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石川県内に住所を有する個人、または県内に事業所・事務所等を有する法人。リース契約も対象。…
詳細解説
石川県電気自動車等購入促進事業費補助金(令和8年度)は、EVとPHVが1台15万円、FCVが30万円の定額、家庭用充電設備が上限2万5千円です。県の受付は令和9年1月29日必着までで、2026年10月15日時点も受付中です。ただしこの県補助は「国のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)の交付を受けていること」が前提で、その国の受付は予算到達により令和8年12月上旬〜下旬に終了する見込みです(次世代自動車振興センター、10月9日公表)。普通・小型EVなら国130万円+県15万円で合計145万円が上限です。市町の上乗せは、七尾市が予算上限で受付終了、能美市は初度登録が令和8年9月までの車両に限られるため、10月以降に登録するなら国と県の2層で考えます(金沢市は事業者のみ)。本記事は国の交付規程と受付終了の公表文・県の実施要領・石川県19市町の公式ページを確認し、車種区分と市町の上乗せを選ぶだけで合計上限が出るシミュレーターと、8項目の対象判定チェッカーを付けました。自分がどの制度に当てはまるか3分で診断することもできます。
令和8年度の石川県電気自動車等購入促進事業費補助金は、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド自動車(PHV)が1台あたり15万円、燃料電池自動車(FCV)が30万円、家庭用充電設備が上限2万5千円の定額補助です(令和8年度実施要領 第8)。補助率ではなく車種ごとの固定額で、受付期間は令和8年4月1日(水)から令和9年1月29日(金)必着、予算上限に達すると早期終了します。
| 項目 | 令和8年度の内容 | 根拠資料 |
|---|---|---|
| EV・PHVの補助額 | 各15万円(定額) | 令和8年度実施要領 第8 |
| FCVの補助額 | 30万円(定額) | 同上 |
| 家庭用充電設備 | 上限2万5千円(実費が下回れば実費・千円未満切捨て) | 同上 |
| 受付期間 | 令和8年4月1日〜令和9年1月29日 必着 | 石川県公式ページ(2026年4月9日更新) |
| 実施機関 | 石川県生活環境部カーボンニュートラル推進課 | 同上 |
| 令和7年度からの変更 | EV・PHVは10万円→15万円へ増額、FCVは50万円→30万円へ減額 | 令和7年度ページとの比較 |
石川県は「定額・車種別」というシンプルな設計ですが、隣接県では補助率型や抽選型もあり、条件の付き方がまったく違います。中部エリア全体の設計差は中部地方のEV・充電設備補助金 自治体別ガイドで比較でき、全国の充電インフラ側の枠組みは戸建てEV充電コンセント補助金と自治体併用の整理にまとめています。
「県の15万円だけ」で判断すると損をします
この県補助は単独では申請できません。実施要領 第3の1(1)で国のCEV補助金の交付を受けていることが要件になっているため、実際の受給額は国の補助(EVは上限130万円)が土台になります。国側の制度はCEV補助金の対象車種と申請の流れとCEV補助金の申請期限と保有義務(別表1の読み方)で先に確認しておくと、県の申請でつまずきません。
国のCEV補助金は、予算額に達した日の前日(営業日)で受付を終了します。次世代自動車振興センターは2026年10月9日に、終了見込みを「令和8年12月上旬~12月下旬目処」と公表しました。県の受付は令和9年1月29日必着まで続きますが、県は国の交付を受けた車両しか対象にしないので、国の受付に間に合わなかった車は県の15万円も受けられません。今から買う人にとっての本当の締切は、国の受付終了です。
| 締切 | 内容 | 根拠資料 |
|---|---|---|
| 国CEV補助金の受付終了見込み | 令和8年12月上旬〜下旬目処(申請状況により前後する可能性あり。事務局への到着日の先着順) | 次世代自動車振興センター 10月9日公表 |
