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日本政策金融公庫の融資【2026年版】創業・中小企業向けガイド

【2026年版】日本政策金融公庫の中小企業・創業者向け融資制度を解説。新規開業・スタートアップ支援資金は上限7,200万円・原則無担保無保証。

この記事の結論

対象者となる条件や具体的な融資金額、申請から着金までの手順を網羅しました。…
補助額・給付額最大7,200万円
申請時期通年受付(随時申込可)
まずやること公式ページで最新情報・対象条件を確認
補助金の概要 対象・上限額・申請期限・関連制度を確認

となる条件や具体的な融資金額、申請から着金までの手順を網羅しました。…

対象地域
全国
対象者
となる条件や具体的な融資金額、申請から着金までの手順を網…
補助上限
最大7,200万円
公募期間
通年(随時申込可)
申請方法
オンライン申請
  • 最大7,200万円まで補助される制度です
  • 申請方法はオンライン申請に対応
  • 専門家への無料相談に対応しています

詳細解説

最終更新: 2026年7月16日 / 日本政策金融公庫の公表情報に基づく / 本記事には一部プロモーション(PR)を含みます

重要ポイント(結論)

創業者・中小企業の資金調達の第一候補。創業なら「新規開業・スタートアップ支援資金」で最大7,200万円

日本政策金融公庫の融資は通年でいつでも申し込み可能です。創業前〜税務申告2期未終了の方は原則無担保・無保証人+利率優遇で利用でき、申し込みから着金までは通常1か月程度。旧「新創業融資制度」は廃止され、現在は「新規開業・スタートアップ支援資金」に一本化されています。古い制度名で調べている方は情報の更新が必要です。

本記事は、日本政策金融公庫(日本公庫)の中小企業・創業者向け融資制度を、2026年時点の制度体系で整理した解説です。「創業でいくらまで借りられるのか」「金利と返済期間はどのくらいか」「審査では何を見られるのか」を、申請の流れ・必要書類とあわせてまとめました。融資ではなく返済不要の補助金・助成金を探している方は、約3分で対象制度を絞り込める補助金診断を先に使うと効率的です。

TL;DR — 5秒でわかるまとめ

  1. 創業者向けの柱は新規開業・スタートアップ支援資金(上限7,200万円・うち運転資金4,800万円)
  2. 創業前〜税務申告2期未終了なら原則無担保・無保証人+利率優遇
  3. 返済期間は設備資金20年以内・運転資金10年以内と長期設定が可能
  4. 申し込みから融資実行までは通常1か月程度・通年受付
  5. 旧「新創業融資制度」は2024年3月で廃止。現行制度名で情報収集する
7,200万円新規開業・スタートアップ支援資金の上限
無担保・無保証創業期は原則不要(利率優遇あり)
約1か月申し込みから融資実行までの目安

日本政策金融公庫の融資制度とは

日本政策金融公庫の融資制度とは、国が100%出資する政策金融機関が、民間金融機関だけでは資金調達が難しい中小企業・小規模事業者・創業者に対して事業資金を貸し付ける制度である。補助金と異なり返済義務があるが、通年でいつでも申し込め、創業期でも長期・低利で借りられるのが最大の特徴です。

項目内容
実施組織株式会社日本政策金融公庫(国民生活事業・中小企業事業)
対象者中小企業者・小規模事業者・個人事業主・創業者
受付通年(随時申込可)・全国の支店窓口およびインターネット申込
資金使途設備資金・運転資金・創業資金
審査期間申し込みから融資実行まで通常1か月程度
読者

補助金と公庫の融資、どちらを先に検討すべきですか?

専門家

役割が違うので併用が基本です。補助金は後払い(採択・実績報告の後に入金)なので、先に手元資金を確保する手段として融資を使い、設備投資や販路開拓の経費は補助金でカバーする組み合わせが定石です。創業・起業の補助金・助成金まとめで返済不要の制度も並行して確認してください。

主要な融資制度ラインナップ(2026年版)

公庫の窓口は、個人事業主・小規模事業者向けの「国民生活事業」と、中規模企業向けの「中小企業事業」に分かれています。代表的な制度は次の通りです。

制度名融資限度額主な対象特徴
新規開業・スタートアップ支援資金7,200万円(うち運転資金4,800万円)創業前〜おおむね7年以内創業前〜税務申告2期未終了は原則無担保・無保証+利率優遇
一般貸付(国民生活事業)4,800万円ほとんどの中小企業・個人事業主設備・運転の標準メニュー
中小企業事業(直接貸付)7億2,000万円中規模の法人大型の設備投資・長期運転資金に対応
女性、若者/シニア起業家支援資金7,200万円(うち運転資金4,800万円)女性・35歳未満・55歳以上の創業者利率優遇あり
経営環境変化対応資金(セーフティネット貸付)4,800万円売上減少など一時的に業況が悪化した事業者経営改善・資金繰り支援

旧「新創業融資制度」で調べていませんか?

