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高額療養費制度2026年8月改定|自己負担限度額の引き上げ額

公的医療保険の被保険者・被扶養者で、暦月の医療費自己負担が所得区分ごとの限度額を超えた方

申請締切まで あと 738

この記事の結論

対象者公的医療保険の被保険者・被扶養者で、暦月の医療費自己負担が所得区分ご…
補助額・給付額年間上限53万円(年収約370万〜約770万円区分)(補助率 月単位の自己負担限度額を超えた額の全額(2026年8月〜:年収約370万〜約770万円は85,800円+(医療費-286,000円)×1%、多数回該当44,400円))
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公的医療保険の被保険者・被扶養者で、暦月の医療費自己負担が所得区分ご…

対象地域
全国
対象者
公的医療保険の被保険者・被扶養者で、暦月の医療費自己負担…
補助上限
年間上限53万円(年収約370万〜約770万円区分)
補助率・給付条件
月単位の自己負担限度額を超えた額の全額(2026年8月〜:年収約370万〜約770万円は85,800円+(医療費-286,000円)×1%、多数回該当44,400円)
公募期間
2028年7月31日締切(予定)
実施機関
厚生労働省 保険局
申請方法
オンライン申請
必要書類
高額療養費支給申請書、医療機関の領収書(写し)、被保…
  • 最大年間上限53万円(年収約370万〜約770万円区分)まで補助される制度です
  • 厚生労働省 保険局が公募する公的支援制度
  • 申請方法はオンライン申請に対応
  • 採択率の実績は約100%

詳細解説

毎月の治療費を計算しながら通院している方にとって、2026年8月1日から高額療養費制度の自己負担限度額が引き上げられるという事実は他人事ではありません。がんの化学療法、関節リウマチの生物学的製剤、心疾患の術後管理など、月の医療費が数十万円規模になる治療を継続していれば、限度額が数千円上がるだけで年間の家計負担は万単位で変わります。親の入院費を立て替えている40〜50代の方も同じです。

この改定は2025年に一度「見送り」となった経緯があり、その後に設置された高額療養費制度の在り方に関する専門委員会で計9回の議論を経て設計し直されました。結果として、月額上限は上がる一方で、多数回該当の金額は現行のまま据え置かれ、新たに「年間上限」が導入されています。つまり「全員が一律に損をする改定」ではありません。長期療養者はむしろ負担が減るケースがあります。

この記事では、厚生労働省保険局が公表した令和8年8月からの限度額表をもとに、所得区分ごとに「月いくら増えるのか」「年間ではどうなるのか」を実額で示し、限度額適用認定証の準備や申請時の落とし穴まで具体的に解説します。

結論:2026年8月から何がどう変わるのか

5行でわかる2026年8月改定

  1. 2026年8月1日診療分から、70歳未満・70歳以上ともに月単位の自己負担限度額が引き上げられます。
  2. 年収約370万〜約770万円の区分は80,100円+1%→85,800円+1%へ。医療費100万円なら月87,430円→92,940円で5,510円増です。
  3. 多数回該当(年4回目以降)の金額は据え置き。年収約370万〜約770万円なら44,400円のまま変わりません。
  4. 「年間上限」が新設されます。8月〜翌年7月の自己負担が年間上限(同区分なら53万円)に達すると、その年はそれ以上支払いが不要になります。
  5. 所得区分を5段階から13段階へ細分化する第2段階は2027年(令和9年)8月から。年収約650万〜約770万円の層はここでさらに上がります。

自分の世帯が使える給付・助成をまとめて洗い出したい方は、3分で使える補助金診断で対象制度をチェックすることから始めると、医療費以外の負担軽減策も一度に把握できます。

2026年8月1日改定の施行日(診療分)
+5,510円年収約370〜770万円・医療費100万円時の月増加額
53万円同区分に新設される年間上限

改定は2段階。2026年8月と2027年8月で内容が違う

今回の見直しは一度に完結しません。厚生労働省の資料では、第1段階=令和8年(2026年)8月に月額上限の引き上げと年間上限の新設を行い、第2段階=令和9年(2027年)8月に所得区分を現在の5区分から13区分へ細分化する、という順序が明記されています。

