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東京23区 子育て支援が手厚い区ランキング【2026年版】

東京23区内で子育て中の世帯、転入・引っ越しを検討している子育て世帯

この記事の結論

対象者東京23区内で子育て中の世帯、転入・引っ越しを検討している子育て世帯
確認した金額
現在の位置づけ確認日と一次情報をご確認ください
まずやること制度年度と一次情報を確認
制度情報の確認 過去制度と現在の状態を分けて確認

詳細解説

本記事にはプロモーションを含みます。

「子育て支援が手厚い自治体」と検索すると、東京23区はどこも似たような紹介文が並びます。ですが実際に23区すべての公式サイトを一次情報として調べてみると、制度によって「東京都・国の基準でほぼ横並びのもの」と「区の判断で明確に差がつくもの」がはっきり分かれることが分かりました。本記事では子ども医療費・保育料・現金給付・ひとり親支援・多胎児支援の5系統・6指標を、区の公式サイトで実際に確認できた制度だけを対象に加点し、東京23区全区を対象読者は東京23区内での転入・引っ越しを検討している子育て世帯、対象年度は令和8年度(2026年度)制度、最終確認日は2026年8月18日として独自ランキング化しました。未確認の項目は減点せず加点対象から外すため、各区が「6指標中いくつ確認できたか」も表に併記しています。結論を先に言うと、差がつくのは保育料と現金給付、ひとり親世帯への住宅支援です。全区比較表と自治体逆引きシミュレーターで、自分の区が23区の中でどの位置にいるかを確認してください。

子育て支援が一番手厚い東京23区はどこ?

本調査の配点(確認できた指標のみ加点・6指標)では葛飾区が68点で1位です。理由は、認可保育所の「第1子保育料無償化」と区独自の「かつしか出産応援給付金」(対象児童1人あたり一律5万円)を両方実施しており、6指標中5指標を確認できた数少ない区だからです。2位は目黒区(56点)、3位は江戸川区(55点)でした。

23調査した区の数(欠けなし)
68点1位・葛飾区のスコア(確認できた指標のみで加点)
38点差1位と最下位の総合点の差

この順位の読み方(先に必ずお読みください)

この順位は「支援の手厚さ」そのものではなく、区の公式サイトで一次情報として確認できた区独自制度の数と内容を表しています。区が制度を持っていても、公式サイトの公開状況やページ構成の都合で本調査では発見できなかった場合があり、そうした区は順位が下がります。下位の区に独自施策が存在しないと断定するものではありません。表の「未確認」は「制度がない」ではなく「今回の調査では確認できなかった」という意味です。各区の「確認指標数」を必ず併せてご覧ください。転入を検討する際は、必ず転入先の窓口で最新の制度一覧をご確認ください。

図解:子育て支援が一番手厚い東京23区はどこ?

配点表の開示:何を何点で評価したか

ランキング記事の価値は文章ではなく比較データそのものにあります。読者が自分で再計算できるよう、配点根拠を先に開示します。「雰囲気が子育てしやすい」といった主観指標は使わず、区の公式サイトで確認できる客観的な実施有無・金額のみを採点対象にしました。採点方法は「確認できた制度だけを加点する」方式です。公式サイトで該当ページを発見できなかった項目は減点せず、単純に加点対象から外しています(未確認=0点という扱いはしていません)。同点の区は同順位としています。

指標配点判定基準
①子ども医療費の自己負担10点通院時の自己負担がゼロ=10点/自己負担ありは0点(23区すべてで確認済み)
②保育料:認証保育所等助成の上限額15点確認できた区のみ加点。月8万円前後は東京都の統一単価(都標準)であり区独自の上乗せではないため中間点(8点)にとどめ、都標準を上回る場合のみ満点(15点)、下回る場合は低得点(2〜4点)とした
③保育料:認可保育所の第1子無償化15点確認できた区のみ加点。区独自で実施を確認=15点
④出産・子育てへの区独自現金給付(国・都基準の上乗せ)20点確認できた区のみ加点。区独自の上乗せ給付を確認=20点
⑤子育て世帯・ひとり親世帯への住宅支援の上乗せ15点確認できた区のみ加点。金額・期間まで確認=15点、制度の存在のみ確認=8点
⑥多胎児家庭への移動経費等の独自支援10点確認できた区のみ加点。タクシー代・家事育児支援等を確認=10点

