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廃棄物発電利活用補助金【令和8年度】最大1億円の申請ガイド

廃棄物処理施設の余熱・電力を地域で活用する「地域循環共生圏構築促進事業」の申請ガイド。

この記事の結論

対象者廃棄物処理を担う自治体および民間企業等(地元自治体との協定締結が要件…
補助額・給付額最大1億円(高度化設備は1.5億円)(補助率 補助率1/3(上限1億円、高度化設備は1.5億円))
申請時期2026年6月10日(一次公募・締切済)
まずやること公式ページで最新情報・対象条件を確認
補助金の概要 対象・上限額・申請期限・関連制度を確認

廃棄物処理を担う自治体および民間企業等(地元自治体との協定締結が要件…

対象地域
全国
対象者
廃棄物処理を担う自治体および民間企業等(地元自治体との協…
補助上限
最大1億円(高度化設備は1.5億円)
補助率・給付条件
補助率1/3(上限1億円、高度化設備は1.5億円)
公募期間
令和8年度一次公募:2026年4月28日〜2026年6月10日13時必着
実施機関
環境省(執行団体:公益財団法人廃棄物・3R研究財団)
申請方法
要確認
必要書類
交付申請書(指定様式)/事業計画書/経費内訳書・見積…
  • 最大1億円(高度化設備は1.5億円)まで補助される制度です
  • 環境省(執行団体:公益財団法人廃棄物・3R研究財団)が公募する公的支援制度

詳細解説

令和8年度の地域共生型廃棄物発電等導入推進事業(廃棄物発電由来エネルギーの地域内利活用)は、自治体・民間企業向けに補助率1/3・上限1億円(高度化設備は1.5億円)を支援します。一次公募は令和8年6月10日で締切となり、追加公募の動向に注視が必要です。本記事は環境省・公益財団法人廃棄物・3R研究財団の一次情報をもとに、対象・金額・申請の流れを整理した最新の申請ガイドです。

項目内容備考
補助率1/3令和8年度・公募要領ベース(概算)
補助上限額1億円高度化設備導入は1.5億円
一次公募締切2026年6月10日13時必着(締切済)
対象者自治体・民間企業等地元自治体との協定締結が要件

この補助金はいくらもらえる?対象は誰?

本事業は、廃棄物処理に伴う廃熱や廃棄物由来燃料を有効利用し、廃棄物処理施設を自立・分散型の「地域のエネルギーセンター」として整備することを目的とした環境省の脱炭素化施策です。脱炭素の推進と、災害廃棄物処理システムの強靱化を同時にめざす点が特徴で、令和7年度から継続する制度の令和8年度版にあたります。かつて「廃棄物発電利活用補助金」として知られていた支援の流れを引き継ぐもので、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の枠組みの中に位置づけられています。

もらえる金額の目安は、補助率が対象経費の1/3、補助上限額が1億円です。ただし、高効率化や脱炭素性能の高い高度化設備を導入する場合は上限が1.5億円まで引き上げられます。たとえば対象経費が9,000万円であれば、補助率1/3で計算した3,000万円が上限の範囲内に収まるため、3,000万円程度が補助金額の目安となります。対象経費が3億円を超えるような大規模事業では、計算上の1/3が上限を上回るため、受け取れるのは上限額までとなる点に注意が必要です。

対象者は、廃棄物処理を担う自治体(市区町村・一部事務組合など)および民間企業等です。民間企業が事業者となる場合でも、地元自治体との協定締結が要件とされており、地域の廃棄物を活用して地域内でエネルギーを循環させる「地域共生型」であることが重視されます。単なる設備更新ではなく、地域の脱炭素やレジリエンス向上にどう貢献するかという視点が、申請内容を組み立てるうえでの鍵になります。

支援の対象となるのは、高効率な廃棄物熱回収設備や、油化・メタン化・RPF化などの廃棄物由来燃料製造設備の設置・改良です。具体的には、ごみ焼却に伴う廃熱を発電や熱供給に回す設備、廃棄物を固形燃料(RPF)やメタンガス、燃料油へと変換する施設の整備・改良などが想定されます。これらを通じて、これまで未利用だった廃棄物エネルギーを地域の電力・熱として活かし、化石燃料の使用を抑制することがねらいです。