2026年8月時点では所得区分の数そのものは変わりません。したがって「自分の区分が変わって急に負担が跳ね上がる」ということは、少なくとも2026年度中は起きません。区分の細分化によって影響が大きいのは、現在の「年収約370万〜約770万円」という幅の広い区分に含まれている年収650万円前後の層で、その影響が出るのは2027年8月からです。

見直しの4つの柱(厚労省リーフレットより)

  • 長期療養者への配慮:多数回該当の金額を据え置き、加えて年間上限を導入
  • 低所得者への配慮:住民税非課税区分の引き上げ幅を緩和、年収200万円未満層の多数回該当額は2027年8月から引き下げ
  • 一人当たり医療費の伸びを踏まえた限度額見直し:月額上限の引き上げ
  • 応能負担の徹底:2027年8月からの所得区分13分割

物価高で家計全体が圧迫されている中での改定であるため、医療費以外の給付とあわせて確認しておくことが重要です。世帯全体の収入が低い場合は非課税世帯給付金2026の支給要件住民税非課税世帯10万円給付の実際の運用も並行して確認しておくと、手取りベースでの目減りを抑えられます。

所得区分別・自己負担限度額の引き上げ早見表(70歳未満)

以下は厚生労働省保険局が公表した令和8年8月〜令和9年7月の限度額です。< >内は多数回該当(年4回目以降)の額で、すべての区分で現行額が維持されています。

所得区分(年収換算)現行の月額上限2026年8月からの月額上限医療費100万円時の増加額新設される年間上限
約1,160万円〜(標報83万円以上)252,600円+1%<140,100円>270,300円+1%<140,100円>+17,110円168万円
約770万〜約1,160万円(標報53〜79万円)167,400円+1%<93,000円>179,100円+1%<93,000円>+11,310円111万円
約370万〜約770万円(標報28〜50万円)80,100円+1%<44,400円>85,800円+1%<44,400円>+5,510円53万円
〜約370万円(標報26万円以下)57,600円<44,400円>61,500円<44,400円>+3,900円53万円
住民税非課税世帯35,400円<24,600円>36,900円<24,600円>+1,500円29万円

「+1%」は、医療費が定額部分の基準額を超えた分の1%を上乗せするという意味です。たとえば年収約370万〜約770万円の区分では、2026年8月以降は85,800円+(医療費総額-286,000円)×1%で計算します。医療費100万円なら85,800円+7,140円=92,940円。現行式は80,100円+(医療費-267,000円)×1%=87,430円ですから、差額は5,510円です。

誤解しやすい点:改定は「診療月」で判定される

2026年8月1日以降に受けた診療から新しい限度額が適用されます。支払日や請求書の到着日ではありません。7月に入院し8月に退院した場合は、7月分は旧限度額、8月分は新限度額で別々に計算されます。月をまたぐ入院ほど差が出やすいので注意してください。

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70歳以上は外来特例も変わる(親の医療費を負担している人向け)

70歳以上には「外来特例」という、外来だけを個人単位で計算する低い上限が設けられています。ここも2026年8月から見直されますが、低所得者には年間上限を導入して実質的な負担増を打ち消す設計になっている点が特徴です。

区分(70歳以上)外来特例(現行)外来特例(2026年8月〜)外来の年間上限
〜約370万円(一般)18,000円(年間14.4万円)22,000円21.6万円
住民税非課税8,000円11,000円9.6万円
住民税非課税(所得が一定以下)8,000円8,000円(据え置き)
住民税非課税(外来+入院の月額上限)24,600円25,700円29万円

住民税非課税区分では外来特例が8,000円から11,000円に上がりますが、年間上限9.6万円(=8,000円×12か月)が同時に導入されるため、毎月上限まで使っている方の年間負担額は現在と変わりません。逆に、年に数回しか受診しない方は月あたりの負担が増える形になります。