| 国CEV補助金の最終期限 | 初度登録は令和9年2月1日まで/交付申請書は令和9年2月12日必着(それより前に予算額に達すれば、その前日で終了) | 同 10月9日公表 |
| 石川県(本補助金) | 令和9年1月29日必着(申請額が予算総額を超える場合は受付を中止することがある) | 石川県公式 |
| 能美市の上乗せ | 初度登録が令和8年9月までの車両に限る/受付は令和9年3月31日まで(同日で補助制度を終了) | 能美市公式 |
| 七尾市の上乗せ | 令和8年度は予算上限に達したため受付終了(2026年9月30日更新) | 七尾市公式 |
国の受付が終わったあとでも、それまでに国へ申請して交付を受けた車は、県の受付期間内(令和9年1月29日必着)なら県へ申請できます。逆に、書類に不備があると不備が解消されるまで交付されず、受付終了の直前の申請では直す時間が短くなるとセンターは注意しています。登録したらその週のうちに、書類をそろえて国へ出すのが安全です。
併用できます。普通・小型のEVなら国130万円+石川県15万円で合計145万円が上限です。そもそも国のCEV補助金の交付を受けていることが石川県補助の必須要件です(実施要領 第3の1(1))。令和8年4月1日以降に新車新規登録した車両の国の補助上限額は、普通・小型のEV(一充電走行距離160km以上)が130万円、軽EVが58万円、PHVが85万円、FCVが150万円です(令和7年度補正クリーンエネルギー自動車導入促進補助金 交付規程 別表2(3))。ここに県の15万円または30万円が乗ります。令和8年9月までに登録した能美市の車両は、さらに市の上乗せ(市内の事業者から購入ならEV・PHV10万円/FCV50万円)が乗ります。七尾市の上乗せは受付を終了しました。
| 層 | 制度名 | EV(普通・小型) | FCV | 根拠資料 |
|---|---|---|---|---|
| 国 | クリーンエネルギー自動車導入促進補助金 | 上限130万円 | 上限150万円 | 交付規程 別表2(3) |
| 県 | 石川県電気自動車等購入促進事業費補助金 | 15万円(定額) | 30万円(定額) | 実施要領 第8 |
| 市町 | 七尾市電気自動車等購入促進事業費補助金 | 受付終了(予算上限) | 受付終了(予算上限) | 七尾市公式(2026年9月30日更新) |
| 市町 | 能美市電気自動車等購入促進事業費補助金 | 10万円(市内事業者利用・令和8年9月までの登録に限る) | 50万円(同) | 能美市公式(2026年10月15日確認) |
| 令和8年10月以降に登録する場合の合計上限(国+県) | 145万円 | 180万円 | 上記資料の合算(能美市で9月までに登録した車はEV155万円・FCV230万円) | |
石川県は抽選ではなく先着で、予算がなくなり次第終了します。落選のある自治体での立て直し方は群馬県EV補助金の抽選結果、書類不備で差し戻される典型はCEV補助金 不採択5つの原因と対策にまとめています。
上限額どおりに出るとは限りません
国の交付額は「センターが別に定める評価の基準で算定した額」と上限額の低い方です。さらにメーカー希望小売価格(税抜)が840万円以上の車両は、そこに価格係数0.8を掛けた額になります(交付規程 別表1)。輸入EVや上位グレードのFCVはこのラインに触れることがあるため、シミュレーターの「840万円までの余裕」がマイナスなら国の補助は2割減で見積もってください。国側の実額の決まり方は令和7年度補正でのCEV補助金の継続内容で整理しています。
販売店から「補助金は全部で130万円くらい」と言われましたが、シミュレーターだと145万円になります。どちらが正しいですか。
販売店が案内しているのは国の130万円だけであることがほとんどです。石川県の15万円は国の額の確定通知を受けた後に県へ自分で申請する後追いの制度で、販売店が代行してくれるとは限りません。国の申請だけで終わってしまい、県の15万円を取りこぼす人が実際に多い部分です。国の申請手順はCEV補助金の申請窓口とWeb手順にまとめています。
