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この記事の結論
対象者農業協同組合・農業法人・認定農業者等(受益農業従事者が5名以上・原則…
補助額・給付額最大20億円(補助率 事業費の2分の1以内等(施設区分・取組により変動)。事業実施計画1つ当たりの上限要望額は原則1年度当たり20億円、スマート農業実践施設・高度環境制御栽培施設は10億円、産地食肉センター等は25億円、受益が1経営体(法人)に限定される取組は5億円、中間事業者5億円、流通業者2.5億円。)
申請時期令和8年度の食料システム構築支援タイプ(全国の取組)は2回目公募が2026年4月28日午後5時必着で終了。産地基幹施設等支援タイプは全国公募がなく都道府県の要望調査経由で、群馬県は事業実施を希望する年の前年度1月頃に市町村を通じて募集
まずやること公式ページで最新情報・対象条件を確認
補助金の概要 対象・上限額・申請期限・関連制度を確認
農業協同組合・農業法人・認定農業者等(受益農業従事者が5名以上・原則…
- 対象地域
- 全国
- 対象者
- 農業協同組合・農業法人・認定農業者等(受益農業従事者が5…
- 補助上限
- 最大20億円
- 補助率・給付条件
- 事業費の2分の1以内等(施設区分・取組により変動)。事業実施計画1つ当たりの上限要望額は原則1年度当たり20億円、スマート農業実践施設・高度環境制御栽培施設は10億円、産地食肉センター等は25億円、受益が1経営体(法人)に限定される取組は5億円、中間事業者5億円、流通業者2.5億円。
- 公募期間
- タイプにより異なる。食料システム構築タイプ全国枠は第1回2026年1月27日〜2月3日、第2回2026年4月14日〜4月28日17時必着(産地基幹施設タイプは都道府県の要望調査経由で公募日程なし)
- 実施機関
- 農林水産省
- 申請方法
- 産地基幹施設等支援タイプは市町村を通じて都道府県の要望調査へ報告/食料システム構築支援タイプ(全国の取組)は農林水産省へ電子メール(1通7MB以下)または郵送2部
- 必要書類
- 別記様式第1号〜第9号(事業申請書・事業費内訳書等)…
- 公募要領
- 公募要領(公式)
- 最大20億円まで補助される制度です
- 農林水産省が公募する公的支援制度
- 申請方法は産地基幹施設等支援タイプは市町村を通じて都道府県の要望調査へ報告/食料システム構築支援タイプ(全国の取組)は農林水産省へ電子メール(1通7MB以下)または郵送2部に対応
詳細解説
本記事にはプロモーションを含みます。
「強い農業づくり総合支援交付金の令和8年度の公募はいつだったのか、これから申請できるのか」——検索してもはっきりした答えが出てこないのは、この交付金が一般的な公募型の補助金ではなく、都道府県への配分方式で動いているからです。結論を先に言うと、農林水産省が直接公募したのは食料システム構築支援タイプ(全国の取組)だけで、令和8年度は1回目が2026年1月27日〜2月3日、2回目が2026年4月14日〜4月28日午後5時(必着)で、いずれも受付を終えています。産地の集出荷施設などを整備する産地基幹施設等支援タイプには全国一律の公募がなく、市町村→都道府県→国という要望調査の流れに乗せることが事実上の申請手続きです。つまり「公募開始を待つ」姿勢でいる限り、この交付金には一生たどり着けません。本記事では、年間スケジュールの実像、配分の合否を分ける16ポイントの仕組み、申請書(事業実施計画)の様式別の記入例、費用対効果分析の投資効率の計算式までを、農林水産省の一次資料に基づいて具体的に解説します。
この記事の結論(先に要点だけ)
- 令和8年度に農林水産省が直接公募したのは食料システム構築支援タイプ(全国の取組)のみ。1回目は2026年2月3日、2回目は2026年4月28日午後5時で締切済み
- 産地基幹施設等支援タイプに全国公募はない。「都道府県の取組」は農林水産省が別途実施する要望調査から報告する仕組み(2回目公募の公示第8の(7)に明記)
- 群馬県の案内では、募集は事業実施を希望する年の前年度1月頃に市町村を通じて実施。計画づくりに時間がかかるため前年度6月頃までに市町村へ相談するのが目安
- 都道府県への配分は事業実施計画のポイント順。別表1-1-①・1-1-②・1-2-①・1-2-②の合計16ポイント以上が配分対象になる必要条件
- 投資効率={(年総効果額÷還元率)−廃用損失額}÷総事業費。還元率の割引率は0.04で固定され、総合耐用年数から算出する
16ポイント配分対象となる合計ポイントの下限
20億円事業実施計画1つ当たりの上限要望額(原則)
0.04還元率の算定に用いる割引率
制度そのものの対象事業・補助率をまず俯瞰したい方は強い農業づくり総合支援交付金とは(対象事業・補助率・申請の全体像)を、自分の経営に合う制度を先に絞りたい方は補助金診断で自分に合う制度を探すから始めるほうが早く進みます。
令和8年度の公募はいつだった?次に動くのはいつ?