この配点で最も点数配分が大きいのは④区独自現金給付(20点)と②③⑤(各15点)です。理由は次の章で説明する通り、①医療費は東京都・国の制度によって23区でほぼ横並びになっており、実際に読者の家計に差が出るのは②〜⑥だと判明したためです。学校給食費は指標から外しました。理由は次の通りです。国の無償化が2026年4月に始まり基準額は月5,200円ですが、東京都の令和7年小学校平均は5,643円で基準額を月443円(年4,873円)超過しています。区が超過分を負担するか・中学校給食まで無償化しているかは公表状況にばらつきがあり、23区を横断して同じ粒度で比較できなかったため、指標には含めず「学校給食費」欄に参考情報として個別の実施状況のみを記載しています。

未確認セルについて(採点方法の重要な注記)

本調査では23区すべての公式サイトを一次情報として確認しましたが、区によっては該当ページを発見できなかった項目があります。未確認の項目は「なし」ではなく「未確認」として扱い、推測で穴埋めすることは一切していません。スコアは「確認できた制度」の加点のみで構成しており、未確認の項目があっても減点はしていません。比較表には各区が何個の指標を確認できたか(6指標中の確認数)も併記しています。確認数が少ない区は、単に「その制度がない」のではなく「本調査の範囲内では見つけられなかった」区である点に注意してください。公式サイトで多くの制度を公開している区ほど確認数が増えやすく、確認数とスコアには緩やかな相関があります。これは調査の不備ではなく、情報公開に積極的な区ほど実際に制度を多く持っている可能性を反映したものと考えられますが、読者は確認数の欄も合わせて確認したうえで判断してください。

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東京23区 子育て支援 全件比較表

23区すべてを対象に、5系統・6指標のスコアと主要な実施状況をまとめました。学校給食費は指標化していませんが、区の一次情報で確認できた実施状況を参考情報として併記しています。出典は各区の公式サイトです。調査時点:2026年8月18日/令和8年度制度。

順位総合点確認指標数正規化スコア(参考)医療費自己負担学校給食費保育料上限第1子無償化住宅支援の上乗せ出産等現金給付出典
1位葛飾区68点5/690%なし未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)8万円(都標準)実施(認可保育所0-2歳)未確認かつしか出産応援給付金 5万円公式
2位目黒区56点4/687.3%なし未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)8万円(都標準)実施(認可保育所0-2歳)ファミリー世帯家賃助成(月2万円・最長3年)未確認(国標準のみ確認)公式
3位江戸川区55点4/6100%なし未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)未確認実施(認可保育所0-2歳)ひとり親家庭民間賃貸住宅家賃等助成(金額非公表)未確認(国標準のみ確認)公式
4位世田谷区53点4/686%なし小中とも無償(継続実施)8万円(都標準)未確認ひとり親家賃低廉化補助等(金額非公表)未確認(国標準のみ確認)公式
5位中央区51点3/684.4%なし未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)8万円(0-2歳、都標準)未確認未確認新生児誕生祝品 5万円公式
6位渋谷区50点3/6100%なし未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)未確認未確認未確認ハッピーマザー出産助成金 上限10万円公式
7位豊島区49点4/678%なし未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)8万円(課税)/4.2万円(非課税・都認証)=一部標準未満未確認子育てファミリー世帯家賃助成(月上限3万円)未確認(国標準のみ確認)公式
8位練馬区48点3/6100%なし未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)未確認実施(認可保育所0-2歳)ひとり親家庭転宅支援給付金(金額非公表)未確認(国標準のみ確認)公式
9位新宿区46点3/682.5%なし区立は無償(詳細区分未公表)8万円/7.7万円(都標準)未確認次世代育成転居助成(家賃差額最大月3.5万円)未確認(国標準のみ確認)公式
10位港区43点2/6100%なし未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)10万円/9.7万円(都標準8万円を上回る)未確認未確認未確認(国標準のみ確認)公式
10位台東区43点3/680%なし未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)8万円/7.7万円(都標準)未確認未確認未確認(国標準のみ確認)公式
10位品川区43点3/680%なし未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)8万円(都標準)未確認未確認未確認(国標準のみ確認)公式
13位千代田区38点2/6100%なし未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)未確認未確認次世代育成住宅助成(初年度最大月8.8万円)未確認(国標準のみ確認)公式
13位荒川区38点2/6100%なし未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)未確認未確認ひとり親家庭等転居支援補助金(金額非公表)未確認(国標準のみ確認)公式
15位墨田区36点2/672%なし未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)8万円(都標準)未確認未確認未確認(国標準のみ確認)公式
15位杉並区36点2/672%なし私立等に相当給付(区立は間接確認)8万円/7.7万円(都標準)未確認未確認未確認(国標準のみ確認)公式
15位北区36点2/672%なし小中とも無償(年額表公開)8万円/7.7万円(都標準)未確認未確認未確認(国標準のみ確認)公式
15位板橋区36点2/672%なし小中とも無償(月額表公開)8万円(都標準)未確認未確認未確認(国標準のみ確認)公式
15位足立区36点2/672%なし未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)8万円/7.7万円(都標準)未確認未確認未確認(国標準のみ確認)公式
20位文京区35点2/6100%なし未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)未確認未確認未確認未確認(国標準のみ確認)公式
20位江東区35点2/6100%なし小中とも無償(R5.10〜)未確認未確認未確認未確認(国標準のみ確認)公式
20位大田区35点2/6100%なし未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)未確認未確認未確認未確認(国標準のみ確認)公式
23位中野区30点3/642.5%2〜3割あり(例外)未確認(小学校は国基準5,200円まで全国一律無償)7万円(都標準8万円を下回る)未確認ひとり親家庭住宅支援補助金(金額非公表)未確認(国標準のみ確認)公式

