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建設業の人材確保・定着助成金【令和8年度】若年者・女性コース モデル最大218万円(定着助成126万円)

建設の事業としての雇用保険料率が適用される建設事業主(若年者・女性コース)/中小建設事業主(CCUS等活用促進コース・作業員宿舎等設置助成コース…

この記事の結論

対象者建設の事業としての雇用保険料率が適用される建設事業主(若年者・女性コ…
補助額・給付額定着助成126万円(年度上限)+初期助成60%(中小)+CCUS等活用促進160万円(年度上限)=モデルケース最大218万円(補助率 若年者・女性コース初期助成:対象事業経費の60%(中小建設事業主)/45%(中小以外)。定着助成:新規入職者が6か月定着で1人42万円(年度上限126万円・3名まで)。雇用管理研修等9,500円/人日。建設キャリアアップシステム等活用促進コース:詳細型登録+賃金5%以上増加の技能者1人あたり16万円(年度上限160万円)。作業員宿舎等設置助成コース(女性専用作業員施設設置経費助成):賃借料等の60%(年度上限90万円))
申請時期公募要領・公式情報をご確認ください
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建設の事業としての雇用保険料率が適用される建設事業主(若年者・女性コ…

対象地域
全国
対象者
建設の事業としての雇用保険料率が適用される建設事業主(若…
補助上限
定着助成126万円(年度上限)+初期助成60%(中小)+CCUS等活用促進160万円(年度上限)=モデルケース最大218万円
補助率・給付条件
若年者・女性コース初期助成:対象事業経費の60%(中小建設事業主)/45%(中小以外)。定着助成:新規入職者が6か月定着で1人42万円(年度上限126万円・3名まで)。雇用管理研修等9,500円/人日。建設キャリアアップシステム等活用促進コース:詳細型登録+賃金5%以上増加の技能者1人あたり16万円(年度上限160万円)。作業員宿舎等設置助成コース(女性専用作業員施設設置経費助成):賃借料等の60%(年度上限90万円)
公募期間
通年(若年者・女性コースは事業実施の原則2か月前までに計画届提出。CCUS等活用促進コースは賃金改定月の6か月前〜2か月前までに計画届提出)
実施機関
厚生労働省
申請方法
オンライン申請
  • 最大定着助成126万円(年度上限)+初期助成60%(中小)+CCUS等活用促進160万円(年度上限)=モデルケース最大218万円まで補助される制度です
  • 厚生労働省が公募する公的支援制度
  • 申請方法はオンライン申請に対応
  • 専門家への無料相談に対応しています

詳細解説

重要ポイント(結論)

建設業の若年者・女性の入職や定着に取り組むと、国の助成金だけで最大200万円超を受給できます。

厚生労働省の人材確保等支援助成金には、建設分野に特化した専用コースがあります。「若年者及び女性に魅力ある職場づくり事業コース」の初期助成・定着助成に、CCUS(建設キャリアアップシステム)を使う「建設キャリアアップシステム等活用促進コース」を組み合わせれば、モデルケースで合計218万円の受給も見込めます。なお126万円は定着助成単独の年度上限(1人42万円×3名)で、218万円はこれに初期助成・CCUS等活用促進コースを加えた合計モデル額です。

制度概要

人材確保等支援助成金は、業種を問わず利用できる一般コースとは別に、建設業だけを対象とした「建設分野」専用のコースを設けています。建設業では若年者の入職者数が減少し、女性技能者の比率も低いままという構造的な人手不足が続いており、この課題に個別に対応するために設計された仕組みです。中心となるのは「若年者及び女性に魅力ある職場づくり事業コース」で、建設業の魅力発信から新規入職者の育成・定着までを一体的に支援します。あわせて、建設キャリアアップシステム(CCUS)を活用して技能者の賃金を引き上げる「建設キャリアアップシステム等活用促進コース」や、女性建設労働者向けの現場環境整備を助成する「作業員宿舎等設置助成コース」も用意されています。

これらは競争的に採択者を絞る補助金ではなく、要件に該当し、事業実施前に計画届を提出したうえで実際に取組を行えば受給できる制度です。採択率という考え方はなく、実務上のポイントは「計画届の提出漏れ」「対象事業の範囲の誤解」「賃金増額要件の未達成」といった、対象外・不支給になりやすい落とし穴を避けられるかどうかにあります。

専門家

建設分野のコースは、一般的な人材確保等支援助成金の各コースとは別枠で用意されています。「建設の事業」としての雇用保険料率が適用されていれば対象になり、一般コースと同時に検討して問題ありません。

読者

現場見学会をやって新人を採用しただけで、自動的に定着助成の42万円がもらえるんですか?