70歳以上の「一定所得以下」区分は完全据え置き

いわゆるII区分(年金収入80万円以下など)に該当する方は、外来8,000円・月額15,000円が15,700円へと微増するにとどまり、年間上限18万円も設定されます。高齢の親の医療費を負担している場合は、まず親の区分がどこかを確認してください。介護側の負担軽減については介護職員等処遇改善加算の臨時改定による事業所側の動きも把握しておくと、施設利用料の改定時期の見通しが立ちます。

対象者・対象事業

対象地域(全国)

目的
医療・福祉
対象地域
全国
対象者
公的医療保険の被保険者・被扶養者で、暦月の医療費自己負担が所得区分ごとの限度額を超えた方
補助上限
年間上限53万円(年収約370万〜約770万円区分)
難易度
2

詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。

自分がどの区分かを判定する方法

所得区分は「年収」ではなく、加入している公的医療保険の指標で決まります。ここを取り違えると、増加額の見積もりも限度額適用認定証の申請も的外れになります。

  • 健康保険(協会けんぽ・組合健保):標準報酬月額。2026年8月〜2027年7月の区分は、原則2026年4月〜6月の報酬をもとに9月に改定される標準報酬月額ではなく、その時点で適用されている等級で判定されます。
  • 国民健康保険:旧ただし書き所得(総所得金額等-基礎控除43万円)。世帯内の国保加入者全員分を合算します。
  • 後期高齢者医療制度:課税所得。同一世帯の被保険者の課税所得で判定します。

「年収約770万円」は目安であって基準ではない

記事や早見表に出てくる年収換算はあくまで目安です。実際の判定は標準報酬月額53万円以上か、旧ただし書き所得600万円超か、という指標で行われます。賞与の比率が高い人や自営業者は、年収の感覚と区分がずれることが珍しくありません。

読者

共働きで、私が会社の健保、夫が国保です。この場合は世帯で合算できますか。

専門家

合算できません。高額療養費の世帯合算は「同一の医療保険に加入している家族」が単位です。夫婦で保険者が違えば、それぞれ別々に限度額を計算します。区分も別々に判定されるため、片方だけが引き上げの影響を強く受けることもあります。

申請でよくある不採択・落とし穴

高額療養費は要件を満たせば必ず支給される制度なので、補助金のような競争的な審査による不採択はありません。しかし実務上は、計算ルールの誤解による「支給ゼロ」「想定より大幅に少ない支給」や、書類不備による差し戻しが頻発します。ここで挙げる5つは、相談窓口で繰り返し指摘される典型的な失敗パターンです。

落とし穴1:月をまたぐと合算されない

高額療養費は暦月(1日〜末日)単位で計算します。7月25日から8月5日まで入院して総額60万円かかっても、7月分と8月分に割られてそれぞれ限度額判定されるため、どちらも限度額に届かず支給ゼロという失敗が起こります。2026年8月をまたぐ入院は、旧限度額と新限度額が別々に適用される点でも不利になりやすいので、予定手術なら月初に入院日を寄せる調整が有効です。

落とし穴2:70歳未満は21,000円未満が合算対象外

70歳未満では、同じ月・同じ医療機関でも、医科入院・医科外来・歯科・調剤をそれぞれ分けて計算し、21,000円以上の自己負担のみが世帯合算の対象になります。外来で毎月18,000円ずつ2か所に通っていても合算されず、申請しても対象外として差し戻されます。この21,000円ルールは今回の改定でも変更されていません。

落とし穴3:限度額適用認定証の事前申請漏れ

マイナ保険証をオンライン資格確認に対応した医療機関で使えば認定証は不要ですが、未対応の医療機関や、マイナンバーの保険者への未登録がある場合は事前申請が必要です。入院当日に窓口で「認定証はありますか」と聞かれてから慌てると、いったん3割全額を立て替えることになります。申請から交付まで1週間程度かかる保険者もあるため、入院が決まった時点で動くのが鉄則です。

