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個人(住宅・太陽光蓄電池・EV等)、中小企業・大企業(省エネ設備投資…
重要ポイント(結論)
省エネ・脱炭素の補助金は「個人向け」と「法人向け」で仕組みが大きく異なります
個人は住宅の断熱・給湯省エネ・太陽光蓄電池・EV購入が中心で上限は数万円〜130万円程度。法人・中小企業は省エネ設備投資やGX・脱炭素関連事業が中心で、上限は数百万円〜数十億円規模まで幅があります。まずは自分がどちらの立場かを整理してから制度を選ぶのが近道です。
「省エネ・脱炭素補助金」は、経済産業省・環境省・国土交通省などの国の制度と、都道府県・市区町村が独自に上乗せする自治体制度の総称です。当サイトにはこのカテゴリだけで2,700件超の関連記事が蓄積されており、住宅の断熱改修や太陽光・蓄電池、電気自動車(EV)購入といった個人向けの支援から、中小企業の省エネ設備更新やGX投資といった法人向けの支援まで幅広く扱っています。
制度は「国の基準」で全国共通の補助が用意され、そこに「自治体独自の上乗せ」が重なる二層構造になっているのが特徴です。同じ太陽光・蓄電池の導入でも、住んでいる都道府県・市区町村によって受け取れる金額が数万円〜数十万円単位で変わることも珍しくありません。
国の制度と自治体の制度は別枠として併用できるケースが多いです。ただし同じ経費に対して重複して補助を受けることを禁じる制度もあるため、申請前に交付要綱で併用可否を必ず確認してください。
制度がたくさんありすぎて、結局どれから見ればいいのか分かりません…。

TL;DR — 5秒でわかるまとめ
対象者・対象事業
対象地域(全国)
詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。
省エネ・脱炭素補助金は目的によって見るべき制度が変わります。以下の比較表で、自分の目的に近いものから確認してください。

| 目的 | 代表的な制度 | 補助上限額の目安 | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| 住宅の断熱・給湯を良くしたい | 住宅省エネ2026キャンペーン(みらいエコ住宅・給湯省エネ) | 新築最大125万円/戸・給湯器17万円/台 | 個人(戸建て・集合住宅の建築主等) |
| 太陽光・蓄電池を導入したい | 都道府県・市区町村の太陽光/蓄電池補助(国枠と併用可のケースあり) | 数万円〜60万円程度(自治体差あり) | 個人・戸建て所有者 |
| 電気自動車(EV)に乗り換えたい | CEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金) | 最大130万円(EV普通車) | 個人・法人 |
| 省エネ設備に投資したい(中小企業) | SII省エネ・非化石転換補助金/自治体の設備補助金 | 標準型上限1億円・先進型上限15億円 | 中小企業・大企業 |
| 脱炭素・GX投資を進めたい | 経産省・環境省の脱炭素関連事業(DER・地域脱炭素等) | 事業により数千万円〜数十億円規模 | 法人・自治体 |
経済産業省・環境省・国土交通省が実施する全国共通の制度です。CEV補助金・住宅省エネ2026キャンペーン・SII省エネ・非化石転換補助金が3本柱で、居住地や事業所の場所に関わらず条件を満たせば申請できます。予算上限に達すると年度途中でも受付終了になる点に注意してください。
都道府県が独自に実施する上乗せ制度です。太陽光・蓄電池、EV購入、省エネ家電などが中心で、国の制度と併用できる設計のものが多くあります。県内の市区町村がさらに上乗せしている場合もあるため、県と市区町村の両方を確認するのが基本です。
市区町村単位の補助金は予算規模が小さく、受付開始後すぐに予算上限に達して終了することが多いのが特徴です。三郷市・小山市・野田市・豊橋市などのように家電・蓄電池・太陽光を組み合わせて独自の上限額を設定している自治体もあります。
あなたは対象?かんたん診断
| あなたの状況 | 最初に確認すべき制度 |
|---|---|
| 戸建てを新築・断熱リフォームする | 住宅省エネ2026キャンペーン申請ガイド |
| 太陽光・蓄電池の導入を検討中 | 太陽光・蓄電池補助金の自治体比較例 |
| 電気自動車(EV)を購入予定 | CEV補助金 不採択5つの原因と対策 |
| 中小企業で省エネ設備を更新したい | SII省エネ設備補助金の書き方ガイド |
| 住んでいる自治体の家電補助金を知りたい | 福岡県省エネ家電補助金8自治体比較 |
| 事業でGX・脱炭素投資をしたい | 経産省・都道府県別補助金一覧 |
全国共通で申請できる国の制度です。予算上限に達すると受付終了になるため、検討中の制度は早めに最新の受付状況を確認してください。