いいえ、自動ではありません。定着助成を受けるには、①建設業の役割や魅力を伝える事業(現場見学会・体験学習等)②雇用管理研修の受講③入職者の技能向上のための取組(教育訓練・研修会等)を組み合わせて実施し、そこで採用した新規入職者が入職後6か月間離職しなかったことを労働局に確認してもらう必要があります。単に採用しただけでは対象外です。

要点まとめ — 5つのポイント

  1. 建設分野専用の柱は「若年者及び女性に魅力ある職場づくり事業コース」(初期助成+定着助成)
  2. 初期助成は対象事業の実施経費の60%(中小建設事業主)/45%(中小以外)を助成
  3. 定着助成は新規入職者が6か月定着した場合、1人あたり42万円(年度上限126万円・3名まで)を上乗せ
  4. CCUS技能者登録+賃金5%増で1人あたり16万円(年度上限160万円)を受給できる「CCUS等活用促進コース」も併用可能
  5. いずれも事業実施の原則2か月前までの計画届提出が絶対条件。出し忘れは即対象外になる
42万円定着助成(入職者1人あたり)
60%初期助成率(中小建設事業主)
16万円CCUS等活用促進(技能者1人あたり)
建設業の人材確保・定着助成金若年者・女性コース モデル最大218万円(定着助成126万円)の解説図解1

対象者と助成額【令和8年度】

建設分野 各コースの助成額・年度上限額比較(中小建設事業主、初期助成60万円/定着助成126万円/CCUS等活用促進160万円/女性専用作業員施設90万円)
図1:建設分野 各コースの助成額・年度上限額比較(中小建設事業主)

建設分野の主な4コースは、対象事業主と助成額の仕組みがそれぞれ異なります。まずは全体像を比較表で確認してください。

対象者・対象事業

対象地域(全国)

目的
人材育成・雇用
対象地域
全国
対象者
建設の事業としての雇用保険料率が適用される建設事業主(若年者・女性コース)/中小建設事業主(CCUS等活用促進コース・作業員宿舎等設置助成コース)
補助上限
定着助成126万円(年度上限)+初期助成60%(中小)+CCUS等活用促進160万円(年度上限)=モデルケース最大218万円
難易度
中級

詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。

コース名対象事業主助成率/助成額年度あたりの上限
若年者・女性コース(初期助成)建設事業主(建設の事業の雇用保険料率適用)対象事業の実施経費の60%(中小)/45%(中小以外)定めなし(対象経費に応じて変動)
若年者・女性コース(定着助成)同上(初期助成の取組とセット)新規入職者が6か月定着で1人42万円126万円(3名まで)
建設キャリアアップシステム等活用促進コース中小建設事業主レベルアップ技能者1人あたり16万円160万円(16万円×10名)
作業員宿舎等設置助成コース(女性専用作業員施設設置経費助成)元方の中小建設事業主施設賃借料等の60%90万円

雇用管理研修等を受講させた場合は、初期助成に労働者1人につき研修を受けた日数×9,500円を追加で申請できます。研修は国が委託して実施するものが対象です。

初期助成は経費の60%、定着助成は同額の1人42万円です。CCUS等活用促進コースと女性専用作業員施設設置経費助成は中小建設事業主のみが対象で、中小以外の企業は申請できません。

初期助成の助成率は45%に下がりますが、定着助成(1人42万円・上限126万円)は中小と同額で申請できます。一方でCCUS等活用促進コースと作業員宿舎等設置助成コースは対象外になるため、若年者・女性コースの活用が中心になります。

申請・手続きの流れ

若年者・女性コース 定着助成を受けるまでの流れ(計画届提出→新規入職者採用・6か月定着→支給申請42万円)
図2:若年者・女性コース 定着助成を受けるまでの流れ

建設分野のコースで最も見落としがちなのは、事業を実施しようとする日の原則2か月前までに計画届を提出するという順序です。先に採用や研修を実施してから計画届を出すと、それだけで対象外になります。