落とし穴4:差額ベッド代・食事代は対象外

個室の差額ベッド代、入院時食事療養費の標準負担額、先進医療の技術料、文書料、おむつ代は保険適用外のため高額療養費の計算に一切入りません。「限度額まで抑えられるはず」と思って個室を選び、退院時の請求額を見て青ざめるのが最も多い失敗です。同意書にサインした差額ベッド代は原則として返還されません。

落とし穴5:申請期限2年の失念と口座情報の不備

高額療養費の請求権は、診療月の翌月1日から2年で時効消滅します。過去分をさかのぼって請求できると知って手続きしようとしたら期限切れだった、という事例は少なくありません。また、申請書の口座名義が被保険者と異なる、領収書の写しが不鮮明といった理由での差し戻しも多く、再提出でさらに1か月支給が遅れます。

不採択という言葉が使われないだけで、これらは実質的に「申請落ち」と同じ結果を招きます。とくに落とし穴1と2は制度設計上の仕様であり、後から救済されません。競争的な補助金における不採択理由の分析が有効なのと同じで、高額療養費でも失敗パターンを先回りして潰しておくことが最大の対策です。申請書類の書き方で差し戻しを避けたい方は、特別障害者手当の申請書の書き方で解説している記入時の注意点も参考になります。

2026年8月改定にあわせた申請の流れ

  1. 自分の所得区分を確認する:健保なら標準報酬月額(給与明細・ねんきん定期便で確認)、国保なら課税証明書の旧ただし書き所得を確認します。
  2. マイナ保険証の利用登録状況を確認する:保険者へのマイナンバー登録が済んでいれば、対応医療機関では認定証なしで窓口負担が限度額までに抑えられます。
  3. 必要なら限度額適用認定証を申請する:協会けんぽなら「健康保険限度額適用認定申請書」を支部へ提出。国保は市区町村の保険年金課の窓口です。
  4. 受診・入院し、領収書を月ごとに保管する:医療機関別・入院外来別に分けて保管すると、後の合算計算が正確になります。
  5. 限度額を超えた分を事後申請する:認定証を使わなかった場合は、診療月の翌月1日から2年以内に保険者へ支給申請します。
  6. 年間上限の適用を確認する:2026年8月〜2027年7月の自己負担が年間上限に達した場合、保険者による確認のうえ超過分が償還されます。
読者

年間上限に達したかどうかは、自分で計算して申告しないといけないのでしょうか。

専門家

厚生労働省の資料では、年間上限は保険者側でレセプト情報をもとに把握し、超過分を償還する仕組みが想定されています。ただし複数の保険者にまたがって加入歴がある場合や、年度途中で転職・退職した場合は自動的に把握されないことがあります。8月〜翌年7月の領収書と支給決定通知書は必ず1年分そろえて保管しておいてください。

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2027年8月からの13区分細分化で影響が大きいのは誰か

第2段階では、70歳未満の所得区分が現在の5区分から13区分へ細分化されます。もっとも影響が大きいのは、これまで「約370万〜約770万円」という広い区分に一括りにされていた層のうち、上側にいる人たちです。

新しい区分(2027年8月〜)標準報酬月額月額上限現行80,100円+1%からの変化
約650万〜約770万円44万〜50万円110,400円+1%大幅増(+約3万円)
約510万〜約650万円36万〜41万円98,100円+1%増(+約1.8万円)
約370万〜約510万円28万〜34万円85,800円+1%2026年8月と同水準で据え置き
約260万〜約370万円20万〜26万円69,600円定額区分として再編
〜約200万円15万円以下61,500円(多数回34,500円)多数回該当が44,400円から引き下げ