制度の背景と地域共生型の考え方

日本では人口減少や設備の老朽化を背景に、ごみ焼却施設の集約・更新が各地で進んでいます。その際、単に廃棄物を燃やして処理するだけでなく、焼却時に発生する熱を発電や地域熱供給に活かす「廃棄物発電」「サーマルリサイクル」への期待が高まっています。本事業はこうした流れを後押しし、廃棄物処理施設を地域のエネルギー供給拠点へと転換させることを目的としています。平常時は地域に電力や熱を供給し、災害時には自立電源として避難所や周辺施設を支える役割を担う、という発想が「地域共生型」というキーワードに込められています。

背景には、2050年カーボンニュートラルの実現と、近年頻発する自然災害への備えという2つの大きな政策課題があります。廃棄物由来のエネルギーは、地域内で発生し地域内で消費できる分散型エネルギーであり、化石燃料への依存度を下げながら、災害時のレジリエンス(強靱性)も高められます。本事業はこの二兎を追う設計になっており、申請にあたっては「自社の設備投資が地域の脱炭素と防災にどう貢献するか」を具体的に描けるかどうかが評価の分かれ目になります。単なる設備更新の費用補助ではない、という点を押さえておきましょう。

対象となる設備・事業の具体例

本事業で支援対象となる設備は多岐にわたります。代表的なものとしては、ごみ焼却施設に高効率なボイラー・タービンを導入して発電量を高める設備、焼却で生じた熱を近隣施設へ供給する熱導管・熱融通設備、廃プラスチックなどを固形燃料(RPF)に加工する製造設備、生ごみや汚泥をメタン発酵させてバイオガスを取り出すメタン化施設、廃食用油などを燃料油に変える油化設備などが挙げられます。いずれも、これまで十分に活かしきれていなかった廃棄物のエネルギーを回収・転換し、地域で使える形にする点が共通しています。

事業の規模感としては、補助上限が1億円(高度化設備は1.5億円)であることから、数千万円から数億円規模の設備投資を伴う中規模以上のプロジェクトが想定されます。新設だけでなく、既存施設の改良・更新によってエネルギー回収効率を高めるケースも対象になり得ます。自社の施設でどの設備が補助対象に該当するのか、また高度化設備として上限1.5億円の枠を狙えるのかは、公募要領の定義と照らし合わせて丁寧に確認することが重要です。判断に迷う場合は、執行団体への事前相談を活用するとよいでしょう。

申請方法と申請ステップ

申請は、執行団体である公益財団法人廃棄物・3R研究財団のホームページを通じて行います。環境省の補助金は執行団体が公募・審査・交付事務を担う仕組みになっており、本事業も同財団が窓口となります。令和8年度の一次公募は2026年4月28日に開始され、6月10日13時必着で締め切られました。スケジュールは年度ごとに前後するため、追加公募や次年度公募を狙う場合は、財団サイトの新着情報をこまめに確認しておくことが重要です。申請の一般的な流れは、公式サイトでの公募要領・様式の入手と要件確認、地元自治体との協定締結・調整、事業計画書と経費内訳・設備仕様書の作成、必要書類を揃えての申請(締切時刻に必着)、審査・交付決定を経た事業着手と実績報告という順序です。

対象者・対象事業

対象地域(全国)

目的
エネルギー・環境
対象地域
全国
対象者
廃棄物処理を担う自治体および民間企業等(地元自治体との協定締結が要件)
補助上限
最大1億円(高度化設備は1.5億円)
難易度
hard

詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。

設備投資型の補助金は、交付決定前に発注・着工した経費は対象外となるのが原則です。スケジュールに余裕を持ち、交付決定を待ってから契約・着工する段取りを組むことが、トラブルを避けるうえで欠かせません。申請の準備には、見積取得や自治体との協定など時間のかかる工程が含まれるため、公募開始を待たずに早めに着手しておくと、質の高い申請書を余裕を持って仕上げられます。

申請スケジュールの注意点

補助金の申請では、年度ごとの公募スケジュールを正しく把握することが欠かせません。令和8年度の一次公募は2026年4月28日に始まり、6月10日13時に締め切られました。環境省・執行団体の補助金は、年度当初に一次公募を行い、予算に余裕があれば二次公募・三次公募を実施するパターンが多く見られます。そのため、一次公募に間に合わなかった場合でも、追加公募の機会が巡ってくる可能性があります。ただし、これは確約されたものではなく、予算の執行状況によって左右されるため、断定せず公式の告知を待つ姿勢が大切です。

申請を計画する際は、公募開始から締切までの期間が1〜2か月程度と短いことを前提に、要領が公表される前から事業構想・自治体との協定・見積取得などの準備を進めておくと有利です。とりわけ地元自治体との協定締結は調整に時間がかかりやすいため、公募を待たずに早めに着手しておくことをおすすめします。準備を前倒しにしておくことで、いざ公募が始まったときに余裕を持って質の高い申請書を仕上げられます。