EVとPHVは、太陽光発電設備の設置・自営線での接続・再エネ100%の電力メニュー契約のいずれかがないと申請できません。FCVにこの要件はありません。判定される場所は住民票の住所ではなく、自動車検査証の「使用の本拠の位置」または車庫証明の「自動車の保管場所の位置」です(実施要領 第3の1(3))。しかも処分制限期間(自家用乗用車で4年)の間は再エネを継続する義務があり、やめる場合は再生可能エネルギー廃止届出書(様式第5号)の提出が必要です(第13)。
ここが石川県だけの落とし穴
他県のEV補助金は「県内在住」「新車購入」で完結するものが多く、再エネの導入を4年間続けることまで求める県はほとんどありません。太陽光を載せていない持ち家、あるいは賃貸の駐車場を車庫にしている場合は、再エネ100%の電力メニューに契約を切り替えるのが現実的な選択肢になります。契約書や「契約内容のお知らせ」が申請書類(⑦)としてそのまま使えます。
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石川県のEV補助金は再エネ導入が要件なので、どのみち太陽光か再エネ電力の検討が必要になります。太陽光を載せて昼間の発電をそのまま充電に回せるかは、屋根の向き・面積・年間日射量で結論が変わるため、複数社の見積もりを並べないと判断できません。まず相場を押さえるところからで十分です。
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もう一つ見落とされやすいのが、石川県の住宅向け太陽光発電設備等普及促進事業費補助金を受けた場合、EV補助の再エネ確認書類(⑦)の提出が不要になる点です(実施要領 第9の1(1)※3)。同補助金は令和8年度も動いており、太陽光は1kWあたり7万円・上限5kW(35万円)、瓦屋根やカーポートへの設置は10万円加算、蓄電池は15万円または対象経費の3分の1の低い方です(石川県公式・2026年10月1日更新)。太陽光と蓄電池を同時設置する場合の交付申請期限は令和8年12月28日、太陽光を設置済みで蓄電池だけを付ける場合は令和9年1月29日です。V2H充放電設備(15万円)は申請額が予算の上限に達し、令和8年9月30日で受付を終了しました。
| 再エネ側の制度 | 補助額 | 期限 | 根拠資料 |
|---|---|---|---|
| 石川県 住宅向け太陽光発電設備等普及促進(太陽光) | 7万円/kW・上限5kW=35万円(瓦屋根・カーポートは+10万円) | 交付申請 令和8年12月28日 | 石川県公式 |
| 石川県 同(蓄電池) | 15万円または対象経費の1/3の低い方 | 交付申請 令和9年1月29日 | 同上 |
| 石川県 同(V2H充放電設備) | 15万円 | 令和8年9月30日で受付終了(予算上限) | 同上 |
| 津幡町 カーボンニュートラル加速化事業(家庭用太陽光) | 7万円/kW・上限5kW=35万円 | 令和8年度受付中・予算終了次第 | 津幡町公式 |
| 小松市 再生可能エネルギー設備設置費補助(V2H) | 一律10万円 | 令和8年度・先着順 | 小松市公式 |
| 白山市 エコハウス設備設置費補助(V2H) | 対象費用の1/2・上限10万円(既設太陽光への追加は上限5万円) | 着工2週間前までに申請 | 白山市公式 |
選択肢は「太陽光を新設する」「自営線で接続する」「再エネ100%の電力メニューに切り替える」の3つです。費用が最も小さいのは電力メニューの切り替えで、契約書や契約内容のお知らせがそのまま申請書類(⑦)になります。太陽光を新設するなら県の35万円に市町の補助が重なる可能性があり、県と市町村を重ねた実例は滋賀県の太陽光・蓄電池補助金比較、EVと蓄電池をセットで入れる型は糸島市のEV・蓄電池補助金(EV1台15万円)が参考になります。
つまり石川県では「EVを買う」話と「太陽光を載せる」話が制度上つながっています。全国の蓄電池・V2H側の動きは蓄電池・V2H補助金の受付状況まとめ、県と市町村を重ねる考え方は滋賀県の太陽光・蓄電池 市町村併用ガイドが参考になります。