  1. 計画届の提出 現場見学会や研修などの対象事業を実施しようとする日の原則2か月前までに、管轄の労働局へ「計画届」と添付書類を提出します(事業計画期間は最大1年間)。
  2. 建設業の魅力を伝える事業の実施 現場見学会、体験学習、インターンシップなど、建設業の役割や魅力を伝える事業を実施します。
  3. 雇用管理研修の受講 国が委託して実施する雇用管理研修等を受講します。
  4. 新規入職者の採用と教育訓練 魅力発信事業に参加した方などを新たに採用し、技能向上のための教育訓練・研修会を実施します。
  5. 事業主経費等助成の支給申請 事業終了後、定められた期限内(例:4〜6月終了分は7月1日〜8月末日)に支給申請書を提出し、初期助成(60%または45%)を受給します。
  6. 入職者の6か月定着を確認 新規採用者の入職日から6か月が経過し、離職していないことを確認します。
  7. 定着助成の支給申請 6か月経過後、定められた期限内に定着助成の支給申請書を提出します。労働局の審査を経て、対象者1人あたり42万円(年度上限126万円)が支給されます。
Q

定着助成の126万円という上限は、何をどう数えた上限ですか?

A

定着助成の対象となる新規入職者は一事業年度あたり3名までで、1人42万円×3名=126万円が上限です。4人目以降を採用・定着させても、その事業年度の定着助成としては追加で受給できません。複数名を計画的に採用したい場合は、年度をまたいだ採用計画を立てる必要があります。

いくらもらえる?中小建設事業主のモデルケース早見表

中小建設事業主のモデルケース 受給額の内訳(初期助成60万円+定着助成126万円+CCUS32万円=合計218万円)
図3:中小建設事業主のモデルケース:受給額の内訳(合計218万円)

中小建設事業主が、①現場見学会・研修等(対象事業)に経費100万円を投じ、②そこで採用した新規入職者3名が6か月定着し、③並行してCCUS技能者2名がレベル判定でレベルアップし賃金を5%以上増加させた、というケースで試算します。

項目内訳金額
初期助成対象事業経費100万円 × 60%60万円
定着助成42万円 × 3名(年度上限)126万円
CCUS等活用促進コース16万円 × 2名32万円
合計初期助成+定着助成+CCUS218万円

実際に受給できる金額は、対象事業の実施経費・採用人数・賃金増加の実績によって変動するモデルケースです。定着助成は3名を超えた分は年度内では受給できないため、複数名の採用を計画する場合は年度をまたいだスケジュールを検討してください。

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関連する補助金・助成金

申請でよくある失敗・対象外になる落とし穴

建設分野のコースは要件該当と計画の事前提出で受給できる制度ですが、順序や書類の不備による不支給・対象外の事例が少なくありません。代表的な落とし穴を4つ紹介します。

  1. 計画届の提出が事業実施後になってしまう「見学会を開いてから計画届を出した」というケースは、それだけで対象外になるやりがちな失敗です。計画届は必ず事業実施の原則2か月前までに提出してください。
  2. 定着助成だけを単独で申請しようとする定着助成は、魅力発信事業・雇用管理研修・技能向上の取組をセットで実施した上での上乗せ助成です。採用と6か月定着の事実だけでは対象外になる点を見落としがちです。
  3. CCUS技能者登録が一部の技能者にとどまっているCCUS等活用促進コースは雇用する全ての建設技能者の詳細型登録が要件です。一部の技能者だけ登録した状態で申請すると不支給になる注意点です。
  4. 賃金の5%増加を単月の給与だけで判断するCCUS等活用促進コースの賃金増加要件は、増額改定前後12か月間の賃金総額の比較で判定されます。改定した月の給与だけで5%を満たしたつもりでも、12か月平均で届かず不採択になる失敗が見られます。

他制度との比較

制度名対象助成額の目安実施主体
人材確保等支援助成金(建設分野・若年者・女性コース)建設事業主(若年者・女性の入職・定着に取り組む)初期助成60%/45%+定着助成126万円厚生労働省
人材確保等支援助成金(一般コース・全業種)業種を問わない事業主(雇用管理改善等)コースにより数十万円〜厚生労働省
キャリアアップ助成金 正社員化コース非正規雇用労働者を正規雇用へ転換する事業主1人20万〜80万円+加算最大80万円/事業所厚生労働省
業務改善助成金賃上げ×設備投資に取り組む中小企業・小規模事業者最大600万円厚生労働省