自治体独自の上乗せ制度です。予算が小さく先着順に近い運用の制度もあるため、興味のある制度は早めに自治体の最新情報を確認してください。
太陽光・蓄電池・省エネ家電・断熱リフォームなど、暮らしに直結する制度が中心です。市区町村単位で独自の上限額を設定していることが多くあります。
省エネ設備の更新や脱炭素関連投資を支援する制度です。国のSII補助金と自治体独自の補助金を組み合わせられるケースがあります。
代表的な組み合わせでの概算受給額です。満額の受給を保証するものではなく、要件を最大限満たした場合の上限として参考にしてください。
| モデルケース | 想定する制度の組み合わせ | 概算受給額の目安 | 前提条件 |
|---|---|---|---|
| 戸建てを新築する(GX志向型・1〜4地域) | 住宅省エネ2026キャンペーン(みらいエコ住宅) | 125万円/戸 | 断熱等級6以上等の基準を満たす場合の上限額。満額適用は基準達成時のみ |
| 断熱リフォーム+給湯器交換 | 窓リノベ・給湯省エネ(住宅省エネ2026) | 目安40万〜60万円程度 | リフォーム前後の省エネ性能差で変動、上限に届かないケースが多い |
| 戸建てに太陽光+蓄電池を設置(自治体上乗せあり) | 都道府県+市区町村の太陽光・蓄電池補助(併用例) | 最大60万円 | 自治体・年度予算により上限や受付状況が異なる |
| EV(普通車)へ乗り換え | CEV補助金 | 最大130万円 | 車種・環境性能スコアにより15万円〜130万円まで変動。満額は最高スコア車のみ |
| 中小企業が省エネ設備を更新 | SII省エネ・非化石転換補助金(標準型) | 対象経費の1/3・上限1億円 | 交付決定後に着手するのが原則。先着ではなく審査あり |

個人向け・法人向けともに、大まかな流れは共通しています。制度ごとに名称や順序は異なりますが、次のステップを押さえておくと準備がスムーズです。

交付決定より前に工事を始めてしまったら、補助金はもらえませんか?
多くの制度で交付決定前の契約・着工・購入は補助対象外になります。これは申請でよくある失敗の代表例で、悪気なく先に発注してしまい不採択・対象外になるケースが後を絶ちません。必ず交付決定通知を受け取ってから契約する順序を守ってください。
省エネ・脱炭素補助金は書類不備や手続き順序の誤りによる不採択・対象外が多く発生します。よくある落とし穴を5つ紹介します。
国の制度と自治体の制度は同時に申請できますか?
多くの場合、国の制度と自治体の制度は併用可能です。ただし同一の経費に対して重複して受給することを禁じる制度もあるため、両方の交付要綱を確認し、対象経費が重複していないかを事前に問い合わせるのが確実です。
個人事業主は個人向け・法人向けのどちらの制度を見ればいいですか?
住宅など生活に関する支出は個人向け制度、事業用の設備投資は法人・事業者向け制度が対象になるのが一般的です。制度によっては個人事業主を明示的に対象に含めているものもあるため、公募要領の「対象者」欄を必ず確認してください。
受付終了した制度の情報を見る意味はありますか?
受付終了した制度でも、後継制度や次年度予算の傾向を把握する参考になります。多くの制度は毎年度改めて予算化されるため、過去の条件を知っておくと次回の申請準備がスムーズになります。
補助金の満額を必ず受け取れますか?
いいえ。満額は要件を最大限満たした場合の上限額であり、性能等級や工事内容によって実際の受給額は下がります。本記事のモデルケース早見表も上限額の目安として扱ってください。
どの制度も対象外になった場合、どうすればいいですか?
単一の制度にこだわらず、本記事の【国の制度】【自治体の制度】双方のリンクカードから条件の近い制度を探し直すのがおすすめです。年度途中で新しい制度が公募開始することもあるため、定期的な情報収集も有効です。
最終更新:2026年7月13日/本記事は令和8年度の公表情報にもとづいて作成しています。制度内容は予算状況により変更・終了する場合があるため、申請前に必ず各制度の公式ページで最新情報を確認してください。
対象・申請情報まとめ
詳細条件は公募要領で確認してください。
この補助金のポイント
| 公募期間 | 通年(各制度の公募要領・予算状況により異なる、令和8年度) 常時受付 / 要確認 |
|---|---|
| 実施機関 | 経済産業省・環境省・国土交通省・都道府県・市区町村 |
| 主要スケジュール |
|
| 申請方法 | オンライン申請 公式申請ページへ |
| 公募要領 |
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編集: 補助金図鑑 編集部
中小企業診断士・社会保険労務士 監修体制
本記事は一般的な情報提供を目的としています。補助額・対象要件・募集状況は変更される場合があるため、申請前に必ず各実施機関の公募要領・公式情報をご確認ください。