後継・次年度の動向と代替制度

2025年(令和7年度)に「廃棄物発電利活用補助金」として案内されていた支援は、令和8年度の地域共生型廃棄物発電等導入推進事業として継続しています。本記事執筆時点(2026年6月)では令和8年度の一次公募は締切済みですが、過去の年度では二次公募が実施された例もあり、追加募集や令和9年度の公募が行われる可能性があります。現時点で次回公募の正式な日程は公表されていないため、断定は避け、執行団体および環境省エネ特ポータルの公式情報で最新の受付状況を確認してください。

設備整備そのものではなく、地域でのエネルギー利活用の検討・調査段階にある場合は、環境省の関連枠(廃棄物焼却施設由来エネルギーの地域内利活用促進支援など)が選択肢になります。また、中小企業が自社の脱炭素や設備投資を進める場合は、後述の比較表や関連補助金で紹介する制度も併せて検討すると、自社に合った支援を見つけやすくなります。終了した制度の情報をそのまま放置せず、次に活用できる制度へと視野を広げることが、補助金を上手に使いこなすコツです。

採択を高めるためのポイント

本事業のように予算枠が限られる設備投資型の補助金では、申請すれば必ず通るというものではなく、事業の必要性・効果・実現性を審査で競うことになります。採択の可能性を高めるためには、まず公募要領を読み込み、補助対象となる設備・経費の範囲を正確に把握することが出発点です。そのうえで、導入する設備によってどれだけのCO2削減や化石燃料代替が見込めるのかを、できる限り数値で示すことが説得力につながります。地元自治体との連携体制や、災害時にどのようにエネルギーを供給するのかといった地域貢献のストーリーも、地域共生型の事業として高く評価されるポイントです。

また、事業の実現性を裏づける資金計画やスケジュールも重要です。交付決定後に確実に着工・完了できる体制が整っているか、設備の維持管理や運転体制まで見通せているかが問われます。逆に、効果の根拠が曖昧だったり、計画が過大・過小だったりすると、審査で評価を下げる原因になります。準備期間を十分に確保し、関係者と早めに調整を始めることが、結果的に採択への近道となります。

採択されない・不採択になる5つの失敗事例と対策

本事業のような設備投資型の補助金では、要件確認の甘さが不採択につながりやすい傾向があります。実際に多くの申請者がつまずきやすいポイントを、失敗事例と対策の形で整理しました。地元自治体との協定が未整備のまま申請すると、協定締結が要件のため差し戻しや不採択の原因になります。脱炭素・廃棄物処理の効果を定量的に示せないと、審査で評価されにくくなるため、CO2削減量などの数値で示すことが対策です。締切時刻の超過は、13時必着など時刻指定に遅れると内容に関わらず受付不可となる典型的なNG事例です。対象外経費の計上は差し戻しの原因になるため、公募要領で対象経費を必ず確認しましょう。様式・添付書類の不備、たとえば指定様式の使用漏れや見積書の不足は、審査落ちの典型的な落とし穴です。

これらの注意点を事前に潰すことで、不採択リスクを下げられます。特に、地元自治体との協定と、脱炭素効果の定量的な裏づけは、本事業の根幹に関わる要件です。申請の準備期間を十分に確保し、関係者と早めに調整を始めることが、結果的に採択への近道となります。失敗事例の多くは、要領の読み込み不足とスケジュールの余裕不足という共通点があるため、早期着手で多くは回避できます。

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まとめ:申請前に押さえておきたいこと

令和8年度の地域共生型廃棄物発電等導入推進事業は、自治体・民間企業が廃棄物由来のエネルギーを地域で活かすための、補助率1/3・上限1億円(高度化設備は1.5億円)の支援制度です。一次公募は2026年6月10日で締め切られましたが、追加公募や次年度公募の可能性があるため、執行団体である公益財団法人廃棄物・3R研究財団と環境省の公式情報を継続的に確認しましょう。申請を検討する際は、地元自治体との協定、脱炭素・防災への貢献、設備の対象範囲、交付決定前着工の禁止といったポイントを早い段階から整理しておくことが大切です。本記事の対象判定チェッカーや受給額シミュレーターも活用し、自社にとって最適な制度活用を検討してください。

対象かどうかを今すぐ判定

以下の対象判定チェッカーで、貴団体・貴社が本事業の対象となりうるかの目安を確認できます。最終的な可否は公募要領と執行団体の審査によります。対象となりそうな場合は、続く金額シミュレーションと申請ステップへ進んでください。

補助金額をシミュレーション(いくら受け取れる?)