令和8年度に農林水産省が直接公募したのは食料システム構築支援タイプ(全国の取組)の2回だけで、2回目は2026年4月28日(火曜日)午後5時必着で終了しました。産地基幹施設等支援タイプには公募日程が存在せず、市町村への相談から始まる年間サイクルに乗ることが唯一の入口です。
| 時期 | この時期に動くこと | 根拠 |
|---|---|---|
| 実施希望年の前年度6月頃まで | 市町村の農業担当課へ相談。計画作成と予算確保の時間を確保する | 群馬県 産地基幹施設等支援タイプ案内(2026年3月12日更新) |
| 前年度の秋 | 都道府県の要望調査に向けて成果目標・費用対効果分析を固める | 配分基準は事業実施計画のポイント順で決定 |
| 実施希望年の前年度1月頃 | 市町村を通じて募集。ここが事実上の締切 | 群馬県 産地基幹施設等支援タイプ案内 |
| 年度初め(4月上旬) | 交付等要綱・配分基準が改正・公表される | 農林水産省 令和8年度関係通知(令和8年4月7日改正) |
| 年度内 | 交付決定後に着手し、事業は年度内に終了させる | 2回目公募の公示 第8の(6) |
「都道府県の取組」は令和8年度 食料システム構築支援タイプ(全国の取組)2回目公募の公示第8の(7)で「別途実施する要望調査より報告してください」と明記されています。
「公募が出ていない=募集していない」ではない
この交付金でもっとも多い取りこぼしが、公募ページを待ち続けて要望調査の時期を逃すパターンです。産地基幹施設等支援タイプは、市町村が集めた要望を都道府県がとりまとめ、国が都道府県ごとの配分額を決めます。国のサイトに「公募中」と出ることはありません。動く先は市町村の農業担当課です。
前年度6月市町村への相談開始の目安
前年度1月市町村を通じた募集(事実上の締切)
5名以上受益農業従事者(原則年150日以上の常時従事者)

読あなた
令和8年度の公募は終わったと聞きました。もう今年度は何もできないということですか?