無担保・無保証で有名だった「新創業融資制度」は2024年3月末で廃止され、「新規開業・スタートアップ支援資金」に統合されました。無担保・無保証の扱いは現行制度に引き継がれ、限度額はむしろ拡充されています。古い記事の情報で自己資金要件(旧10分の1要件)を心配している方は、現行制度の要件を公庫窓口で確認してください。

創業融資はいくらまで借りられる?(2,000万円・3,000万円は可能か)

制度上の上限は7,200万円ですが、実際の融資額は「自己資金の額」と「事業計画の返済能力」で決まります。2,000万円〜3,000万円規模の創業融資を狙う場合のポイントは次の3つです。

上限額は「枠」であり、全員が満額を借りられるわけではありません。公庫の2025年度「新規開業実態調査」によると、開業時に金融機関等から借り入れた金額は平均約800万円で、自己資金のおよそ3倍という水準でした。公庫単体の創業関連融資は1先あたり数百万円規模(500万円前後)が中心と報告されています。上限額ではなく、自己資金と資金使途に見合った金額で計画するのが、減額・否決を避ける近道です。

  • 自己資金とのバランス:旧制度の自己資金要件(10分の1)は撤廃されましたが、審査では自己資金の準備状況が引き続き重視されます。希望額に対して自己資金が極端に少ないと減額・否決の要因になります
  • 返済原資の裏付け:月々の返済額を利益から支払える収支計画(売上根拠・粗利率・固定費)を数字で示せること
  • 資金使途の明細:設備の見積書、店舗の賃貸条件など「何にいくら使うか」を証憑で示せること
読者

自己資金300万円で、創業融資2,000万円は現実的ですか?

専門家

不可能ではありませんが、金額の根拠がすべてです。設備の見積書と、返済期間内に無理なく返せる売上計画を積み上げて「必要額が2,000万円である理由」を示せるかで決まります。金額ありきの申請は減額されやすいため、まず資金使途の明細から作りましょう。認定支援機関(税理士等)に計画書を見てもらうのも有効です。

対象者・対象事業

対象地域(全国)

目的
創業・起業支援
対象地域
全国
対象者
となる条件や具体的な融資金額、申請から着金までの手順を網羅しました。資金調達の悩みを解消し、事業のさらなる発展を実現するための手引きとしてご活用ください。
補助上限
最大7,200万円
難易度
中級

詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。

対象者の条件|あなたは申し込める?

中小企業基本法に定める中小企業者・小規模事業者が主な対象で、業種はほぼ全業種をカバーします(公序良俗に反する事業・投機的事業は対象外)。特に次に当てはまる方は優遇制度の対象になり得ます。

  • 新たに事業を始める方、または事業開始後おおむね7年以内の方
  • 女性、35歳未満の若者、55歳以上のシニア起業家
  • 廃業歴があり創業に再チャレンジする方
  • 一時的に業況が悪化しているが、中長期的に回復が見込める方

公庫融資に向いている?かんたん診断




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金利・返済期間と返済シミュレーション

現在の基準利率・特別利率(2026年7月時点)

公庫の融資金利は固定金利が中心で、資金使途・返済期間・担保の有無で決まる「基準利率」と、創業者や女性・若者など一定の要件を満たすと適用される「特別利率(優遇金利)」の2本立てです。国民生活事業の代表的な年率は次のとおりです(令和8年(2026年)7月1日現在・年利)。無担保(創業期)より有担保のほうが低利になります。

利率区分無担保(創業期・税務申告2期未満)有担保
基準利率3.45〜5.15%2.50〜4.80%
特別利率A3.05〜4.75%2.10〜4.40%
特別利率B2.80〜4.50%2.00〜4.15%
特別利率C2.55〜4.25%1.95〜3.90%
特別利率E(デジタル化・スタートアップ等)2.05〜3.75%1.95〜3.40%

出典:日本政策金融公庫「金利情報(国民生活事業)」(令和8年7月1日現在の掲載値)。金利は金融情勢に応じて毎月見直され変動します。実際に適用される利率区分は資金使途・要件・担保で決まるため、申込前に必ず公式サイト・窓口で最新の利率を確認してください。

