
用意しておく書類(チェックはこの端末にだけ保存されます)
見積は必ず3者から取らないといけませんか。技術的に発注先が1社しかありません。
技術上・生産能力上の事由で発注先を限定せざるを得ない場合は、事前に発注先選定理由書(別紙⑦)を機構へ提出します。ただし理由書の内容や提出時期によっては否認され、該当部分が補助対象から除外されます。見積額の妥当性が分かる資料を必ず添えてください。なお交付申請の段階では概算見積書1者でも可とされています。
採択後にやること/締切に間に合わない場合
採択後は交付決定通知を受けてから発注に入る。事業期間が1年以上になる場合、各事業テーマの開始から1年後を目処に経済産業省または機構がステージゲート審査会を開き、進捗と社会実装の見込みを踏まえて事業継続の可否を判断する。交付決定額は、申請内容や予算の都合で減額されたり条件が付いたりすることがある。
採択後に効いてくる実務3点
- 他事業と区分した経理管理を行う。補助対象経費は証拠書類で金額が確認できるものに限られる
- 支払いは金融機関からの振込みのみ。工事の完了・検収・請求の前に支払うと補助対象外になる
- 概算払いの必要が認められる経費は概算払いを受けられる(詳細は公募要領)
9月14日に間に合わない場合の考え方
二次公募については機構が「日程決まり次第ご連絡します」としており、採択状況等に応じて実施されない場合があると明記している。時期の予測に賭けるより、次の2つを並行させるのが現実的である。
- 今回の一次公募に間に合う範囲で事業概要書と見積を仕上げ、事前申請で要件適合の確認を受ける
- 投資計画を分割し、1億円に届かない部分は設備投資補助金まとめやGX地域共創補助金2026など、規模と締切の合う制度で先に着手する
資源循環と省エネのどちらに重心があるかで選ぶ制度は変わる。省CO2化が主目的ならSHIFT事業、供給網の国内整備が主目的ならGXサプライチェーン構築支援事業を先に読み比べたい。

申請前に判断が分かれる論点
Q1.補助対象経費が1億円ちょうどでも申請できますか。
1件あたりの下限額は100,000,000円とされているため、1億円は下限を満たします。ただし補助金額ではなく補助対象経費の規模で判断が必要な場面があるため、事前申請で機構に確認するのが確実です。
Q2.自治体は申請できますか。
地方公共団体は主申請者になれません。日本法人の民間会社、または民間会社を主申請者とする共同体・任意団体等が対象です。設備の所有者と使用者が異なる場合は原則として共同申請になります。
Q3.自社製品を調達する場合、経費はどう計上しますか。
自社調達の場合は製造原価をもって補助対象額とします。自社の利益を補助対象経費に含めることはできません。製造原価の算出が困難な場合は、他の合理的な説明で原価と認められることがあります。
規模や分野が合わないと感じたら、条件から逆算して探すほうが早い。3分で条件に合う補助金を診断する
最終更新:2026年8月3日(令和8年度一次公募・公募要領 令和8年7月31日改訂版に基づく)
出典
- 一般社団法人 低炭素投資促進機構「令和8年度 自律型資源循環システム強靱化促進事業」事業概要・公募概要
- 同「公募関連資料、採択結果」ダウンロードページ
- 令和8年度 脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金(自律型資源循環システム強靱化促進事業)公募要領(令和8年7月31日改訂)PDF PDF
- jGrants 令和8年度自律型資源循環システム強靱化促進事業(交付申請)
- jGrants 事前着手届出
- デジタル庁 GビズID
- 環境省 循環経済・静脈産業の関連ページ
提出方法を選ぶ
オンラインで申請できます。必要な電子証明書・アカウントは公式案内をご確認ください。
申請書を郵送で提出します。宛先・締切(必着/消印有効)は公式案内をご確認ください。
この制度では未確認です(公式でご確認ください)。
※ 提出先は一般社団法人 低炭素投資促進機構です。最新の受付方法は公式資料でご確認ください。
補助金の概要
対象・申請情報まとめ
詳細条件は公募要領で確認してください。
- 対象地域
- 全国
- 対象者
- サーキュラーパートナーズ会員の日本法人(民間…
- 補助上限
- 対象経費の2分の1(1件あたり上限なし・下限1億円)
- 公募期間
- 令和8年7月28日(火)〜令和8年9月14日(月)15時(事前申請は8月21日(金)まで)
- 実施機関
- 一般社団法人 低炭素投資促進機構
- 主要スケジュール
- 申請期間 令和8年7月28日(火)〜令和8年9月14日(月)15時(事前申請は8月21日(金)まで) 全スケジュール ›
- 申請方法
- jGrants(電子申請)と書類郵送
- 必要書類
- 交付申請書(様式第1)/実施計画書(… 詳細を見る ›
- 最大対象経費の2分の1(1件あたり上限なし・下限1億円)まで補助される制度です
- 一般社団法人 低炭素投資促進機構が公募する公的支援制度
- 申請方法はjGrants(電子申請)と書類郵送に対応
この補助金のポイント
- 最大対象経費の2分の1(1件あたり上限なし・下限1億円)まで補助される制度です
- 一般社団法人 低炭素投資促進機構が公募する公的支援制度
- 申請方法はjGrants(電子申請)と書類郵送に対応
| 補助対象経費 | 建物費・設計費・設備費(設備費/業務費)・工事費(本工事費/付帯工事費/機械器具費/調査及び試験費)… 詳細を見る › |
|---|---|
| 公募期間 | 令和8年7月28日(火)〜令和8年9月14日(月)15時(事前申請は8月21日(金)まで) |
| 実施機関 | 一般社団法人 低炭素投資促進機構 |
| 主要スケジュール |
|
| 申請方法 | jGrants(電子申請)と書類郵送 |
| 必要書類 | 交付申請書(様式第1)/実施計画書(様式第2)/事業概要書/連絡窓口表/賃上げ表… 詳細を見る › |
| 公募要領 |
後継制度・次回公募
現時点で後継制度は確認できていません。
この補助金のまとめ
- 最大対象経費の2分の1(1件あたり上限なし・下限1億円)まで補助される制度です
- 一般社団法人 低炭素投資促進機構が公募する公的支援制度
- 申請方法はjGrants(電子申請)と書類郵送に対応
編集・監修: 中澤圭志(中小企業診断士)
一次情報を確認する編集体制(編集方針・検証方法 | 掲載情報について連絡する)
本記事は一般的な情報提供を目的としています。補助額・対象要件・募集状況は変更される場合があるため、申請前に必ず各実施機関の公募要領・公式情報をご確認ください。