専専門家
終わったのは全国の取組の直接公募だけです。産地基幹施設等支援タイプは翌年度実施に向けた要望づくりが今動いている時期にあたります。相談から要望提出までは半年以上かかるので、いま市町村の農業担当課に「翌年度の要望調査に載せたい」と伝えるのが正しい一手です。並行して、単年度で使える農地利用効率化等支援交付金(最大600万円)のような機動的な制度も押さえておきましょう。
なぜ公募が見当たらないのか?国は都道府県に配分している
この交付金は、個々の申請者を国が直接審査して採否を決める仕組みではありません。国は都道府県ごとの配分額を決め、その配分額の範囲で事業実施計画が採用される構造で、順位付けの物差しがポイント制です。
| 段階 | やること | ここでの決まりごと |
|---|---|---|
| 市町村 | 事業実施主体の相談を受け、要望を積み上げる | 相談開始は前年度6月頃が目安 |
| 都道府県 | 要望をとりまとめ、優先順位を付けて国へ提出 | 同一ポイントなら都道府県が付けた優先順位が上位から |
| 国 | ポイントの高い順に並べ、予算の範囲で都道府県別配分額を決定 | 合計16ポイント以上であることが必要 |
配分の順位付けと16ポイント要件は産地基幹施設等支援タイプの配分基準(令和8年4月7日最終改正)第1の2で確認できます。
事業実施計画1つ当たりの上限要望額(1年度当たり)
スマート農業実践施設・高度環境制御栽培施設の整備は10億円、農畜産物輸出に向けた産地食肉センターは25億円、労働生産性の大幅向上に資する革新的技術を用い都道府県内平均の2倍以上の処理能力を持つ耕種作物産地基幹施設整備は25億円、受益が1経営体(法人)に限定される取組は5億円、これら以外は20億円が上限です。中間事業者は5億円、流通業者は2.5億円と別枠で定められています。
整備事業
集出荷貯蔵・乾燥調製・処理加工などの施設整備。投資効率の算定が必要で、事業費が大きいほど成果目標の説得力が問われます。
推進事業
調査・実証・体制整備といったソフト支援。整備事業と組み合わせて、施設を使いこなす体制まで描けると計画の完成度が上がります。
申請前に整えておきたい「数字が出る経理」
事業実施計画も費用対効果分析も、出発点は自社の販売額・労務費・物財費の実績値です。日々の記帳が年1回の決算でしか数字にならない状態だと、要望調査の締切に間に合いません。クラウド会計で月次の数字が出る状態にしておくと、成果目標の現況値も投資効率の前提も、根拠を示しながら短時間で埋められます。
向く人
農業法人・認定農業者で、部門別の販売額や労務費を自分で把握したい方。複数年の推移を示して成果目標の現況値を裏付けたい方。
向かない人
すでに顧問税理士が月次試算表を出しており、部門別の数値もすぐ取り出せる体制がある方には追加導入の必要はありません。
対象者・対象事業
対象地域(全国)
- 目的
- 農業支援
- 対象地域
- 全国
- 対象者
- 農業協同組合・農業法人・認定農業者等(受益農業従事者が5名以上・原則年間150日以上の常時従事者)。産地基幹施設の整備は原則として総事業費5千万円以上
- 補助上限
- 最大20億円
- 難易度
- 4
詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。
施設整備の規模感を比べたいときは、川崎市 農業の設備投資補助金(最大200万円)や甲賀市 園芸作物設備補助金(最大500万円)のような自治体単独制度と本交付金の億円単位の枠を並べてみると、どちらのルートで進めるべきかがはっきりします。制度を横断して探すなら農業の補助金・交付金まとめ(目的別の選び方)が入口になります。
申請書はどの様式を使う?記入例で確認する
提出書類は「共通の別記様式」と「タイプ別の別紙様式」の二段構成です。共通様式は別記様式第1号〜第9号で、産地基幹施設等支援タイプではこれに別記1の別紙様式が加わります。
- STEP1 事業申請書(別記様式第1号ほか):申請者名・事業名・実施地区・施設区分(集出荷貯蔵/乾燥調製/処理加工など)を記入します。事業費は見積書と1円単位で一致させてください。受益農家数と受益面積は必ず実数で書きます。