対象者・対象事業
対象地域(石川県)
詳細条件・対象自治体は公募要領をご確認ください。
再エネ側をどう固めるかは、充電設備の補助まで含めて考えると選択肢が広がります。設備側に手厚い自治体の設計例は福岡市の充電設備・V2H補助金、屋根ソーラーを起点にEVと蓄電池までつなげる型は長野県の屋根ソーラー補助金でEV・蓄電池を導入するコツが近い考え方です。
銘柄ごとの交付額(令和8年10月13日現在)と県・市の公式ページの額から、3つの例で合計と締切を計算しました。車両価格はいずれも税抜840万円未満です。
金沢市に住む40歳の会社員が、日産サクラ X(軽EV)を11月に登録する場合は、国58万円+県15万円で合計73万円です。金沢市の上乗せは事業者向けなので個人は対象外です。自宅に太陽光が無ければ、登録より前に再エネ100%の電力メニューへ切り替えておく必要があります。国の提出期限は登録日の翌月の前日ですが、国の受付は12月上旬〜下旬に終わる見込みなので、登録したらすぐに国へ申請します。
能美市に住む35歳の会社員が、9月に市内の販売店で買ったトヨタ MIRAI G(FCV)をすでに登録している場合は、国150万円+県30万円+能美市50万円で合計230万円です。FCVは再エネ要件がありません。県は令和9年1月29日必着、能美市は国の額の確定通知書を受けてから令和9年3月31日までに申請します。
七尾市に住む50歳の会社員が、日産リーフ B7 X を12月に登録する場合は、七尾市の上乗せが受付終了のため、国129万円+県15万円で合計144万円が上限です。ただし12月は国の受付終了見込みの時期と重なり、国に間に合わなければ国も県も0円になります。年明けの登録になると、国の受付が続いていても国の額は100万円に下がります。
2026年8月19日に石川県19市町の公式サイトを全数確認したところ、車両購入に上乗せがあったのは七尾市・能美市・金沢市の3市だけでした(金沢市は法人・個人事業主限定)。10月15日に確かめ直すと、七尾市は予算上限で受付を終了し、能美市は初度登録が令和8年9月までの車両に限られます。残る16市町に車両の上乗せは確認できず(8月19日時点)、県+国の2層で完結します。一方でV2H充放電設備には小松市・白山市・羽咋市が独自の補助を出しており、車ではなく設備側で差が付く構造です。
| 市町 | 車両購入の上乗せ | V2H・充電設備の上乗せ | 根拠資料(確認日 2026-08-19。表の上8市町は10-15に再確認) |
|---|---|---|---|
| 七尾市 | 令和8年度は予算上限に達したため受付終了(EV・PHV 15万円/FCV 30万円だった。2026年9月30日更新) | 確認できず | 七尾市公式 |
| 能美市 | EV・PHV 10万円/FCV 50万円(市内事業者利用。市外事業者は各半額)。初度登録が令和8年9月までの車両に限る。受付は令和9年3月31日まで | 公式ページで確認できず | 能美市公式 |
| 金沢市 | EV 10万円(法人・個人事業主のみ。災害時協力の協定・登録が必要) | 確認できず | 金沢市公式 |
| 小松市 | なし | 住宅用V2H 一律10万円(令和8年度・先着順) | 小松市公式 |
| 白山市 | なし | V2H 1/2・上限10万円(既設太陽光への追加は上限5万円) | 白山市公式 |
| 羽咋市 | 確認できず | V2H充電設備 上限5万円(国・県補助控除後。年度表記なし=要確認) | 羽咋市公式 |
| 津幡町 | なし | なし(家庭用太陽光35万円は受付中。蓄電池は受付終了) | 津幡町公式 |
| 内灘町 | なし | なし(新エネ・省エネ補助は令和8年10月14日に予算上限に達し受付終了) | 内灘町公式 |
| 野々市市・かほく市・川北町・宝達志水町・中能登町・能登町 | なし | なし(太陽光・蓄電池の補助のみ) | 各市町公式の補助金一覧 |