金利タイプ・返済期間・据置期間

項目内容
金利タイプ固定金利が中心(上表の基準利率・特別利率を適用)
返済期間(設備資金)10〜20年以内(制度による)
返済期間(運転資金)5〜10年以内(制度による)
据置期間元本返済を猶予する据置期間を設定できる(新規開業・スタートアップ支援資金は最長5年以内)。創業直後の資金繰りを平準化できる

返済シミュレーション

返済シミュレーション例

500万円を金利2%・返済期間5年(60回払い)で借りた場合、月々の返済額は約8.8万円、初年度の利息負担は約9〜10万円です。金利1%台なら利息はさらに軽くなります。実際の利率は制度・信用力・担保の有無で変わるため、正確な返済額は公庫の担当者に試算を依頼してください。

自治体の利子補給で実質金利をさらに下げる

金利負担をさらに抑えたいなら、自治体の利子補給制度との併用が有効です。公庫融資の支払利子の一部を自治体が肩代わりする制度が各地にあり、たとえば与論町の創業・事業拡大支援利子補給(対象融資4,000万円・最大3年間の利子補給)や、白川町の小規模事業者向け利子補給(年間最大6万円の補給)が代表例です。お住まいの自治体に同様の制度がないかを確認すると、実質金利をさらに下げられます。

金利を下げる条件(特別利率の対象になる人)

基準利率より低い特別利率は、対象者の属性や事業内容が一定の要件を満たすと適用されます。創業融資でとくに該当しやすいのは次のような方です。

対象となる方・要件関係する制度・優遇の方向性
女性・35歳未満の若者・55歳以上のシニア女性、若者/シニア起業家支援資金で基準利率より低い特別利率が適用
廃業歴があり再チャレンジする創業者再挑戦支援の枠で特別利率の対象になり得る
デジタル化・DX・スタートアップ的な成長投資デジタル化・スタートアップ関連の特別利率(上表の特別利率E等)
雇用の拡大に取り組む事業者雇用要件を満たすと特別利率が適用される場合あり

適用される具体的な区分(特別利率A〜)と年率は上の金利表のレンジが目安で、最終的な利率は資金使途・要件・担保で決まります。ポイントは、国の特別利率で下げた金利に、さらに自治体の利子補給を重ねて負担を二重に軽くすることです。前掲の与論町・白川町のほか、都市部でも松戸市 起業支援補助金(設立費用・利子補給)草加市 創業融資利子補給金のように、支払利子の一部を自治体が負担する制度があります。

資金使途|借りたお金を何に使えるか

  • 設備資金:機械装置、車両、PC・ソフトウェア、店舗内装、不動産取得費など
  • 運転資金:仕入代金、人件費、家賃、広告宣伝費、水道光熱費など
  • 創業資金:事業開始に必要な初期費用全般

対象外となる使途

  • 経営者・従業員の個人的な生活費や遊興費
  • 株式投資・FXなど事業と無関係な投機資金
  • 税金・社会保険料の支払い(原則対象外)

設備資金の一部は、自治体の創業・設備投資向け補助金でも賄えます。たとえば横須賀市の創業・ものづくり補助金(最大200万円)のような制度を併用すると、公庫融資で借りる額そのものを圧縮でき、返済負担を軽くできます。

申請の流れ(5ステップ・約1か月)

  1. 情報収集・事前相談 公庫の公式サイト・支店窓口・事業資金相談ダイヤルで、自社に合う制度を確認する
  2. 必要書類の準備・申し込み 借入申込書と創業計画書(または事業計画書)を作成し、窓口またはインターネットで申し込む
  3. 面談・審査 担当者面談で事業計画と資金使途を説明。計画書を自分の言葉で語れるよう準備する
  4. 融資決定・契約 審査通過後、契約書類に記入・捺印して返送する
  5. 融資実行(着金) 手続き完了後、指定口座に振り込まれる(申し込みから通常1か月程度)

審査で見られる4つの基準と、落ちる理由

審査担当者が見ているのは「貸したお金が計画どおり返ってくるか」です。次の4基準を軸に準備してください。

審査で見られる4つの評価基準

  1. 事業計画の妥当性:売上予測に根拠(立地、客単価、受注見込み)があるか
  2. 返済能力:利益から返済原資を確保できるか
  3. 資金使途の明確さ:何にいくら使い、どんな効果が出るか
  4. 自己資金(創業時):計画的に準備してきた実績があるか