建設分野の若年者・女性コースは入職・定着の促進に特化している点が最大の特徴で、非正規から正規への転換を評価するキャリアアップ助成金や、賃上げ・設備投資を評価する業務改善助成金とは狙いが異なります。建設業では複数の制度を組み合わせて活用する余地があります。

建設業の人材確保・定着助成金若年者・女性コース モデル最大218万円(定着助成126万円)の解説図解2

あわせて確認したい関連制度

受給・手続き後にやること

  • 実施記録・賃金台帳の保管計画届・実施記録・賃金台帳等の証拠書類を一定期間保管し、労働局の調査に備えます。
  • CCUS技能者登録の維持CCUS等活用促進コースを受給した場合、登録した技能者情報を最新の状態に保っておきます。
  • 次年度の採用計画の検討定着助成は年度あたり3名までが上限のため、複数名を採用する場合は年度をまたいだ計画を立てておくとスムーズです。

最終更新:2026年7月12日/本記事は令和8年度の厚生労働省公表資料(令和8年4月8日付リーフレット等)にもとづく解説です。定着助成の新設時期については建設専門紙の報道でも「新設」と伝えられていますが、正確な適用開始時期はリーフレット上に明記がなく、公表資料ベース・要確認です。支給要件・助成額は改定される場合があるため、申請前に必ず最新の公式情報をご確認ください。本記事は制度公表資料にもとづく解説であり、個別の判断は管轄の都道府県労働局・ハローワークにご確認ください。

出典

補助金の概要

要点

対象・申請情報まとめ

詳細条件は公募要領で確認してください。

対象地域
全国
対象者
建設の事業としての雇用保険料率が適用される建…
補助上限
定着助成126万円(年度上限)+初期助成60%(中小)+CCUS等活用促進160万円(年度上限)=モデルケース最大218万円
公募期間
通年(若年者・女性コースは事業実施の原則2か月前までに計画届提出。CCUS等活用促進コースは賃金改定月の6か月前〜2か月前までに計画届提出) 常時受付 / 要確認
実施機関
厚生労働省
主要スケジュール
申請期間 通年(若年者・女性コースは事業実施の原則2か月前までに計画届提出。CCUS等活用促進コースは賃金改定月の6か月前〜2か月前までに計画届提出) 全スケジュール ›
申請方法
オンライン申請 公式申請ページへ
  • 最大定着助成126万円(年度上限)+初期助成60%(中小)+CCUS等活用促進160万円(年度上限)=モデルケース最大218万円まで補助される制度です
  • 厚生労働省が公募する公的支援制度
  • 申請方法はオンライン申請に対応
  • 専門家への無料相談に対応しています
POINT!

この補助金のポイント

  • 最大定着助成126万円(年度上限)+初期助成60%(中小)+CCUS等活用促進160万円(年度上限)=モデルケース最大218万円まで補助される制度です
  • 厚生労働省が公募する公的支援制度
  • 申請方法はオンライン申請に対応
  • 専門家への無料相談に対応しています
公募期間 通年(若年者・女性コースは事業実施の原則2か月前までに計画届提出。CCUS等活用促進コースは賃金改定月の6か月前〜2か月前までに計画届提出) 常時受付 / 要確認
実施機関厚生労働省
主要スケジュール
  1. 申請期間通年(若年者・女性コースは事業実施の原則2か月前までに計画届提出。CCUS等活用促進コースは賃金改定月の6か月前〜2か月前までに計画届提出)
全スケジュール ›
申請方法 オンライン申請 公式申請ページへ
公募要領
SUMMARY

この補助金のまとめ

  • 最大定着助成126万円(年度上限)+初期助成60%(中小)+CCUS等活用促進160万円(年度上限)=モデルケース最大218万円まで補助される制度です
  • 厚生労働省が公募する公的支援制度
  • 申請方法はオンライン申請に対応
  • 専門家への無料相談に対応しています
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中小企業診断士・社会保険労務士 監修体制

公開日: 最終更新日: 出典: 厚生労働省

本記事は一般的な情報提供を目的としています。補助額・対象要件・募集状況は変更される場合があるため、申請前に必ず各実施機関の公募要領・公式情報をご確認ください。