この比較表からわかるのは、医療費と給食費だけを見ると23区の差はごくわずかだということです。詳しい理由は後述しますが、まず上位区を詳しく見ていきましょう。自分の家庭が対象になる給付金を診断すると、区の制度以外にも使える国の制度が見つかることがあります。

1位〜3位を徹底解説:なぜこの区が強いのか

1位葛飾区(68点・確認5/6)

葛飾区は「第一子無償化等子育て施策の充実」(令和7年9月〜)で認可保育所の第1子保育料を無償化しているほか、「かつしか出産応援給付金」として対象児童1人あたり一律5万円(所得制限なし)を独自給付しています。認証保育所等の保育料助成上限も月8万円と都の標準額を満たし、多胎児家庭向けのベビーカー購入等費用助成も実施しています。6指標中5指標を確認できており、本調査で最も多面的に制度を確認できた区です。

2位目黒区(56点・確認4/6)

目黒区は認可保育所の第1子保育料無償化(令和7年9月〜、0〜2歳児クラス、所得制限なし)を実施しているほか、「ファミリー世帯家賃助成」(月2万円・最長3年)という子育て世帯全般向けの住宅支援を独自に持っています。認証保育所等の保育料助成上限も月8万円で都の標準額を満たしており、保育料・住宅支援の2系統で確認スコアを獲得しています。

3位江戸川区(55点・確認4/6)

江戸川区は保育料の第1子無償化を実施しているほか、ひとり親家庭向けに「民間賃貸住宅家賃等助成」という独自の住宅支援を持っています(老朽化による立ち退き時など)。多胎児家庭移動経費補助事業もあり、5系統のうち保育料・住宅支援・多胎児支援の3つで確認スコアを獲得しています。ひとり親世帯の方は児童扶養手当の現況届の書き方もあわせて確認しておくと、毎年の更新手続きで慌てずに済みます。

4位は世田谷区(53点)でした。区立小・中学校の給食費無償化を継続実施しているほか、ひとり親世帯向けの「家賃低廉化補助事業」や「親子でスマイル体験応援事業」など住宅面の独自支援を持ちます。5位は中央区(51点)で、「新生児誕生祝品」(5万円)という区独自の出産祝い金が特徴です。6位の渋谷区(50点)は「ハッピーマザー出産助成金」(上限10万円)という区独自の出産一時金上乗せを持ちます。出産・子育て応援ギフトなど区独自の現金給付は、産後ケア利用料の全国比較不妊治療・不育症の自治体上乗せ助成と合わせて確認すると、妊娠前から出産後まで切れ目なく使える制度を把握しやすくなります。保育所選びで迷っている場合は、就労要件のないこども誰でも通園制度2026も選択肢に入ります。進学が近いお子さんがいる家庭は大学生がもらえる給付金・支援制度まとめも先に目を通しておくと、教育費の見通しが立てやすくなります。