| 輪島市・珠洲市・加賀市・志賀町・穴水町 | 確認できず | 確認できず | 公式の補助金一覧に該当項目なし(加賀市はCMS移行中) |
市の上乗せは「加算」ではなく「控除後の残額に対する上限」です
七尾市の要綱は補助対象経費から「国、県及びその他の機関等から交付された類似の補助金を控除した額」を基礎とし、能美市の交付要綱 第6条も同じ考え方です。つまり市の15万円・50万円は単純な足し算ではなく、国と県を差し引いた自己負担の残りに対する上限額です。実際の車両価格(EVで300万円以上、FCVで650万円以上)では残額が上限を大きく上回るため、結果として表の金額がそのまま出ますが、極端に安い車両では上限まで出ないことがあります。
能美市の上乗せは令和8年9月までに登録した車だけ
能美市の上乗せの対象は、自動車検査証の初度登録年月が令和8年9月までの車両です。9月までに登録していれば、国150万円+県30万円+能美市50万円でFCVは最大230万円(市内の事業者から購入した場合)になり、市への申請は令和9年3月31日まで受け付けます(市は同日で補助制度を終了)。市への申請は国の額の確定通知書を受けてからです。七尾市の上乗せ(EV・PHV15万円/FCV30万円)は、予算上限に達したため令和8年度の受付を終了しました(2026年9月30日更新)。
自治体をまたいだ金額差の付き方は、さいたま市EV補助金の国・県との合計額、名古屋市のゼロエミッション車購入補助、九州のEV補助金 自治体別一覧と比べると構造が分かりやすくなります。全国で見たときにEV補助金の申請がどこで落ちるかはEV補助金の申請の落とし穴と採択のコツにまとまっています。石川県内の他の制度は石川県の補助金・助成金一覧受付中の県・市町の制度をまとめて確認から探せます。
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EVは同クラスのガソリン車より車両本体価格が高く、車両保険の設定額もそれに合わせて上がります。補助金で実質負担を下げても、保険料が上がったままだと年単位で相殺されます。国と県の補助が確定するまでの待ち時間に、保険会社を横並びで比べておくと無駄がありません。
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実施要領 第3の1(2)は「エコファミリーに登録すること」を要件に挙げていますが、これは本補助金の申請をもって県が登録する扱いで、申請者が事前に別の手続きをする必要はありません。要件として意識すべきなのは、次のチェッカーの残り7項目です。自治体ごとに登録要件の作り方がどう違うかは九州のEV補助金 自治体別一覧と比べると分かりやすくなります。
対象者は県内に住所を有する個人、または県内に事業所・事務所等を有する法人です。充電設備の補助を受けられるのは個人だけです(実施要領 第4)。対象車両は国自動車補助金の対象車のうちEV・PHV・FCVの区分に限られ、超小型モビリティ・ミニカー・側車付二輪自動車・原動機付自転車は国では補助対象でも県では対象外です(第5(1))。リース契約も対象で、その場合は使用者の住所が県内にあることが要件になります。
単身赴任で住民票は県外のままですが、金沢に借りた駐車場を車庫にしています。対象になりますか。
県は「県内に住所を有する個人」を対象者要件(第4の1(1))に置きつつ、車両側でも自動車検査証の「使用の本拠の位置」と「所有者の住所」がともに県内であることを求めています(第5(3))。住民票が県外だと所有者の住所が県外になるため、そのままでは要件を満たしません。判断が微妙なケースはカーボンニュートラル推進課(076-225-1462)へ登録前に確認してください。登録後では取り返しがつきません。
県の補助はEV・PHVが一律15万円、FCVが30万円で、軽EVも普通EVも県の額は変わりません。差が付くのは国側で、軽EVの上限58万円に対し普通・小型EVは130万円と2倍以上の開きがあります。「エコカー補助金」という言葉で探している場合も、実体はこの国のCEV補助金と県の定額補助の組み合わせです。
| 車種区分 | 国CEV上限 | 石川県 | 2層の合計上限 | 根拠資料 |