落ちる・減額される主な原因

よくある審査落ち・減額の原因

  • 事業計画が抽象的で、数字の裏付けがない
  • 個人の信用情報に問題がある(カード・ローンの延滞歴など)
  • 自己資金が極端に少なく、見せ金と疑われる入金履歴がある
  • 面談で計画書の内容を自分の言葉で説明できない
  • 税金の未納がある

融資とあわせて使える補助金・支援制度

公庫融資で手元資金を確保したら、返済不要の補助金・助成金で投資の実質負担を下げるのが資金調達の王道です。

お住まいの自治体には、公庫融資の利子補給・信用保証料補助を行う制度があることも多く、組み合わせると実質金利をさらに下げられます。

よくある質問(FAQ)

Q

担保や保証人は必要ですか?

A

創業前〜税務申告2期未終了の方が新規開業・スタートアップ支援資金を利用する場合、原則として無担保・無保証人で、利率の優遇もあります。既存事業者向けの制度では担保・保証人の条件が異なるため、窓口で確認してください。

Q

創業融資で2,000万円や3,000万円は借りられますか?

A

制度上限は7,200万円なので枠としては可能ですが、実行額は自己資金と返済能力で決まります。設備見積もり・売上根拠・返済計画を積み上げ、「必要額の理由」を数字で示せるかが分かれ目です。希望額が大きい場合は認定支援機関のチェックを受けると精度が上がります。

Q

審査にはどのくらい時間がかかりますか?

A

申し込みから融資実行まで通常1か月程度です。書類不備や繁忙期はさらに時間がかかるため、支払い期日から逆算して早めに動いてください。急ぎの支払いがある場合は、つなぎ手段の検討も必要です。

Q

赤字決算でも融資を受けられますか?

A

赤字だけを理由に断られるわけではありません。赤字の原因が一過性で、黒字化への道筋を数字で示せれば可能性があります。業況悪化時はセーフティネット貸付(経営環境変化対応資金)も候補になります。

Q

補助金と融資は併用できますか?

A

併用できます。補助金は原則後払いのため、先に融資で手元資金を確保し、補助金で投資の実質負担を下げるのが一般的です。自治体の利子補給制度を重ねると金利負担も抑えられます。

まとめ:通年受付だからこそ「準備の質」で差がつく

今日からやるべき3つのこと

  1. 公庫公式サイトか事業資金相談ダイヤルで、自分に合う制度(創業なら新規開業・スタートアップ支援資金)を確認する
  2. 創業計画書・事業計画書の下書きを始め、売上根拠と資金使途の証憑を集める
  3. 返済不要の補助金・助成金を並行して探し、投資の実質負担を下げる設計にする

公庫融資は締切がない分、準備の質がそのまま審査結果に反映されます。計画書の数字を固めながら、使える補助金がないかも下の診断ボタンから確認しておきましょう。

出典

本記事は2026年7月17日時点の公表情報に基づいています。利率・制度内容は金融情勢により変更されるため、申し込み前に必ず公式サイト・窓口で最新条件をご確認ください。

補助金の概要

要点

対象・申請情報まとめ

詳細条件は公募要領で確認してください。

対象地域
全国
対象者
となる条件や具体的な融資金額、申請から着金ま…
補助上限
最大7,200万円
公募期間
通年(随時申込可)
主要スケジュール
申請期間 通年(随時申込可) 全スケジュール ›
申請方法
オンライン申請
  • 最大7,200万円まで補助される制度です
  • 申請方法はオンライン申請に対応
  • 専門家への無料相談に対応しています
POINT!

この補助金のポイント

  • 最大7,200万円まで補助される制度です
  • 申請方法はオンライン申請に対応
  • 専門家への無料相談に対応しています
補助対象経費 人件費、家賃、広告宣伝費、水道光熱費など 詳細を見る ›
公募期間 通年(随時申込可)
主要スケジュール
  1. 申請期間通年(随時申込可)
  2. 締切通年受付(随時申込可)
全スケジュール ›
申請方法 オンライン申請
公募要領
SUMMARY

この補助金のまとめ

  • 最大7,200万円まで補助される制度です
  • 申請方法はオンライン申請に対応
  • 専門家への無料相談に対応しています
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中小企業診断士・社会保険労務士 監修体制

公開日: 最終更新日: 出典: 公式サイト

本記事は一般的な情報提供を目的としています。補助額・対象要件・募集状況は変更される場合があるため、申請前に必ず各実施機関の公募要領・公式情報をご確認ください。