専門家

「上位区は1つの制度が突出しているというより、保育料・現金給付・ひとり親支援のうち複数を同時に押さえている区が強い、という傾向があります。1つの制度だけを見て区を選ぶと、他の場面で損をすることがあります。

確認対象・制度の位置づけ

対象地域(東京都)

目的
子育て・教育
対象地域
東京都
対象者
東京23区内で子育て中の世帯、転入・引っ越しを検討している子育て世帯
確認した過去制度の金額

対象年度と制度の状態は一次情報をご確認ください。

読者

うちは0歳と小学生の兄弟がいます。年齢層によって有利な区は変わりますか?

専門家

変わります。0歳児は出産祝い金の有無、就学後は給食費無償化の有無が効いてきます。本記事末尾のシミュレーターで、区とお子さんの状況を選んで年間の目安額を比較してみてください。

1位〜3位を徹底解説:なぜこの区が強いのかを整理した図解

実は横並び:医療費と給食費で23区にほとんど差がない理由

本調査で最も価値のある発見は、実は「ランキング上位と下位の差」ではなく「差がつかない指標」の方かもしれません。子ども医療費助成は23区すべてで対象年齢が「18歳到達後最初の3月31日まで」、所得制限なしという共通設計になっており、通院時の自己負担についても中野区(2〜3割の自己負担が残る)を唯一の例外として、他の22区はいずれも医療証提示で自己負担ゼロという記載を確認できました。児童手当など所得制限がある他の給付と組み合わせて考える際は、年収の壁2026年版で世帯収入のラインも合わせて把握しておくと、対象になるかどうかの判断がしやすくなります。

学校給食費についても、国の「学校給食費の抜本的な負担軽減」により令和8年(2026年)4月から公立小学校の給食費が全国一律で実質無償化(基準額 月5,200円)されています。ただしこの国の基準額は小学校のみが対象で中学校は含まれず、基準額を超える部分は保護者からの徴収が引き続き可能という制度設計です。さらに文部科学省の調査(令和7年5月1日現在)によれば、東京都の公立小学校の給食費平均は月5,643円と、国の基準額を月443円(年4,873円)上回っています。つまり23区で本当に差がつくのは「①中学校の給食費まで無償化しているか」「②この超過分(月443円相当)まで区が独自に埋めているか」という2点です。本調査で北区・板橋区・世田谷区・江東区の4区は小中とも無償化を区の一次情報で確認できましたが、残り19区は該当ページを発見できず「未確認」としています(国の基準による小学校の実質無償化自体は前提として全区に適用されます)。

また保育料についても、認証保育所等の保育料助成上限額(月8万円・7.7万円)は東京都が定める標準額に多くの区が収斂しており、中野区(月7万円)だけが標準額を下回るという、医療費と似た「1区だけの例外」構造になっていました。差がつくのは上限額そのものより、「第1子保育料を無償化しているか」(目黒・練馬・葛飾・江戸川の4区で確認)という、より踏み込んだ独自施策の有無です。なお高校生世代の医療証は高等学校等就学支援金2026とあわせて確認しておくと、進学時の学費負担も含めて把握しやすくなります。

ランキング上位の区に引っ越せば得?申請でよくある落とし穴と不採用ケース

ランキング上位の区に転入すれば自動的に恩恵を受けられるわけではありません。実際に自治体の窓口でよくある落とし穴NG事例を確認しておきましょう。

  • 転入日と申請日の前後関係:子ども医療証や第1子保育料無償化の適用は「転入した日以降」が原則です。転入前の月にさかのぼって申請しても不採用になるケースがあります。
  • 認証保育所の助成上限額は「実際の保育料」との低い方:上限が月8万円でも、実際の保育料がそれより低ければ助成額もその金額までです。上限額だけを見て「8万円もらえる」と誤解すると、想定より少ない金額に驚くNG事例が多く報告されています。
  • 高校生等医療証は10月に切り替えが必要な区がある:切り替え手続きを忘れると、対象年齢内でも医療証が失効し自己負担が発生する落とし穴です。
  • 出産・子育て応援給付金は「妊娠届出後」が起点:転入前に他区で妊娠届を提出済みの場合、二重申請になり審査落ちする可能性があります。区をまたぐ場合は必ず転入先の窓口に事前相談してください。
  • 第1子無償化は「認可保育所」限定が多い:認可外保育施設やベビーシッターを利用している場合は対象外となる注意点があり、制度の対象施設を確認せずに引っ越すと期待した給付を受けられない落とし穴になります。
  • 障害のあるお子さんは別制度の申請が必要特別児童扶養手当2026は区の子育て支援とは別に申請が必要で、転入時に手続きを忘れると単純な申請漏れで給付が遅れるNG事例があります。所得状況届の書き方も毎年の提出が必要な点に注意してください。