- STEP2 事業実施計画(別紙様式):成果目標を2つ設定し、現況値と目標値、目標年度をそろえて書きます。ここがポイント計算の対象になるため、記述の抽象度がそのまま得点差になります。
- STEP3 費用対効果分析:年総効果額を効果項目ごとに積み上げ、総合耐用年数から還元率を出して投資効率を算定します。既存施設を廃棄・転用するなら廃用損失額も算出します。
- STEP4 環境負荷低減のクロスコンプライアンスチェックシート:受益者が取組状況を記入し、提出・保管します。未提出は差戻しの直接原因になります。
- STEP5 市町村へ提出:市町村が要望を積み上げ、都道府県が優先順位を付けて国へ提出します。交付決定通知の前に着手すると交付対象外になるため、着工日は必ず後にします。
記入例|成果目標の「良い書き方」と「落ちる書き方」
落ちる書き方は「販売額が増加し、地域農業が活性化する」。良い書き方は「受益農家12戸の10a当たり物財費を現状48,000円から4年度目に43,200円へ10%削減(目標年度:令和12年度、根拠:新施設の稼働計画と燃料・資材の使用量試算)」。指標・現況値・目標値・目標年度・根拠の5点セットで1文にまとめるのが、そのまま配点に効きます。
| 区分 | 主な様式 | 書き方の要点 |
|---|---|---|
| 共通 | 別記様式第1号〜第9号 | 申請者・事業名・実施地区・施設区分を正確に。事業費内訳は見積書と完全一致 |
| タイプ別 | 別記1の別紙様式(第7号、第8号〜第10号ほか) | 成果目標と実施体制を記載。付け忘れが最多の書類不備 |
| 添付 | 費用対効果分析様式・クロスコンプライアンスチェックシート実施者リスト | 効果項目ごとの積算根拠を残す。チェックシートは提出後も保管 |
様式一式は農林水産省 2026年度 強い農業づくりの支援に係る関係通知からダウンロードできます。都道府県の様式は国の様式に加えて独自の添付を求める場合があります。
提出物の抜けで落ちるのは本当にもったいない失敗です。同じ論点を農地系の制度で整理した耕作放棄地補助金 不採択の5つのNG事例と差し戻し対策も、提出前の自己点検に使えます。

成果目標はどう書けば16ポイントに届くのか?
ポイントは「達成すべき成果目標基準のポイント」と「成果目標に対する現況値ポイント」の合計で決まります。つまり、これからどれだけ改善するか(伸びしろ)と、いま既にどれだけ良い水準にあるか(実力)の両方が評価されます。
| 削減率(目標) | 獲得ポイント | 備考 |
|---|---|---|
| 8%以上 | 10ポイント | 土地利用型作物(稲)の物財費削減の例 |
| 6%以上 | 8ポイント | 目標値の刻みで配点が変わる |
| 4%以上 | 6ポイント | 同上 |
| 2%以上 | 4ポイント | 同上 |
| 1%以上 | 2ポイント | 最低ラインの目標設定 |
10a当たり物財費の削減を成果目標に選んだ場合の配点例です(配分基準 別表1-2-①)。現況値ポイントは別枠で、全国平均値を15%以上下回る場合は5ポイント、10%以上で4ポイント、5%以上で3ポイントが加算されます。
16ポイントを組み立てる考え方
成果目標は原則2つ立てます。片方で高い削減率・増加率を掲げて配点の上限を取りにいき、もう片方で現況値ポイントを確実に拾う、という設計が現実的です。目標を高くしすぎると達成報告で苦しむため、施設の処理能力や稼働計画から逆算して「積算根拠のある最大値」を選ぶのが要点です。なお別表1から別表6までのポイント合計は39ポイントが上限とされています。
成果目標を高く設定すれば、それだけ採択に近づくのでしょうか。
配点上は高いほど有利ですが、成果目標は交付後の達成報告の対象になります。達成できなければ事業評価で厳しい評価を受け、次以降の要望にも影響します。施設の処理能力・稼働日数・受益者の作付計画から積み上げ、根拠資料を添えられる範囲の最大値を選ぶのが安全です。逆に、根拠が説明できるなら控えめな数字にする必要はありません。都道府県の担当者に現況値の統計出典まで共有し、査定に耐える形にしておきましょう。
読あなた
現況値ポイントは「全国平均より良い」と加点されるんですよね。うちは平均以下なので不利では?