|---|---|---|---|---|
| EV(普通乗用・小型乗用・普通貨物・小型貨物/一充電走行距離160km以上) | 130万円 | 15万円 | 145万円 | 交付規程 別表2(3) |
| 軽EV(軽乗用・軽貨物) | 58万円 | 15万円 | 73万円 | 同上 |
| PHV(EV走行換算距離40km以上) | 85万円 | 15万円 | 100万円 | 同上 |
| FCV(燃料電池自動車) | 150万円 | 30万円 | 180万円 | 同上 |
| 超小型モビリティ | 25万円(外部給電機能ありは35万円) | 対象外 | 25〜35万円 | 交付規程 別表2(3)/県 実施要領 第5(1) |
| ミニカー | 20万円(外部給電機能ありは30万円) | 対象外 | 20〜30万円 | 同上 |
上の表は区分ごとの上限額ですが、実際の交付額は銘柄・グレードごとにセンターが確定した額で決まります。石川県で選ばれやすい車種を、県の定額と合わせて並べると次のとおりです。
| 車種・グレード | 定価(税抜) | 国(R8.4.1〜12.31登録) | 国(R9.1.1以降登録) | 石川県 | 国+県(年内登録) |
|---|---|---|---|---|---|
| 日産 サクラ X(軽EV) | 2,363,000円 | 58万円 | 58万円 | 15万円 | 73万円 |
| トヨタ bZ4X G(FWD) | 4,363,636円 | 130万円 | 130万円 | 15万円 | 145万円 |
| 日産 リーフ B7 X | 4,717,000円 | 129万円 | 100万円 | 15万円 | 144万円 |
| 日産 アリア B9 | 6,711,000円 | 129万円 | 100万円 | 15万円 | 144万円 |
| 日産 アリア NISMO B9 e-4ORCE | 8,583,000円 | 103.2万円(0.8適用) | 80万円 | 15万円 | 118.2万円 |
| トヨタ MIRAI G(FCV) | 6,740,000円 | 150万円 | 150万円 | 30万円 | 180万円 |
| ホンダ CR-V e:FCEV | 7,539,000円 | 150万円 | 150万円 | 30万円 | 180万円 |
出典はいずれも次世代自動車振興センター「銘柄ごとの補助金交付額(車両登録日 R8.4.1〜)令和8年10月13日現在」です。アリア NISMO B9 e-4ORCE は定価が税抜840万円以上のため、上限129万円に価格係数0.8を掛けた103.2万円が実額になっています。同じアリアでもグレードが1つ違うだけで25万円以上変わるのが、この制度の実態です。国側の制度全体の枠組みはCEV補助金は令和7年度補正で継続、中部エリアの自治体上乗せとの比較は中部地方のEV・充電設備補助金 自治体別ガイドで確認できます。
ハイブリッド車(HV)は国のCEV補助金の対象外なので、県の補助も受けられません。「石川県 エコカー 補助金」で探している場合、対象になるのはEV・PHV・FCVの3区分だけと考えてください。対象車種の細かい線引きは国側の一覧で確定するため、購入前に販売店へ「CEV補助金の対象車両一覧に載っているか」を確認してもらってください。
県内の既存戸建住宅に設置する場合に限り、上限2万5千円が出ます。国の充電設備補助金(充電・充てん設備等導入促進補助金)の交付を受けていないことが条件で、両方はもらえません(実施要領 第3の2(1))。設置時期は車両の購入契約日以降かつ県への申請日以前で、車両の補助申請と同時申請が原則です(第6(1)・第9の2)。
国の充電設備補助と県の2.5万円、どちらを取るか
国の充電・充てん設備等導入促進補助金は個人宅への設置でも機器代の補助枠が大きく、金額だけなら国が有利になる場面が多い制度です。ただし国の交付を受けると県の2万5千円は受けられません。先に見積もりを取り、国の補助対象機器かどうかを確認してから選ぶのが正しい順番です。見積もりの段階で「国の補助対象登録機器かどうか」を販売施工店に確認しておくと、後から選び直す手間がなくなります。