注目すべきは最下段です。年収約200万円未満の区分では、多数回該当が44,400円から34,500円へ引き下げられ、年間上限も41万円に設定されます。住民税非課税ラインをわずかに上回るために非課税の恩恵を受けられなかった層への配慮であり、この層にとっては2027年8月が実質的な負担軽減の局面になります。

2027年8月の区分は2026年7月時点で確定している

令和8年度予算に見直しが盛り込まれ、厚生労働省保険局が令和9年8月からの限度額表まで公表済みです。ただし70歳以上の外来特例の対象年齢については、高齢者の窓口負担見直しとあわせて別途検討し結論を得るとされており、この部分だけは2026年7月時点で未確定です。

限度額適用認定証が必要かどうかのセルフチェック

以下の設問に答えると、2026年8月改定にあたって事前に手を打つべきかが判定できます。

人工透析などの長期高額疾病は今回の改定対象外

特定疾病療養受療証の交付を受けている慢性腎不全(人工透析)・血友病・抗ウイルス剤を投与しているHIV感染症の患者については、窓口の自己負担が月1万円(70歳未満で標準報酬月額53万円以上の人工透析患者は月2万円)に抑えられます。この特例は令和8年8月の見直しリーフレットに変更の記載がなく、2026年7月時点では現行どおり継続されます。

あわせて確認したい併用可能な制度

高額療養費だけで医療費負担を吸収しきれない場合、他制度との組み合わせが効きます。とくに世帯収入が下がっている局面では、給付金系との併用で実質負担を大きく下げられます。

非課税世帯給付金2026住民税非課税区分に該当すれば高額療養費の上限も最も低い36,900円/受付中住民税非課税世帯10万円給付2026支給要件と実際の入金時期を自治体別に整理/申請不要方式が中心帯状疱疹ワクチン助成の自治体一覧重症化して入院に至る前の予防に。助成額は自治体により4,000〜1万円台補聴器助成金は最大7.2万円高齢の親の生活の質に直結。所得制限と医師の意見書が要件品川区 高齢者補聴器購入費助成区独自の上限額と申請様式を実例で解説/申請前の購入は対象外給付金カテゴリの記事一覧国・自治体の現金給付をまとめて確認する

医療費以外の固定費も同時に見直したい場合は、電気代・ガス代補助金の2026年7月再開の内容ガソリン補助金がいつまで続くのかを押さえておくと、月次の支出全体を組み替えやすくなります。子育て世帯なら高校無償化2026の私立45.7万円支援子ども・子育て支援金2026の年収別負担額も、家計の可処分所得に直結します。

また、治療と仕事の両立で収入が下がる局面では、奨学金返還支援制度の一覧板橋区の給付金2026のような自治体独自の支援もあわせて確認しておくと、取りこぼしが減ります。出産を控えている方は出産費用無償化がいつから始まるかも影響が大きいテーマです。

よくある質問

2026年8月の改定は本当に確定しているのですか。2025年に一度見送られたと聞きました。

確定しています。2025年に見送られたのは前の見直し案で、その後に設置された「高額療養費制度の在り方に関する専門委員会」が令和7年12月16日に基本的な考え方をまとめ、令和8年度予算に反映されました。厚生労働省保険局は令和8年8月〜令和9年7月および令和9年8月以降の限度額表をすでに公表しています。

年間上限はいつからいつまでの期間で数えますか。

8月から翌年7月までの12か月です。高額療養費の所得区分の適用期間と同じ区切りになっています。2026年8月〜2027年7月が最初の対象期間です。

多数回該当と年間上限は両方使えますか。

併存します。年4回目以降は多数回該当の低い月額上限が適用され、それらを積み上げた年間の合計額が年間上限に達した場合は、その先の自己負担が不要になります。年間上限は多数回該当を下回る水準に設定されており、厚労省の試算では極めて高額な医療を受けた方で年間約23.7万円の負担減となる例が示されています。