専専門家
現況値が低いなら、達成すべき成果目標基準の側で伸びしろを取りにいく設計にします。物財費が高い産地ほど削減余地が大きく、8%以上の削減目標が積算で説明できる場合があります。加えて、中山間地域の体制整備や物流革新など優先枠に該当する取組は別表6でポイントが加算されます。スマート農業を絡めるならスマート農業支援(最大5,000万円)や伊勢原市スマート農業等導入支援(最大100万円)の要件も見ておくと、導入効果の数値化のヒントになります。

費用対効果分析の投資効率はどう計算する?
投資効率は「{(年総効果額÷還元率)−廃用損失額}÷総事業費」で算定します。分子は年間の効果を資本還元した妥当投資額なので、投資効率が1.0を下回るということは、投じる事業費に効果が見合っていないと読まれる状態を意味します。
還元率の出し方
還元率={i×(1+i)のn乗}÷{(1+i)のn乗−1}で、割引率iは0.04に固定されています。nは総合耐用年数で、総合耐用年数=事業費の合計÷年事業費の合計(年事業費=各工種の事業費÷耐用年数)で求めます。耐用年数は減価償却資産の耐用年数等に関する省令によります。
| 総合耐用年数 | 還元率(割引率0.04) | 妥当投資額の倍率(1÷還元率) |
|---|---|---|
| 10年 | 0.12329 | 約8.1倍 |
| 15年 | 0.08994 | 約11.1倍 |
| 20年 | 0.07358 | 約13.6倍 |
| 25年 | 0.06401 | 約15.6倍 |
| 30年 | 0.05783 | 約17.3倍 |
公式の還元率算定式に割引率0.04を代入して編集部が算出した参考値です。実際の申請では公式の費用対効果分析様式で計算してください。
下のシミュレーターに年総効果額・還元率・廃用損失額・総事業費を入れると、投資効率と妥当投資額の目安、補助率1/2で試算した交付金額の目安が同時に出ます。数字を動かしながら、どの水準の効果額があれば計画が成り立つかを逆算してみてください。
効果額を盛ると後で苦しくなる
年総効果額を大きく見せれば投資効率は上がりますが、効果項目は生産コスト節減効果・品質向上効果・生産力増加効果・物流合理化効果などに分かれており、それぞれ積算根拠を求められます。根拠のない上積みは査定で削られるだけでなく、交付後の事業評価でも実績との乖離として残ります。控えめでも積算が説明できる数字のほうが最終的に強い計画になります。
維持管理費は投資効率の計算に入れなくてよいのですか。
投資効率の式そのものは総事業費と年総効果額の比較ですが、年総効果額を積み上げる際の生産コスト節減効果は、新施設の運転費・修繕費・保守契約費を差し引いた「純増分」で見るのが実務の考え方です。電気・燃料・人件費・保守費を無視して節減効果だけを計上すると、都道府県の査定段階で必ず指摘されます。メーカー見積と既存施設の実績値を並べ、差額で計算した資料を添えておくと説明が一度で通ります。
差戻しになるのはどこ?提出前に潰す5点
要望が通らない計画には共通したつまずき方があります。逆に言えば、この5点を先に潰しておけば、都道府県のとりまとめ段階で落ちる確率は大きく下がります。
- 成果目標が2つそろっていない:メニューによって必須の指標が決まっており、必須指標を欠くと選択自体が成立しません。配分基準の注記でメニューごとの組み合わせを必ず確認します。
- 現況値の出典がない:全国平均値との比較で加点される以上、現況値の根拠は統計や自社実績で示す必要があります。感覚値の記載は査定で削られます。
- 別紙様式の付け忘れ:共通の別記様式だけ整えて、別記1の別紙様式が抜けるパターンです。市町村から提出書類一覧をもらい、様式番号で照合します。
- クロスコンプライアンスチェックシート未提出:受益者が環境負荷低減の取組を実施し、チェックシートを提出・保管することが採択要件に含まれます。
- 交付決定前の着手:発注・契約・着工が交付決定通知より前だと交付対象外です。年度内完了の要件もあるため、工期は前後を締めて組みます。

自分の産地は対象になる?今すぐ判定する
産地基幹施設等支援タイプの主な採択要件を並べました。すべてに当てはまることが前提の制度なので、1つでも外れる項目があれば、そこを埋める手当てから着手してください。
総事業費5千万円の壁をどう見るか
産地基幹施設の整備は原則として総事業費5千万円以上が要件です。単独経営の設備投資では届かないことが多く、その場合は複数戸で共同利用施設として計画するか、規模の小さい制度に切り替える判断が必要になります。地域農業構造転換支援事業(最大3,000万円)や熊本県の農業機械・施設整備補助金(最大3,000万円)のような中規模の枠と比べてから決めると、無理な計画づくりを避けられます。
併用・関連して検討できる農業補助金は?