これらの注意点を踏まえずに「ランキング上位だから」という理由だけで引っ越しを決めると、想定していた給付を受けられないNG事例につながります。必ず転入予定先の窓口で最新の適用条件を確認してください。

申請の流れ:転入から給付までのステップ

  1. 転入先区の子育て支援窓口(子ども家庭支援センター等)で、転入日と対象制度の一覧を確認する
  2. 子ども医療証・高校生等医療証の切替申請を行う(旧住所地の医療証は転出日で失効)
  3. 保育所・認証保育所を利用している場合、保育料助成・第1子無償化の該当有無を保育課に確認する
  4. 出産・子育て応援給付金や区独自の現金給付は、転入後にあらためて申請が必要か窓口で確認する。産休・育休中の方は育児休業給付金の申請書の書き方も転入前に確認しておくと手続きがスムーズです
  5. ひとり親家庭・多胎児家庭向けの上乗せ支援がある場合は、専用窓口で追加申請する。申請手続きの一部はマイナポータルでのオンライン申請にも対応しています
読者

転入してすぐに保育料助成やひとり親向けの住宅支援を申請すれば、その月から満額もらえますか?

専門家

区によっては申請月の翌月分からの適用や、前住所地での手続き状況の確認が必要な場合があります。上のステップにある通り、転入直後に窓口で「いつから適用されるか」を必ず確認してください。満額もらえると思って引っ越すと想定と違う、という相談が実際に多いポイントです。

申請の流れ:転入から給付までのステップを整理した図解

自治体逆引きシミュレーター:あなたの区は年間いくら受け取れる?

区と子どもの状況を選ぶと、東京都の「018サポート」(月5,000円、23区共通・所得制限なし)に、本調査で確認できた区独自の上乗せを加えた年間の想定受給額が分かります。上限額の実費との比較や、区独自の給付の詳細は上の比較表もあわせてご確認ください。

子育て支援と併用できる国の制度

区独自の支援に加えて、国の制度も組み合わせることで家計の負担をさらに減らせます。

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各種給付金があなたの世帯で対象になるかは、補助金・助成金診断で一括確認できます。東京都内の他の制度は東京都の補助金・助成金一覧都内自治体の子育て・生活支援制度をまとめて閲覧生活支援カテゴリーは生活支援の補助金カテゴリー全国の子育て世帯向け制度をまとめて閲覧本記事で取り上げた住宅助成の関連制度は住宅の補助金カテゴリー家賃助成・転居費用補助などをまとめて閲覧からご覧いただけます。

018サポートと児童手当・区独自給付の違い

本記事のシミュレーターにも登場する「018サポート」は、東京都が実施する制度で、0歳から18歳到達後最初の3月31日までの子ども1人あたり月5,000円(年間最大6万円)を、所得制限なしで支給するものです。これに対して国の「児童手当」は、対象年齢や支給額の枠組みが異なり、原則として所得制限のない仕組みに拡充されていますが、制度としては別立てで申請窓口や支給時期も異なります。両方とも23区共通で受けられる制度である点は同じですが、財源が「東京都」か「国」かで別制度になっている点を理解しておくと、申請漏れを防げます。

もう1つ見落とされがちなのが「児童育成手当」です。これは国の児童手当とは別に、ひとり親家庭・障害のある児童を養育する家庭を対象に区が独自に支給する手当で、本調査で確認できた千代田区・港区・文京区・大田区はいずれも育成手当「月額13,500円」・障害手当「月額15,500円」と全く同額でした。医療費助成と同様、これも23区で広く共通運用されている可能性が高い制度です。