石川県への申請期限は令和9年1月29日(金)必着です。ただし本当に急ぐべきは国の方で、国の受付は予算到達により令和8年12月上旬〜下旬に終了する見込みです。それより前でも、令和8年5月1日以降に登録した車は「登録日から1か月」(登録日の翌月の前日)が国の提出期限です。県は国の額の確定通知を受けてからでないと申請できないため、国の1か月を落とすと県の15万円も同時に失います。
| 車両の新規登録日 | 国への提出期限(登録日までに支払い完了) | 国への提出期限(登録日より後に完了) | 石川県への申請期限 |
|---|---|---|---|
| 令和8年8月中に登録 | 9月中(例: 8月19日登録→9月18日) | 10月31日 | 令和9年1月29日 必着(予算上限で早期終了あり) |
| 令和8年9月中に登録 | 10月中(例: 9月10日登録→10月9日) | 11月30日 | |
| 令和8年10月中に登録 | 11月中 | 12月31日 | |
| 令和8年11月中に登録 | 12月中 | 令和9年1月31日(ただし国の受付は12月上旬〜下旬に終了見込み) | |
| 令和8年12月中に登録 | 令和9年1月中(国の受付は12月上旬〜下旬に終了見込み) | 令和9年2月12日必着が最終期限(国の受付は12月上旬〜下旬に終了見込み) |
表の期限は、国の受付が続いている場合のものです。国は令和8年10月9日に、受付の最終期限を「初度登録は令和9年2月1日まで・申請書は令和9年2月12日必着」とし、それより前に予算額に達すればその前日で締め切ると公表しました。終了見込みは12月上旬〜下旬です。11月以降に登録する車は、国の受付終了に間に合わない可能性があります。県の15万円まで確実に取るなら、登録日までに支払い手続きを終え、登録後すぐに国へ申請する段取りにしておくのが安全です。国側の窓口と提出方法はCEV補助金の申請窓口とWeb手順、期限まわりの細かい規定はCEV補助金の申請期限と保有義務にまとめています。
令和9年1月1日以降の登録は国の補助額が下がります
センターが公表している銘柄ごとの交付額一覧(令和8年10月13日現在)では、登録日が令和8年4月1日〜12月31日と令和9年1月1日以降で金額が別建てになっています。たとえば日産リーフとアリアは129万円→100万円、アリア NISMO B9 e-4ORCEは103.2万円→80万円へ下がります(トヨタ bZ4X・サクラ・MIRAIは据え置き)。年をまたぐと国の分が最大29万円減る車種があるうえ、国の受付は12月上旬〜下旬に終了する見込みなので、年明けの登録では国の補助自体を受けられないおそれがあります。
国の提出期限は「登録日から1か月」。県より圧倒的に早く閉まります
令和8年5月1日以降に新車新規登録した車の国CEV補助金の提出期限は、登録日までに支払い手続き(現金・ローン・クレジット・リース契約の締結)が完了していれば登録日の翌月の前日まで、登録日より後に完了した場合は登録日の翌々月の末日まで(いずれも消印有効。リース車両はリース契約日で判断)です(令和7年度補正CEV補助金 応募要領 P9・P10「提出期限まとめ」)。令和8年4月30日までの登録に適用された「5月31日/6月30日」という期限は、5月1日以降の登録車には適用されません。
手続きは国→県→市町の3段階で、国の交付決定を受けてから県へ申請するため、県への提出は最短でも国の申請から1〜2か月後になります。順番を間違えると要件を満たせません。特に再エネの確保は車両登録より前に着手しておくのが安全です。下のチェックリストで進捗を管理できます。
用意しておく書類(チェックはこの端末にだけ保存されます)
提出先は〒920-8580 石川県金沢市鞍月1丁目1番地 石川県生活環境部カーボンニュートラル推進課(電話076-225-1462)。郵送・持参のほか石川県電子申請システムでも提出できます。電子申請を先行導入している自治体の運用は名古屋市のEV補助金(電子申請)、抽選制の自治体で落ちたときの動き方は群馬県EV補助金の抽選結果が参考になります。受付期間内でも予算上限に達すれば締め切られるため、国の額の確定通知が届いたらその週のうちに県へ出すつもりで準備しておくと安全です。