本交付金は要望調査のサイクルが長く、着手までに時間がかかります。その間に使える制度や、規模の合う制度を並行して押さえておくのが現実的です。条件から候補を絞りたい場合は、3分でできる補助金診断で当てはまる制度を一覧化してから読み進めてください。
強い農業づくり総合支援交付金の次回公募はいつ?実効交付率の検証つき。次のサイクルを読むための材料
農地利用効率化等支援交付金【令和8年度】最大600万円。機械・施設の導入を単年度で進めたいとき
新規就農者支援年165万円・法人最大3,000万円。担い手確保の裏付けに
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耕作放棄地補助金2026荒廃農地再生の対象・補助率と申請手順をまとめて確認
農業支援の補助金一覧全国・自治体の農業向け制度をまとめて探せるアーカイブ
燃油や資材の高騰で足元の資金繰りが厳しい場合は、大分県 園芸の燃油・物価高騰対策緊急支援(最大800万円)や寄居町 物価高騰対策農業者支援事業補助金のような単年度の下支え制度が先です。獣害で収量が読めない産地は京都府の鳥獣被害対策補助金(柵設置9割補助)を、新規就農者の受け皿づくりを進める産地は甲佐町 新規就農者支援補助金(最大100万円)を、それぞれ成果目標の裏付けとして組み合わせられます。地域の制度をまとめて確認したいときは白馬村の補助金2026のような自治体別のまとめも参考になります。
最終更新:2026年8月15日。掲載内容は農林水産省および都道府県の一次情報に基づき確認しています。
出典
- 農林水産省 強い農業づくりの支援
- 農林水産省 2026年度 強い農業づくりの支援に係る関係通知(令和8年4月7日改正)
- 農林水産省 産地基幹施設等支援タイプの配分基準(令和8年4月7日最終改正)
- 農林水産省 費用対効果分析の実施について(令和8年度)
- 農林水産省 強い農業づくり総合支援交付金交付等要綱(本文・令和8年4月7日改正)
- 農林水産省 令和8年度 食料システム構築支援タイプ(全国の取組)2回目公募
- 農林水産省 令和8年度 食料システム構築支援タイプ(全国の取組)1回目公募
- 群馬県 強い農業づくり総合支援交付金(産地基幹施設等支援タイプ)2026年3月12日更新
- 福島県 強い農業づくり総合支援交付金(産地基幹施設等支援タイプ)について
補助金の概要
要点
対象・申請情報まとめ
詳細条件は公募要領で確認してください。
- 対象地域
- 全国
- 対象者
- 農業協同組合・農業法人・認定農業者等(受益農…
- 補助上限
- 最大20億円
- 公募期間
- タイプにより異なる。食料システム構築タイプ全国枠は第1回2026年1月27日〜2月3日、第2回2026年4月14日〜4月28日17時必着(産地基幹施設タイプは都道府県の要望調査経由で公募日程なし)
- 実施機関
- 農林水産省
- 主要スケジュール
- 申請期間 タイプにより異なる。食料システム構築タイプ全国枠は第1回2026年1月27日〜2月3日、第2回2026年4月14日〜4月28日17時必着(産地基幹施設タイプは都道府県の要望調査経由で公募日程なし) 全スケジュール ›
- 申請方法
- 産地基幹施設等支援タイプは市町村を通じて都道府県の要望調査へ報告/食料システム構築支援タイプ(全国の取組)は農林水産省へ電子メール(1通7MB以下)または郵送2部
- 必要書類
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- 公募要領
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- 最大20億円まで補助される制度です
- 農林水産省が公募する公的支援制度
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POINT!