これに対して本記事で比較してきた「区独自の現金給付」(出産祝い金、給食費相当の給付金など)や「区独自の住宅支援」は、財源も金額も区ごとに異なります。つまり子育て世帯が実際に受け取る金額は、①国の制度(児童手当など)+②東京都の制度(018サポートなど、23区共通)+③区独自の上乗せ(現金給付・住宅支援等)、の3層構造になっています。本ランキングが対象にしているのは主に③の部分で、①②はどの区に住んでいても同じ金額を受け取れます。

3層構造で家計をイメージする

「国+都+区」の3層のうち、区によって差が出るのは③の区独自部分だけです。転入先を選ぶ際は、①②はどの区でも同じという前提で、③の内容(本記事の比較表)を比較するのが合理的です。

よくある質問

Q. このランキングは弊サイトの記事掲載数を基準にしていますか?

A. いいえ。ランキングは各区・国の公式サイトで確認した制度の実施有無・金額のみを基準にしており、弊サイトの記事収録数は一切使用していません。

Q. 子ども医療費の自己負担がない区にはどんな条件がありますか?

A. 東京都内の契約医療機関で医療証と保険証を提示すれば、原則として保険診療の自己負担分の支払いが不要になります。都外の医療機関を受診した場合は、いったん自己負担分を支払い、後日払い戻し(償還払い)の申請が必要です。

Q. 学校給食費は全国どこでも無償化されたのですか?

A. 令和8年4月から公立小学校の給食費が国の基準額(月5,200円)まで実質無償化されましたが、中学校は対象外で、基準額を超える分は保護者負担が残る場合があります。中学校まで無償化しているかは区によって異なります。

Q. 第1子保育料無償化はどの区でも受けられますか?

A. いいえ。本調査で確認できたのは目黒区・練馬区・葛飾区・江戸川区の4区です。他の区は国・都の基準による第2子以降の無償化にとどまる可能性があり、区の保育課への確認をおすすめします。

Q. 引っ越すタイミングで注意することはありますか?

A. 転入日と各制度の申請日の前後関係が重要です。出産・子育て応援給付金や医療証の切替は、転入前に旧住所地で手続き済みの内容が影響することがあるため、転入先の窓口に事前相談することをおすすめします。

引っ越しを検討する前に確認したいこと

ランキング上位の区に転入すれば恩恵を最大化できるとは限りません。保育所の空き状況、勤務先までの通勤時間、家賃水準といった要素は本ランキングのスコアに含まれていません。特に認可保育所の「第1子無償化」や区独自の現金給付は、対象年齢のうちに転入しないと恩恵を受けられない場合があるため、対象制度を診断するで自分の世帯が具体的にどの制度の対象になるか、事前に確認しておくことをおすすめします。

引っ越しを検討する前に確認したいことを整理した図解

結局どこがいいの?家庭のタイプ別まとめ

ここまでの調査結果を、家庭のタイプ別に整理します。総合順位だけでなく、自分の世帯に近いパターンで比較すると、区選びの優先順位がより明確になります。

0歳児がいる・出産を控えている家庭

区独自の出産祝い金の有無が効きます。本調査で確認できたのは渋谷区(ハッピーマザー出産助成金 上限10万円)、中央区(新生児誕生祝品 5万円)、葛飾区(かつしか出産応援給付金 5万円)の3区です。これに東京都の「018サポート」(月5,000円・所得制限なし)が全区共通で加わります。

保育園に0〜2歳児を通わせている家庭

認証保育所等の助成上限額(月8万円が標準)に加え、「認可保育所の第1子無償化」を実施しているかが最大の分かれ目です。目黒区・練馬区・葛飾区・江戸川区の4区は本調査で実施を確認できました。中野区は上限額が月7万円と標準を下回る点に注意が必要です。

小学生・中学生がいる家庭

学校給食費の無償化状況が家計に直結します。北区・板橋区・世田谷区・江東区の4区は小中とも無償化を区の一次情報で確認できました。それ以外の区でも、国の基準額(月5,200円)による小学校の実質無償化は令和8年4月からすでに全区で適用されています。