対象経費を入力すると、補助率1/3・上限額をふまえた補助金額の目安を試算できます。あくまで概算であり、確定額は審査により決まります。

いつまで?申請期限カウントダウン

令和8年度の一次公募は2026年6月10日13時で締切済みです。次回の追加公募(二次公募)が想定されるため、執行団体の公式サイトで最新の受付状況をご確認ください。

必要書類の申請チェックリスト

提出前に、書類の不足や記載漏れがないかを確認しましょう。下記のチェックリストは一般的な構成例です。実際の提出書類は公募要領の最新版で必ず確認し、指定された様式を使用してください。

他の制度との横断比較表

廃棄物・脱炭素・設備投資に関連する主な制度を比較しました。補助上限や補助率、主な対象が制度ごとに大きく異なるため、自社の事業規模と目的に合うものを選ぶ参考にしてください。

制度名補助上限補助率主な対象
地域共生型廃棄物発電等導入推進事業(本制度)1億円(高度化1.5億円)1/3自治体・民間企業等
中小企業成長加速化補助金5億円1/2成長志向の中小企業
新事業進出補助金2,500万円1/2等新分野展開の中小企業
業務改善助成金600万円最大9/10賃上げを行う中小企業

関連する補助金・助成金

出典

補助金の概要

要点

対象・申請情報まとめ

詳細条件は公募要領で確認してください。

対象地域
全国
対象者
廃棄物処理を担う自治体および民間企業等(地元…
補助上限
最大1億円(高度化設備は1.5億円)
公募期間
令和8年度一次公募:2026年4月28日〜2026年6月10日13時必着
実施機関
環境省(執行団体:公益財団法人廃棄物・3R研究財団)
主要スケジュール
申請期間 令和8年度一次公募:2026年4月28日〜2026年6月10日13時必着 全スケジュール ›
必要書類
交付申請書(指定様式)/事業計画書/… 詳細を見る ›
  • 最大1億円(高度化設備は1.5億円)まで補助される制度です
  • 環境省(執行団体:公益財団法人廃棄物・3R研究財団)が公募する公的支援制度
POINT!

この補助金のポイント

  • 最大1億円(高度化設備は1.5億円)まで補助される制度です
  • 環境省(執行団体:公益財団法人廃棄物・3R研究財団)が公募する公的支援制度
補助対象経費 ごみ焼却施設の高効率ボイラー・タービン、熱導管・熱融通設備、RPF製造設備、メタン化施設、油化設備等… 詳細を見る ›
公募期間 令和8年度一次公募:2026年4月28日〜2026年6月10日13時必着
実施機関環境省(執行団体:公益財団法人廃棄物・3R研究財団)
主要スケジュール
  1. 申請期間令和8年度一次公募:2026年4月28日〜2026年6月10日13時必着
  2. 締切日2026年6月10日
全スケジュール ›
必要書類 交付申請書(指定様式)/事業計画書/経費内訳書・見積書/設備仕様・図面/地元自治… 詳細を見る ›
公募要領
SUMMARY

この補助金のまとめ

  • 最大1億円(高度化設備は1.5億円)まで補助される制度です
  • 環境省(執行団体:公益財団法人廃棄物・3R研究財団)が公募する公的支援制度
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自治体および民間企業等が対象です。地元自治体との協定締結が要件となる場合があります。詳細は公募要領をご確認ください。
令和8年度の公募要領では補助率1/3、上限1億円(高度化設備の導入の場合は1.5億円)が目安とされています。確定額は審査によります。
令和8年度の一次公募は2026年6月10日13時必着で締切済みです。追加の公募が行われる可能性があるため、執行団体の公式サイトで最新状況をご確認ください。
執行団体である公益財団法人廃棄物・3R研究財団のホームページから申請します。様式や手続きの詳細も同財団サイトに掲載されます。
高効率な廃棄物熱回収設備や、油化・メタン化・RPF化などの廃棄物由来燃料製造設備の設置・改良が対象とされています。

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有資格者による監修体制(編集方針

公開日: 最終更新日: 出典: 環境省(執行団体:公益財団法人廃棄物・3R研究財団)

本記事は一般的な情報提供を目的としています。補助額・対象要件・募集状況は変更される場合があるため、申請前に必ず各実施機関の公募要領・公式情報をご確認ください。