この補助金のポイント
- 最大20億円まで補助される制度です
- 農林水産省が公募する公的支援制度
- 申請方法は産地基幹施設等支援タイプは市町村を通じて都道府県の要望調査へ報告/食料システム構築支援タイプ(全国の取組)は農林水産省へ電子メール(1通7MB以下)または郵送2部に対応
| 補助対象経費 | 育苗施設、乾燥調製施設、穀類乾燥調製貯蔵施設、農産物処理加工施設、集出荷貯蔵施設、産地管理施設、用土… 詳細を見る › |
|---|---|
| 公募期間 | タイプにより異なる。食料システム構築タイプ全国枠は第1回2026年1月27日〜2月3日、第2回2026年4月14日〜4月28日17時必着(産地基幹施設タイプは都道府県の要望調査経由で公募日程なし) |
| 実施機関 | 農林水産省 |
| 主要スケジュール |
|
| 申請方法 | 産地基幹施設等支援タイプは市町村を通じて都道府県の要望調査へ報告/食料システム構築支援タイプ(全国の取組)は農林水産省へ電子メール(1通7MB以下)または郵送2部 |
| 必要書類 | 別記様式第1号〜第9号(事業申請書・事業費内訳書等)、別記1の別紙様式(第7号、… 詳細を見る › |
| 公募要領 |
SUMMARY
この補助金のまとめ
- 最大20億円まで補助される制度です
- 農林水産省が公募する公的支援制度
- 申請方法は産地基幹施設等支援タイプは市町村を通じて都道府県の要望調査へ報告/食料システム構築支援タイプ(全国の取組)は農林水産省へ電子メール(1通7MB以下)または郵送2部に対応
申請前に、公式サイトの公募要領と最新の受付状況をご確認ください。 掲載情報について連絡する
よくある質問
すべての質問を見る農林水産省が直接公募したのは食料システム構築支援タイプ(全国の取組)で、1回目が2026年1月27日から2月3日、2回目が2026年4月14日から4月28日午後5時必着でした。産地基幹施設等支援タイプには全国一律の公募がなく、市町村を通じた都道府県の要望調査から報告する仕組みです。群馬県の案内では、募集は事業実施を希望する年の前年度1月頃に市町村を通じて行われます。
産地基幹施設等支援タイプは市町村の農業担当課への相談が入口です。市町村が要望を積み上げ、都道府県が優先順位を付けて国へ提出し、国はポイントの高い順に都道府県別の配分額を決めます。計画作成と予算確保に時間がかかるため、群馬県は事業実施を希望する年の前年度6月頃までの相談を目安として案内しています。
産地基幹施設等支援タイプの配分基準では、別表1-1-①・別表1-1-②・別表1-2-①・別表1-2-②の合計ポイントが16ポイント以上であることが条件とされています。ポイントは達成すべき成果目標基準のポイントと、成果目標に対する現況値ポイントの合計で決まり、別表1から別表6までのポイント合計は39ポイントが上限です。
投資効率は{(年総効果額÷還元率)−廃用損失額}÷総事業費で算定します。還元率は{i×(1+i)のn乗}÷{(1+i)のn乗−1}で求め、割引率iは0.04、nは総合耐用年数(事業費の合計÷年事業費の合計)です。耐用年数前に既存施設を廃棄・転用する場合は、取得価格×残存率で廃用損失額を算出して控除します。
事業実施計画1つ当たりの上限要望額は原則1年度当たり20億円です。スマート農業実践施設および高度環境制御栽培施設の整備は10億円、農畜産物輸出に向けた産地食肉センターと、革新的技術を用い都道府県内の平均より2倍以上の処理能力を持つ耕種作物産地基幹施設整備は25億円、受益が1経営体(法人)に限定される取組は5億円です。中間事業者は5億円、流通業者は2.5億円と定められています。
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