実施要領 第9の1に定められた書類です。写しでよいものが大半ですが、自動車検査証と自動車検査証記録事項は別物で、両方の写しが必要な点が見落とされます。国側で提出する書類とは別物なので、CEV補助金の対象車種と提出書類とあわせて2セット用意する前提で準備してください。
用意しておく書類(チェックはこの端末にだけ保存されます)
石川県EV補助金で実際に多い不交付・差し戻しのパターンを、実施要領の条文と突き合わせて整理しました。国側で落ちる原因はCEV補助金 不採択5つの原因と対策、全国の申請でつまずく共通点はEV補助金の申請の落とし穴と採択のコツに整理しています。
処分制限期間に注意
自家用の乗用車は4年、軽自動車も4年、充電コンセントは3年、それ以外の充電設備は5年が処分制限期間です(第12)。この間に売却・譲渡・廃棄・担保設定をする場合は、事前に財産処分承認申請書(様式第4号)を知事に提出して承認を受ける必要があります。3年で乗り換える前提の人は、補助を受けること自体を再検討したほうがよい場合があります。
県内に事業所・事務所等を有する法人も対象で、リース契約も補助対象です(実施要領 第2・第4の1(2))。ただし法人は充電設備の補助を受けられません(第4の2)。リースの場合はリース契約書の写しが追加書類になり、使用者の住所が県内であることが要件です。
金沢市の事業者向けEV購入費補助(10万円)は、「金沢市災害時防災活動協力協定」の締結者または「かなざわ災害時等協力事業所登録制度」の登録者であることが条件で、リース車と中古車・PHVは対象外です。申請期限も初度登録日から30日以内または当該年度の3月31日のいずれか早い日と短く、県の申請より先に締まります。県外を含む事業者向け設備投資の枠組みは金沢市 先端設備等導入促進事業、震災からの再建に関わる枠は石川県なりわい再建支援補助金で扱っています。防災まわりでは石川県の感震ブレーカー補助金も同じ窓口系統です。
次世代自動車カテゴリの補助金一覧EV・PHV・FCV・充電設備の全国の制度を受付状況つきで確認
オンラインで申請できます。必要な電子証明書・アカウントは公式案内をご確認ください。
申請書を郵送で提出します。宛先・締切(必着/消印有効)は公式案内をご確認ください。
窓口に持参して提出します。受付時間・場所は公式案内をご確認ください。
※ 制度の所管:石川県生活環境部カーボンニュートラル推進課。提出先(窓口)と最新の受付方法は公式資料でご確認ください。
| 補助対象経費 | 電気自動車等本体の購入等に要する費用、充電設備購入費、充電設備設置工事費(付帯設備工事費その他設置に… 詳細を見る › |
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| 公募期間 | 令和8年4月1日〜令和9年1月29日(必着)。県補助の要件である国CEV補助金の受付は、令和8年12月上旬〜下旬に終了する見込み(次世代自動車振興センター 令和8年10月9日公表)。 締切 2027年1月29日(金) |
| 実施機関 | 石川県生活環境部カーボンニュートラル推進課 |
| 主要スケジュール |
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| 申請方法 | 公式の案内で確認 公式申請ページへ (新しいタブで開きます) |
| 必要書類 | 交付申請(実績報告)書(様式第1号)/国自動車補助金の交付決定通知書兼補助金の額… 詳細を見る › |
| 公募要領 |
編集・監修: 中澤圭志(中小企業診断士)
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本記事は一般的な情報提供を目的としています。補助額・対象要件・募集状況は変更される場合があるため、申請前に必ず各実施機関の公募要領・公式情報をご確認ください。