高額療養費を受け取ると、医療費控除は使えなくなりますか。

使えますが、医療費控除の計算では高額療養費として支給された金額を医療費から差し引く必要があります。両方をフルに二重取りすることはできません。

会社の健康保険組合に付加給付がある場合はどうなりますか。

付加給付は組合独自の上乗せ給付で、法定の高額療養費とは別枠です。組合によっては自己負担が月2万円台に抑えられることもあります。今回の法定限度額の引き上げに合わせて付加給付の水準を見直す組合もあるため、勤務先の健保組合の規約改定情報を確認してください。

改定前の2026年7月中にやっておくべきこと

残された時間は限られています。8月1日診療分から新限度額になるため、7月中に次の3点だけは片付けておいてください。

1. 所得区分の確定

給与明細の標準報酬月額欄、または課税証明書の所得金額を実際に見て、早見表のどの行に該当するかを紙に書き出す。年収の記憶や感覚で判断しない。

2. マイナ保険証の登録確認

保険者へのマイナンバー登録が未了だと、対応医療機関でも限度額適用が効きません。未登録なら認定証を申請しておく。

3. 予定入院の日程を月単位で最適化する

手術日を主治医と相談できる状況なら、月をまたがない日程を選ぶだけで自己負担が数万円変わります。月末入院・翌月退院は最も損をするパターンです。

医療費以外にも、世帯状況によっては申請できる給付が残っている可能性があります。まずは対象になりうる制度を無料で洗い出すところから着手してください。EV導入や住宅設備の補助など生活コスト側の支援を探している方は、給湯省エネ事業でエコキュート最大20万円子育てグリーン住宅支援事業のリフォーム枠も検討対象になります。

出典

本記事の数値は厚生労働省保険局公表資料(令和8年8月〜令和9年7月および令和9年8月以降の自己負担限度額表)に基づきます。制度施行は2026年8月1日診療分から。最終更新:2026年7月23日

補助金の概要

要点

対象・申請情報まとめ

詳細条件は公募要領で確認してください。

対象地域
全国
対象者
公的医療保険の被保険者・被扶養者で、暦月の医…
補助上限
年間上限53万円(年収約370万〜約770万円区分)
公募期間
2028年7月31日締切(予定) 締切まで 738日
実施機関
厚生労働省 保険局
主要スケジュール
締切日 2028年7月31日 全スケジュール ›
申請方法
オンライン申請 公式申請ページへ
必要書類
高額療養費支給申請書、医療機関の領収… 詳細を見る ›
  • 最大年間上限53万円(年収約370万〜約770万円区分)まで補助される制度です
  • 厚生労働省 保険局が公募する公的支援制度
  • 申請方法はオンライン申請に対応
  • 採択率の実績は約100%
POINT!

この補助金のポイント

  • 最大年間上限53万円(年収約370万〜約770万円区分)まで補助される制度です
  • 厚生労働省 保険局が公募する公的支援制度
  • 申請方法はオンライン申請に対応
  • 採択率の実績は約100%
補助対象経費 保険適用の医療費の自己負担分。差額ベッド代、入院時食事療養費の標準負担額、先進医療の技術料、文書料、… 詳細を見る ›
公募期間 2028年7月31日締切(予定) 締切まで 738日
実施機関厚生労働省 保険局
採択率100% ※過去公募実績
主要スケジュール
  1. 締切日2028年7月31日
全スケジュール ›
申請方法 オンライン申請 公式申請ページへ
必要書類 高額療養費支給申請書、医療機関の領収書(写し)、被保険者の振込先口座情報、マイナ… 詳細を見る ›
公募要領
SUMMARY

この補助金のまとめ

  • 最大年間上限53万円(年収約370万〜約770万円区分)まで補助される制度です
  • 厚生労働省 保険局が公募する公的支援制度
  • 申請方法はオンライン申請に対応
  • 採択率の実績は約100%
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公開日: 最終更新日: 出典: 厚生労働省 保険局

本記事は一般的な情報提供を目的としています。補助額・対象要件・募集状況は変更される場合があるため、申請前に必ず各実施機関の公募要領・公式情報をご確認ください。