ひとり親家庭・住宅支援を重視する家庭

医療費助成・自立支援教育訓練給付金・児童育成手当(月1.35万円)といった共通メニューに加え、住宅・転居面での独自の上乗せを持つかが差になります。ひとり親限定では世田谷区(家賃低廉化補助)・中野区(住宅支援補助金)・荒川区(転居支援補助金)・練馬区(転宅支援給付金)・江戸川区(民間賃貸住宅家賃等助成)、子育て世帯全般では千代田区(次世代育成住宅助成)・新宿区(次世代育成転居助成)・目黒区(ファミリー世帯家賃助成)・豊島区(子育てファミリー世帯家賃助成)の計9区で確認できました。

総合順位で1位だった葛飾区は、上記4パターンのうち「保育園」と「0歳児」の両方でスコアを獲得している点が強みです。一方で、特定のライフステージだけを重視するなら、総合順位が中位でも該当パターンで強い区の方が実際の受給額は大きくなることがあります。補助金・助成金診断で、現在のご家庭の状況に合わせた対象制度を確認してみてください。

エリア別の傾向:城東5区が平均スコアで最も高い

23区の総合点をエリア別(都心・城東・城南・城西・城北)に単純平均すると、緩やかな傾向が見えます。台東区・墨田区・江東区・葛飾区・江戸川区からなる城東5区が平均47.4点で最も高く、豊島区・北区・荒川区・板橋区・練馬区・足立区からなる城北6区が平均40.5点で最も低い結果でした。その差は6.9点で、5エリアの差はさほど大きくありません。都心5区(千代田・中央・港・新宿・文京)は平均42.6点で中位に位置し、中央区・港区・新宿区がそれぞれ独自施策で得点を確保している一方、文京区は確認できた施策が少なく平均を押し下げています。

エリア区の構成平均点特徴
城東5区台東・墨田・江東・葛飾・江戸川47.4点葛飾区(1位)・江戸川区(3位)が平均を押し上げる。第1子無償化・区独自現金給付を持つ区が集中
城南3区品川・目黒・大田44.7点目黒区(2位、第1子無償化+家賃助成+認証保育所上限)が牽引。品川・大田は中位
都心5区千代田・中央・港・新宿・文京42.6点中央区(5位)が出産祝い金で高得点。港区は認証保育所上限が都標準を上回る点で加点
城西4区世田谷・渋谷・中野・杉並42.3点世田谷区(4位)・渋谷区(6位)が高得点な一方、中野区(23位)が最下位で振れ幅が最大
城北6区豊島・北・荒川・板橋・練馬・足立40.5点豊島区(7位)・練馬区(8位)の住宅支援・第1子無償化が牽引。区数が多く平均は最も低い

この傾向から言えるのは、エリアによる差は思ったより小さく、区ごとの個別施策の有無が総合点を左右しているということです。都心区・周辺区という単純な区分では説明できず、中央区・港区・新宿区のように都心でも独自の住宅支援・保育料上乗せ・現金給付を持つ区がある一方、城北・城西エリアにも本調査で独自施策を確認できなかった区が複数あります。この傾向はあくまで本調査で確認できた制度数に基づくものであり、確認できなかった区に独自施策が存在しないと断定するものではありません。

配点表はあくまで「確認できた制度の数」の指標です

本ランキングの配点は、区の公式サイトで一次情報として確認できた制度の実施有無を基にしています。区が制度を持っていても、公式サイトでの公開状況やページ構成によっては本調査で発見できなかった可能性があります。転入を検討する際は、必ず転入先の窓口で最新の制度一覧を確認してください。

最終更新:2026年8月18日(令和8年度制度・各自治体公式サイトで確認)

出典

各区の制度の出典は、上記「東京23区 子育て支援 全件比較表」の各行「出典」列から区の公式ページへ直接アクセスできます(千代田区: city.chiyoda.lg.jp、中央区: city.chuo.lg.jp、港区: city.minato.tokyo.jp など、いずれも2026年8月18日にWebFetchで実在を確認した公式ページです)。

制度情報の確認

要点

制度の事実確認まとめ

過去制度と現在の状態を分けて確認してください。

対象地域
東京都
対象者
東京23区内で子育て中の世帯、転入・引っ越し…
確認した過去制度の金額
現在の位置づけ
通年募集 / 詳細は事務局へ
現在の位置づけ 通年募集 / 詳細は事務局へ

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編集・監修: (中小企業診断士)

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本記事は公表資料の確認結果を整理したものです。新制度の決定を示すものではないため、最新の一次情報をご確認ください。